アルツハイマーとともに〜おママの貼り絵日記〜

アルツハイマーの母(おママ)が作った貼り絵と暮らしを紹介しております。

2026年、これからどうなる⁉️

(2007年10月28日アルツハイマー認知症の診断から約8ヶ月)

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年初に背筋が凍る

これは2026年の元旦の夜のことでした。

私はこの日、実家に泊まっていました。ジジと夕食にオネコさん宅から頂いたお節料理を食べました。そして、私が2階の台所で食器を洗っているうちに、ジジは1階の電気を全て消して就寝してしまいました。大体20時頃のことです。

私が21時過ぎに翌朝ジジが食べるパンと常温保存可能な牛乳のパックを1階のテーブルの上に用意した時、ジジは轟音のようなイビキをかいていました。

それからは私の自由時間です。あまり正月番組に興味がなかったので、iPadを横向きにセットして、Huluで昔のアニメを見始めました。現在、暇を見つけては1980年に放送された『伝説巨人イデオン』を観直しています。

数話続けて観終わった頃に、私はふと違和感を感じました。

なんか階下で妙な音が聞こえるのです。

(いや、違う、玄関の辺りか?)

戸締りはきちんとしましたが、まさか強盗でも押し入ったか?

しかし、それにしては静かです。

それは古い木造家屋の階段が軋むような、そして微かですが、何か苦しそうな呻き声がしました。

「まさか❗️」

私が急いで2階から階段下を見下ろすと、真っ暗な階段をジジが呻きながらよじ登ろうとしているではありませんか⁉️

ポチッと階段の電気をつけると、ジジは足腰が不自由になっているのに、階段を4段ほど上がった状態で立ち往生をしていました。

「お父さん❗️どうしたの?危ないじゃないの。」

私はびっくりしてしました。そしてジジに所まで駆け降りて、介助しながら階段から下ろしました。

驚いた事に、階段下の玄関の辺りも、ジジの生活空間である1階の寝室もテレビのあるダイニングテーブル周辺も、ジジのここまでの動線は真っ暗だったのです。

しかも恐ろしい事に、ジジはいつも使っている歩行器を全く使わず、完全に手探りで階段まで移動し、上がろうとしていたのです。

「こんなに暗いのに、危ないし、どうしたの?」

再度訊ねたらジジはケロッとして言うではありませんか。

「もう寝ようと思って2階にあがろうと思ったんだ。」

このジジの発言は尤だと、言えなくもありません。

なぜなら、2020年8月まで、ジジはおママと一緒に2階で寝起きしていましたから。

しかし、おママの認知症は進む一方だし、ジジは足腰が弱まって毎日階段を上り下りするのが難しくなりました。それで2人は1階だけで暮らせるように家具を入れ替えました。

それから5年以上経っているのですよ。

「お父さんののベッドは1階だよ。」

と言ったら、ジジは小首をかしげました。

「いつも2階で寝ているから、おかしいな…。」

どうやらジジは目を覚まして、1階のベットから起き上がったようです。

「おトイレに行きたかったの?」

「いや,全然オシッコじゃなかったよ。もう一度ベッドで寝ようと思って、2階に行こうとした。」

多分ジジは夢から覚めて、2階で暮らしていたような感覚になったのでしょう。その頃は歩行器は使っていなかったので、自然と壁を伝いながら真っ暗な廊下を歩いて階段まで辿り着いたのが真相だと思います。

「2階のベッドは私が使っているから、お父さんのベッドはないよ。」

私がそうと言ったら、ジジは怪訝な顔をしました。

「いつもチャーコさんがいない時は2階で寝てるよ。」

「いやいや、私がベッドを整えて帰ったままの状態だから、それはないと思うよ…。」

「そんなはずはない、いつだって2階のベッドを使っているのに!」

そんな押し問答を繰り返しながら、私は1階のジジのベッドまで誘導すると、

「あ、ああぁ、そうか、ここだったか。」

ジジはようやく納得して、再び就寝しました。

この時,私は心底ゾッとしました。私が泊まってている夜だったから、早めに気がついて本来のベッドに誘導できました。

しかし、ジジは98歳。

それなりにボケているし、歩行器なしで歩くと転ぶ可能性が高いです。

ジジ独りの夜中に、ふと以前の感覚が蘇って、真っ暗な階段を必死によじ登ろうとしたら…。しかも、上の方まで上がって、力尽きる可能性もあります。そうなると、下りることも難しく、最終的には階段を落下する恐れもあります。

(朝、オネコさんがジジをデイサービスに送り出すために実家へ来たら、階段下で倒れているジジを発見する事だってあり得る。)

