米軍がベネズエラの首都カラカスを奇襲攻撃し、マドゥロ大統領夫妻を拘束した。交際法的には明々白々な侵略であり、米国に道理はない。ベネズエラのマドゥロ大統領がベネズエラが南米一の油田保有国で本来なら豊かな国であるのに経済運営に失敗して国民の3分の1が国外脱出するはめになり、大統領選挙で敗北したのに居座りを決め込んだ独裁者であり、正統性がなくても外国が武力攻撃により大統領を拘束する正当性はない。
イラク戦争と似ている。イラク戦争はブッシュ大統領が連合国(国連)の支持を得ようとしたり、国際社会が米国のイラク侵略に賛成