自宅での暮らしが,だんだん危険になってくる。

オネコさんも私も、

今年はそんな事も考えながら、サポートを続けていくことになるのだと思います。

本日アップの貼り絵

前回の記事でご紹介した貼り絵と同時に箱の中から見つかった作品です。

過去のおママの作品ファイルを見ていると,この紫系の紙を使った貼り絵は結構沢山あります。おママにとってはお気に入りの紙だったのだと思います。

しかしながら,私はこの紙の現物を見たことはまだありません。もしかしたらおママの作業机周辺にまだ眠っているのかもしれませんね。

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おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。

2025年12月の面会&おママのレザークラフト

(2019年10月25日アルツハイマー認知症の診断から約12年8ヶ月)

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誘導が難しくなってきた

毎月オネコさんと二人で特別養護老人ホームに面会に行っています。昨年の締めくくりは12月23日でした。

午前11時の面会予約でした。それに間に合うように到着して3階のおママの居室のあるフロアに行くと、おママは食堂の方に居たようで、スタッフさんに誘導されながら居室に戻ってきました。

その様子が、両手をスタッフさんと繋ぎ、背後にもう一人スタッフさんに腰を支えられてという、(↓)の絵のような感じでした。

「最近,一人では移動の介助が難しくなってきました。」

立ち上がる動作だけでも、正面から誘導するだけでなく、横からサポートしないとなかなか立ち上がれないようです。

本人が言語の大半を認知症によって失っているから、状況を言葉で伝えることが出来ません。そのため、おそらく、これは私の推測ですが、

(いよいよおママの緑内障による視野欠損は末期的な状況なのではないか?)

殆ど見えていない状態なら、本人は移動すること自体が怖いでしょう。

1ヶ月前の11月より、また少し進んだような気がしました。

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話し掛けても視線は合いません。おママは明るい光を感じるのか、天井の照明器具を見上げていました。(↓)

昨年11月に差し入れたフリース素材のトレーナーを着ていました。似合ってますね。

手探り

触覚を楽しむ絵本や、紙風船、ピンク糸の卵型のマラカスなど、以前から持参した物の他、オネコさんの提案でおママが過去に制作した革工芸の作品を一つ持っていきました。

今回はポーチです。横最大幅17㎝、縦13㎝、厚さ最大3.5㎝ですから、ちょっとした小物入れですね。

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<おママ、かつての自分の作品に触れる>

2025年12月23日11:12〜1分23秒秒

おママは自作のポーチの表面に施されたレザーカービングの模様を触っています。なめし革の表面にヘラや刻印で凹凸をつけて模様を描いているので、触感が楽しいのでしょう。

その次におママは何も置いていない白いテーブルの上を指さしています。もしかしたらおママの視野は断片的にまだらに残っているので、白い色がその狭い視野に入ってのかもしれませんね。

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 <おママ,ポケットに入れようとする>

2025年12月23日11:22〜1分39秒

手のひらサイズの卵形のマラカスをおママはポケットにしまおうとしています。今もおママはズボンにポケットがある事、そしてそこに何かを入れられることが分かるのですね。

2025年5月の面会に時も色和紙をポケットに入れようとしていましたが、その意識が半年後も残っているに驚きました。もしかしたら,日常的におママは何かをポケットに入れようとしているのかもしれませんが…(^◇^;)

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動画の後半で、おママは不意にオネコさんの顔が見えたようです。嬉しそうに笑いながらオネコさんの顔に触れていました。

おママは20分くらいで疲れてしまうようです。面会時間は30分ですが,私たちも早めに失礼しました。

一応、服や下着の引き出しを開けて、数があるかどうか確認しました。洗濯の方に出されていることも考えると、一応3組はありそうです。一安心です。

今年もまた、月一回のペースで面会をしたいです。

今回持参したレザークラフト

おそらく私が中学生くらいの時の作品だと思います。レザーカービングはおママの得意技でしたし、染色も仕立てもおママがやっています。カービングによる模様も綺麗ですが、仕立ても狂いがなく端正です。几帳面で器用なおママらしい作品だと思います。

(↓)正面から見るとこんな感じです。長年仕舞い込んでいたので、染色した色がほとんど褪色していません。カービングがとても上手です。

(↓)蓋を開けるとこんな感じです。蓋で隠れる部分もしっかり模様が入っています。

(↓)背面にしっかり模様をが入っています。

(↓)仕立てもしっかりしてますね。

 

(↓)過去にご紹介したおママのレザーカービングの作品です。

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本日アップの貼り絵

2019年10月25日の作品です。

材料は定かにはわかりませんが、リボンや包装に使われていた平らな紐を使っているようです。銀色のリボンを菱形にし、金色の細い紐を対称になるように加えています。すっきりしたデザインですが、意外と手の混んでいる作品ですね(๑˃̵ᴗ˂̵)

昨年、オネコさんが片付けをしていて、引き出しに入っていた小箱から偶然見つけた作品です。つまり、作品ファイルに収まっていなかったもの…。

2019年といえば、私がブログを始めたのが2016年12月ですから、おママの貼り絵のサポートをして、ブログ掲載のために作品ファイルに収めて全て写真撮影をしていた時期に当たります。

おママは貼り絵をすると裏面に日付を書いて、作品ファイルに収めるのがルーティンになっていました。

でも、時々、そうしないで空き箱や缶の中に入れることもあったようです。この作品はそんな一例です。でも,一緒に見つかったのが「2007年10月28日」の作品でした。

2019年と2007年…。おママはわざわざ2007年の作品ファイルから1枚取り出して2019年の貼り絵と一緒に箱に入れたのかしら?

謎です。(^◇^;)

「2007年10月28日」の作品は次回掲載します。

 

おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。

謹賀新年 2026年

(2021年1月13日アルツハイマー認知症の診断から約13年11ヶ月)

 

明けましておめでとうございます。

三賀日も終わってしまいましたが、

皆様、明けましておめでとうございます。

そして、ジジは98歳になりました。

お誕生日おめでとう(๑˃̵ᴗ˂̵)v

私は2日の夜自宅に戻っているので、オネコさんとひ孫ちゃん達がコンビニケーキでお祝いをしてくれたそうです。早速オネコさんから写真が送られてきたので、3人の顔面を加筆したのですが、ほぼほぼ元の写真と変化がありません。ジジも嬉しそうで何よりです。

このお正月は甥っ子世帯と姪っ子世帯が入れ替わり立ち替わりに実家を訪ねてくれたので、ジジはひ孫五人(オネコさんの孫です)と会えて楽しそうでした。

甥っ子,姪っ子には本当に感謝❗️(๑˃̵ᴗ˂̵)

すっきりしない正月

とは言え、私もオネコさんも年末の風邪が何となく燻っていました。

鼻水も咳もおさまってきたら、31日のお節料理などを作る段階で、

「あれ?味を感じない…。」

味見をしてもピンとこないのです。例年通りのレシピなので、料理は問題ないはず…。家族に味見してもらうと「美味しい」らしい。私は実感できないので首を傾げるばかりです。

これはオネコさんも同じだったらしく、もしかして、2人で引き込んだ風邪って、

「まさか、あの,味覚障害が後遺症になるやつだったか?」

コロナが変質して超弱毒化して、市中に蔓延する風邪に紛れてる?

((((;゚Д゚)))))))

まぁ,もう治ってきたから,考えるのはやめます。

(↓)この正月の黒豆とキントンです。見た目は上出来❗️でも味がよくわからない。それでも1月2日には味覚がしっかり戻ってきたので、ようやく味も例年通りの出来栄えだと判りました。(^◇^;)

今年の元日は実家に泊まりジジのご飯の世話をしました。

実は味覚障害もあったし、全体的に体調はイマイチだったので、オネコさん宅から頂いたお節料理を中心に昼食と夕食を盛り付けました。

お餅は高齢者には危険ですから、昼はレトルトの白米を主食にしました。夕食は冷凍の焼きおにぎりにしようと思ったら、冷凍庫には

「ないじゃないか❗️」(°_°)

コンビニまで買いに行くのも寒くて辛い。ふと非常食の在庫を見たら、町会から貰ったアルファ米の「尾西の五目ごはん」の賞味期限が近くなっていました。

「これを喰ったろ。」(^◇^;)

熱湯入れてかき混ぜて15分。今回は結果的にそれより10分くらい長く置きました。

www.onisifoods.co.jp

1袋でジジと私の二人分、余裕で足りました。

(↓)これがジジの元旦夜のメニューです。別の小鉢にわたくし手製の黒豆も添えました。

ジジは非常食の五目ごはんを

「これはとても美味しいね。五目ご飯だなんて作るの大変だったでしょう。」

えらくお褒めの言葉をいただきましたが、真実は伝えません。知らぬが仏です。

「この黒豆はどこで買ったの?」

「チャーコが作りましたわ。」

ジジは結構「美味しい」とか「良いね」とか「ありがとう」をよく言ってくれます。つくづく、穏やかな性格の父で、私達姉妹はは恵まれていると思います。

ジジは98歳になりました。このワンプレートをペロリと平らげるのですから、

今年もまだまだ大丈夫そうですね。(๑˃̵ᴗ˂̵)

本日アップの貼り絵

2021年1月13日の作品です。私が実家に居なかった時に、おママが一人で取り組みました。

お節料理の広告写真から切り抜いたのでしょう。

(↓)同じ日にこの2作品も制作していました。あおい四角のピースは同じ紙を使っていますね。(^。^)

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おママの貼り絵を見てくださり,有難う御座います。

今月のイチ押しリターンズ❗️2019年12月

(2019年12月11日アルツハイマー認知症の診断から約12年10ヶ月)

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散々な年末

前記事を書いている時から体調は悪かったのです。実際、12月24日のクリスマスには喉の痛みがひどくなり、25日26日には鼻水が滝のように流れました。前記事は体調不良もあり、なかなか進まず、実に4日間引きずってようやく28日日曜日にアップする事ができました。

しかし、その後から咳と鼻水と頭痛と激しい倦怠感から、身体を起こしているのも不可能になりました。

実家に3泊4日の実家当番だというのに…。頼りのオネコさんにちょっとお世話になりました。とは言え、オネコさんだって同時期に似たような症状の風邪をひいていました。仲の良い姉妹でも、そこまで一緒でなくてもいいにね。(๑˃̵ᴗ˂̵)

そんなこんなで、読者登録をさせていただいているブログに伺う事もできず、

申し訳ありませんでした。m(_ _)m

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「今月のイチ押し❗️リターンズ❗️」とは

2023年1月におママが特別養護老人ホームに入所したので、もう、新しい貼り絵作品は出来ません。(面会時にシール遊びはしますが…)

その直前の2022年12月まで、「月末企画❗️今月のイチ押し❗️」は当ブログの月末恒例行事でした。

オネコと私は「イチ押しミーティング」をして、特に印象に残る作品を選んできました。

それはすぐに意見が一致することもありましたが、紛糾する(大袈裟です)こともしばしば…。

しかし、それも出来なくなりました。寂しいものです。

「今月のイチ押し」は今見ても素敵な作品が多いです。当時を思い出して、今、感じることもあります。

そこで考えたのが「リターンズ❗️」。

6年間72枚の中から、私が特に好きな作品を再びご紹介する企画です。

(↓)先月の「イチ押しリターンズ❗️」です。

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*2019年12月11日

この日はおママの作業机の上に(↓)こんな感じで紙片をいくつか出しておきました。

 

2019年の夏ぐらいから、おママは貼り絵に使う紙を自分で1から探して選ぶ事が難しくなってきました。それが出来ない時が増えてきました。

それで、あらかじめ私が作業机に何種類かの紙や切れ端を出して置き、まるでおママが貼り絵をやり掛けていたと思えるようにお膳立てをする事が増えました。私はこれを「お題方式の貼り絵」と呼んでいます。

私が組合せを選んで用意した紙片を袋に入れてストックしていたのが「お題パック」です。

紙片を組み合わせながら、おママはきっと楽しめたと思います。

改めて見直しても画面から「どうかしら?いいでしょう?」というおママの声が聞こえてきそうです。

2019年の年末、海外では新型ウイルスの感染情報がありましたけど、まだ,日本は対岸の火事でしたね。ふと、そんなことを思い出しました。

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どうぞ,皆様,良いお年をお迎えくださいませ。

くれぐれもお風邪など召しませぬように(๑˃̵ᴗ˂̵)



2025年の総括

(2019年2月28日アルツハイマー認知症の診断から約12年)

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年の瀬

この金土日は実家止まりです。

東日本はとても強い風が吹いて、東京も凍える寒さです。

実家は築90年を超えた超オンボロ木造家屋です。エアコンで部屋を温めてもなぜか隙間から冷たい冷気が入ってきます。咳の出る鼻風邪を引いているので,私は寒くてしかたがありません。

今年も後4日…。年末年始、寝込んだりしないように気をつけたいです。

今回は今年2025年の総括をしてみようと思います。

*今年のジジ

ジジは97歳です。それなりにボケています。

しかし、現在でも私とオネコさんの名前はわかるのですが、その存在は「妹」のようです。

自分に両親(私の祖父母)がまだ生きているような気がするようですし、自分でしっかり見送ったのにその記憶もありません。70代前半で亡くなった実父が夢に出てきたのに実際に訪ねてきたと思い込む事もありました・。

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今年の初めに、ジジがデイサービスやショートステイに万札をこっそり持参していることが何度か発覚しました。

「お金がないとどうにもならない。」

「タクシー代もなければ家に帰れない。」

ジジ、お金を使う場面はないよ。

デイサービスもショートステイも、時事が利用している施設は貴重品持参禁止です。
それまで、ジジのデスクの引き出しにお金や通帳をしまっていましたが、オネコさんと私で相談し、完全にジジの手の届かなくて分からないない場所にそれらを終うことにしました。暫くは「お金をどこにやったの?」と気にしていましたが、月日の経過とともにそれも忘れていったようです。

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おママは認知症がかなりすすんでも買い物から戻る時に我が家を見るとそれが自分の家だと認識できていましたが、ジジは全く自分の家だと思えないようです。

「あっちの家に帰らないと」とか、デイサービスを会社だと思い込んだり、デイサービスからの自宅に送られてきたのに「事務所に連れてこられちゃったのだけど」とオネコさんに電話することも多かったです。

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今年の夏は暑かったのですが、昨年ほどジジの食欲は落ちませんでした。この歳になって持病がない超高齢者の死因は老衰か誤嚥性肺炎ではないかと思います。1年を通してそれなりに体力を温存できたのは良かったです。

ただ、些細なことで圧迫痕や内出血が起きて、身体中何らかのアザができていることが多かったです。

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その原因の一つに、強盗や悪漢を退治するためにベッドの中に杖や金属を持ち込んでいて、睡眠中にそれに手足があたって内出血が起きることもありました。

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記憶もあやふやだし、かなり衰えたように感じますが、夏には曽孫とトランプをしておりました。

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ふと,若い頃の仕事のことを思い出して、それが夢なのか現実なのか混乱する事もよくありました。

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ジジには来年も元気に過ごして欲しいです。

今年のおママ

おママは今年92歳になりました。もうすぐ特養に入所して丸3年になります。

入所時の要介護は4でした。当時から緑内障で視野のほとんどを欠損していましたから、今も少しは見えているので、幸いな事だと思います。

面会は定期的にオネコさんと私で月に1回のペースで行っております。

しかし,行くたびにおママがどこを見ているのかわからなくなりました。すぐ目の前に玩具を置いてもおママの視線と注目は得られず、会話もほぼできないので、おママは20分くらい経つと疲労してしまいます。

母親の衰えを如実に受け止めるのは、もう慣れているはずの私でも辛く感じます。

それでも今年は6月にジジも一緒に面会に行きました。お互い誰と合っているのかも分からない(すぐに分からなくなる)ので、連れて行く側は疲労感が増します。

今年はまだギリギリジジも奥さんだと分かる(直ぐに腹違いの姉と間違えていたが)のですが、来年はどうでしょうか?

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4月の面会の時、オネコさんは折り畳みのできるブラシを 追っていきました。それを見て、おママは一瞬ですが髪を解かす仕草をしました。おママにはまだ「女性らしさ」が残っているのだと思うと,とても嬉しかったです。

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7月の面会の時には多摩簿型のマラカスを美味しそうに食べる真似をしていました。食いしん坊はの性格は認知症がかなりすすんでも衰えていないようです。

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おママが来年のうんと先まで目が見えていますように。(๑˃̵ᴗ˂̵)

今年のチャーコ

今年のチャーコの不調の元凶はちょうど一年前の年末押し迫っの事件に帰結します。椅子の上に乗って高いところのものを取ろうととし、足を滑らして床に落下しました。腰を強く打ち、腰椎1個胸椎1個を骨挫傷し、骨盤の中の仙骨はパックリ真っ二つにするようにヒビが入っていました。

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数ヶ月コルセットもしましたが、半分潰れた胸椎と腰椎は元には戻りません。今もどことなく腰が曲がっています。半年ほどあまり動けなかったので、運動不足で激太りしました。せめて食欲がおとろえてくれればよかったのに、私の食欲は全開でした。

来年は絶対に痩せてやる❗️

健康面はこんな調子でしたが、ブログは週一更新になっても続いていますし、今月でブログ開設丸9年になりました。10周年も視野に入ってきたので、来年も続けていきたいです。挿絵イラストもだいたい月2枚のペースで描き続けられたのは良かったと思います。 

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下手の横好きで始めたイラストですが、来年3月で6年になります。年齢が高くても続けると若干上達します。当時の絵は体の形を取るのも拙くて,今見たら恥ずかしい限り。

とは言え、その頃の絵を今現在の私が描けるかというと書けないと思います。

絵は一期一会。

人間はAIより曖昧で不確かな脳を持っています。だから、同じ下絵を何枚かトレースして色を塗っても全く同じにはなりません。そこが面白いところでもありますね。

だからこそ、今描けるもの、今描いているものを大切にしていきたいです。

今年、描けて良かったなと思うのは,やはりおママやジジの絵です。

(↓)これは子供の頃の思い出です。おママも若かった。

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(↓)おママがまだ娘時分の姿を想像して描いてみました。

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オネコさんとおママの母娘を描くのは好きです。

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たいがい3枚くらいのスマホで撮影した写真を元にラフスケッチを作成するのですが、頭の中でなるべく破綻のないように組み合わせるのが結構難しいです。使っているのはiPadとApple Pencilという全くのデジタル画なのですが、やっていることはスケッチブックに鉛筆でラフを描いているのと同じです。

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(↓)描いてみて,改めて自分の老いを実感する事もあります。来年も現実の自分を見つめたいけたらいいなと思います。

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今年は娘が『ウマ娘』の二次創作本を作り、夏と冬のコミケに参加します。同じアプリケーションでデジタル画を描いているので,単純作業的な手伝いをしました。それはそれでやれば楽しいし、勉強にもなるのですが、入稿が押し迫ってギリギリになるのだけはやめて欲しいです。心臓に悪すぎ❗️💢

2025年はアニメオタク、特にガンダムオタクにとって特別な年だったと思います。

ガンダムの老舗サンライズエヴァンゲリオンのカラーが2社共同で制作した新作です。勿論、キャッキャッ言いながら視聴していたのですが、あまりこれ関連のファンアートが描けなかったのが残念です。

www.gundam.info

ジークアクス』も良かったけど、、サイゲームズピクチャー(ウマ娘とか)の完全オリジナルアニメ『アポカリプスホテル』が、私としては今年最高だったなと思います。

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apocalypse-hotel.jp

アナログ画の方では岩絵具による彩色仏画と截金(きりがね)を今年も続けていました。

特に細く切った金箔を画面に貼っていく作業は難しく、この一年は全エネルギーをその練習に費やした感があります。自宅にいる時は必ず数時間は練習していますが、いまだにコツが掴めません。それでも彩色仏画の仏様の衣に金を貼る練習を続けています。

(↓)これは一年前の写真です。(糊は膠とフノリの混合液です)

(↓)観音様の裳に「麻の葉」と「七宝」を施す練習

練習はこれからも続けていきたいです。

本日アップの貼り絵

2019年2月28日の作品です。

私が実家にいない時に、おママが一人では取り組むました。

使用したのは新聞の広告写真です。片側全面広告だったので、私は一部分を撮影しました。黄色い矢印で示したチョコレートの写真が使われています。

belamer.jp

おママの貼り絵を見てくださり,ありがとうございます。

 

今年買ってよかった❗️2025 スワニーのキャリーバック

今週のお題「買ってよかった2025」

(2021年10月24日アルツハイマー認知症の診断から約14年8ヶ月)

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藁をも掴む気持ちで

ちょうど1年ほど前の2024年12月29日の深夜、私は家の中で怪我をしました。

椅子の上に立ち上がって高いところの物を取ろうとした私。その刹那、何故か椅子から足を滑らして床に勢いよくお尻から落下しました。

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それによるダメージはかなり重く、胸椎と腰椎はそれぞれ一つずつ片割れ状態、仙骨はスパッと大きくヒビが入っていました。

私はこれまで実家と自宅を大きなリュックを背負って移動していましたが、ドクターストップがかかってしまったのです。

「重い荷物は持たないで、リュックなんて絶対ダメ。4輪のキャリーバックの方が良いです。駅では階段は使わずにエレベーターとエスカレーターでね。それと、外出は最低限にして、遊びに行ったりしないように❗️

今年の1月時点では、私の身体は悲鳴をあげていて、歩く事自体が辛かったです。

しかし、実家通いだけでなく、私は仏画や截金や古典購読の講座への参加もあり、休むのも自分に負けた気がします。どうしても続けたい。

医師の言うとおり、4輪のキャリーバックを購入して、なんとかこの状況を乗り越えようと思いました。

オネコさんにこの話をしたら、

「是非,スワニーのキャリーバックも検討して❗️」

と耳寄りな情報をくれました。彼女は娘夫婦に子供ができて、その手伝いに行くようになり購入したそうです。

「やはり,ちょっと高かったけど、10年使ってびくともしないし、安定感はあるし、本当に買ってよかったと思っている❗️」

当時の私には、近所への買い物ですら辛かったから、あれこれ物色している余裕もありませんでした。スワニーのHPを見て新宿の京王デパートに直営の売り場があることを知りました。新宿は実家へ行くための乗り換え駅ですから、往きに寄って即買いしようと決めました。

swany-shop.jp

スワニーバッグ直営店 - 株式会社スワニー

確かにスワニーのキャリーバックは少々お高いです。しかし2年ほど前に、私は4輪のキャリーでバックが取り外しできる物を秋葉原ヨドバシカメラで探したことがあります。その時も、私の希望条件に合うバックは2万円をゆうに超えていましたから、しっかりとした安定感があって機能的な商品はそれなりのお値段なのでしょう。 

私は公式サイトで商品知識を得て大体値段も把握して、十分納得してから直営の売り場に行きました。

「腰を痛めて荷物が持てないから、この売り場にある物の中から買います。」

そう言うと、売り場の店員さんが丁寧に説明したり商品を棚から下ろして見せてくれました。試しにハンドルを握って歩いてみるとガタガタせずに車輪の音も静かでスムーズ。しかも高さは6段階に調節できて歩いている途中でも変更が簡単です。

「バックの大きさは小さいのと大きいのがありますが…。」

「大きいのがいいです。」

バックが大きくなるとお値段も高くなります。コラボ柄のバックは更に割高なので、最初はなるべく地味でシンプルなデザインを選ぼうと思いました。

しかし、私の眼は上品なワインレッドのキャリーバックに釘付けになってしまいました。よくみると、それはウイリアム・モリスの有名な「いちご泥棒」の柄なのです。

「これは…。」

すると店員さんは

「柄物は好みもありますから…初めはお勧めしませんでしたけど、無地のバックは無難なので持っている方も多いです。お気に召したら是非…。」

当初の予算より5000円も高い。でも、腰が楽になるまで毎日杖のように使っていくなら、高くても気に入った物にしよう。自分の貯金で買うんだから、誰に遠慮がいるものか。

専用のレインカバーと合わせて、4万円から少しお釣りが来ました。あぁ、清水の舞台から飛び降りるようなお買い物でしたよ。(^◇^;)

正面  バックの持ち手のところに小さな隠しポケットがあるのが便利。バック本体の開閉は上部のチャックで大きく開くので出し入れし易いです。

後ろ側  黄色の矢印のところにストッパーがあります。電車に乗った時などはストッパーを効かせておくと動きません。チャック付きの大きなポケットは便利に使えます。

バックを外したフレームのみの姿。軽量ですが安定感があります。車輪は75ミリで大きく、道に凸凹があっても動かし易いです。

本当に買って良かった

購入から1年近くなりましたが、今やこのキャリーバックは私の相棒です。実家との行き来、習い事、通院、近所のスーパーへの買い物、外出時はいつも一緒です。

現在、腰は前よりはいいのですが、それでも圧迫骨折で片側が潰れた骨は元には戻らないし、骨盤の中の仙骨も動作の加減によってはまだ痛みます。安定性のあるスワニーのキャリーバックに掴まりながら歩く事もあります。

使用感は軽いし、バックの着脱もできるし、重い荷物を運ぶには楽ちんです。高齢の方がキャリーバックを使っている気持ちがよく分かりました。今より腰が楽になっても、私はこれを手放す気にはなれないと思います。

「キャリーバックは基本的にBABAAアイテムだと思うけど、これは…ウイリアム・モリスの柄と色が良いよね。」

娘のアズキには褒められたのか貶されたのかわからない言われ様でしたが、きっと褒められたのでしょう。(^◇^;)

ただ、古典購読の会で、私より20歳近く年上の歴とした高齢男性から

「どうしたの?これって、よく高齢女性が杖代わりに使っているキャリーだよね」

と軽く小馬鹿にするように言われて、

(はぁ⁉️貴方には言われたくない)

と思いました。ええ、事実ですよ。でもね、お元気な高齢男性は御自分が高齢である意識が抜けているのでしょう。骨折の危険はどこに潜んでいるか分かりません。他人事じゃないですよ。💢

今年1年間、私の歩行を支えてくれたスワニーのキャリーバック。

昨日も今日も、毎日にように使いました。オネコさんには

「私は10年以上使ってるけど、この使用頻度ならチャーコさんのはそこまではもたないかもしれないわね」

と言われています。きっと来年もその先も、使って使って消耗したら、またスワニーのキャリーバックをリピートすると思います。

70代80代になっても綺麗な柄物のキャリーを転がして街を闊歩するお婆さんになりたいです。

本日アップの貼り絵

2021年10月24日の作品です。私が実家に居ない時におママが一人で取り組んだので、制作途中の写真や動画もありません。

写真は随分前におママと旅行会社のパンフレットから切り抜きました。長らく紙片を貯めた缶の中にあったので、おママは使ってみたのでしょう。

(↓)使用した紙

小津和紙で購入した2種類の友禅紙

義母クレバーの遺品から見つかった和紙。赤と黄色の模様にわしはデータが見つかりませんでした。

おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。

最近ジジを訪ねてくれたお客様たち

(2021年2月3日アルツハイマー認知症の診断から約14年)

 

その1 兄97歳、妹92歳

11月中旬から12月上旬にかけて、実家には3組の親戚が来てくれました。

ジジは97歳、それなりにボケています。

だから誰が来てくれても、割と早く忘れてしまうのですが、親しい身内の来訪は本当に嬉しいようです。

その最初は2025年11月16日の日曜日でした。

ジジの妹の久美子叔母が娘のKちゃんと車で出掛けたついでに寄ってくれました。

短い時間だったけど、高齢の兄妹が元気で会えたのは本当に幸せな事です。

(↓)の写真は一応、目の部分を隠して私が加筆しましたが、実のところ元の写真とあまり変わりませんでしたわ。2人のお肌はツヤツヤで血色が素晴らしい❗️(๑˃̵ᴗ˂̵)v

その2 孫の一家が来てくれた❗️

11月24日にオネコさんが宅に息子一家が遊びに来ました。そして、実家の方にも足を運んでくれて、ジジは可愛いひ孫ちゃん2人に会えました。

(↓)一緒にUNOをやっているのですが、ジジは(私も)今ひとつルールを把握できなくて、なんとなく参加しておりました。

小さなお子さんたちとの交流は、ジジにも刺激になるようで、その日の夕食時に

「あの子達、可愛かったね」

と言っておりました。ジジは3時間後もちゃんと覚えていたのですね。(๑˃̵ᴗ˂̵)

これから寒い季節になるけど、ひ孫ちゃんたちが元気で過ごせますように。

久美子叔母やひ孫ちゃんたちの来訪についてブログに書く時は、私はたいていイラストも載せたくなるのです。しかし、わたくし…、現在野暮用で絵を描く時間がありません。写真のみとなったのがちょっと残念でした。

その野暮用の元が「その3」なのです。

その3 アズキがやって来た

今年の夏、娘のアズキがコミケで『ウマ娘』の二次創作本を出しました。通販を合わせてそこそこ販売できたので、気をよくしたアズキは、冬のコミケに第二弾を引っ提げて参戦することになりました。趣味とはいえ、漫画を描いて本にするって結構大変なのです。

harienikki.hatenablog.com

アズキはiPadで「CLIP STUDIO PAINT」のEXで原稿を描いています。私は同じアプリケーションの廉価版であるPROを使っているので、夏は「トーンを貼るための選択範囲をストックする」手伝いをしました。それはそれで楽しいのですが、

「もし冬コミもやるなら、私にも都合があるから、手伝えないよ…。」

そう言っていたのですが…、私は娘には甘く、チョロイ母なのです。(^◇^;)

そんなこんなもあって、原稿の手伝いやギガファイル便でのデータの送受信のやり方などを私と打ち合わせるために、アズキは実家に来たのです。

gigafile.nu

勿論,久しぶりにジジにも会うためでもありますわ。

(^◇^;)

12月5日の金曜日の昼頃に、ジジと一緒にお昼を食べる感じで、アズキはお弁当を買って実家に現れました。

その時、折り悪しく、ジジはちょっとした粗相をやらかして、私とポータブルトイレの場所でバタバタしていました。

「お…おおぅ…。お取込み中でしたか…。」(°_°)

その後、私は大量に溜まってしまったポータブルトイレのバケツの汚物を水洗トイレに流す時に、トイレを詰まらせてしまうという惨事まで発生。

「オネコさん、あの、トイレが詰まった時にバコバコする、あれ。お宅にあるかしら?」

「バコバコって…あれなんて言うんだっけか?それ、たぶん実家の階段下の物入れ入っているはず。」

私がオネコさんに涙目で電話をしている隣の部屋で、一応お尻周りがスッキリしたジジは孫のアズキと談笑しながら昼食にありついていました。

ええ、良いんですよ。ジジが気持ちよくお昼を食べられて、アズキも久しぶりにジジと交流できて何よりですよ。(TT)

あのバコバコの正式名称は「ラバーカップだそうです。俗に「すっぽん」ともに言うらしい。

無事にトイレの詰まりも解消して、私はヨレヨレになりながら昼食を済ませてアズキと打ち合わせをしたのです。

只今、娘の手伝いの真っ最中で、「トーン貼りのための選択範囲ストック」に追われております。それで、ブログの挿絵を描きたくても、

描く時間がない…。(°_°)

本日アップの貼り絵

2021年2月3日の作品です。

私が実家に居ない時におママが一人で取り組んだので,制作途中写真や動画はありません。

私は長らくこの貼り絵について誤解していました。

(↓)元はこのマーブルペーパーです。おママが50代の後半から60代でルリユールを習っている時に購入した舶来の染色紙でした。60センチ×90センチ位の大判です。

何度か私がこのマーブルペーパーを出して、おママがハサミで切って貼り絵に使っていました。(↓)模様の目に沿ってハサミをデリケートに動かして切るおママは本当に器用な人だったと思います。2枚の写真はこの貼り絵の制作日とは異なりますが、こうして丹念に切り分けた大きめのピースは大体いつも紙片を貯めた缶の中にありました。

その中の大きな1枚のピースを、
「おママは大胆に、ハガキの上にポンとそのまま貼り付けたのだろう。」

そう思っていました。

でも、写真を改めて見直すと、2枚のピースを組み合わせていたのです。(↓)下の写真では赤と青の線で囲ってみました。

なんだか不思議ですね。私は1枚と思っていたけど、当時のおママは同じ紙から切って整形した2枚のピースを「こう組み合わせよう」と意図を持って貼り合わせていたのですから。認知症歴14年のおママが、おママなりに考えてこのように貼った。

それを思うと,些かぶっきらぼうに感じられたこの貼り絵が、

ちょっと愛おしく感じました。

(↓)同じ紙を使った関連作品です。

harienikki.hatenablog.com

harienikki.hatenablog.com

harienikki.hatenablog.com

(↓)同じ2021年2月3日に、おママは糊の代わりにケチャップで貼り絵をすると言う事件があったとさ…(^◇^;)

harienikki.hatenablog.com

おママの貼り絵を見て下さり,ありがとうございます。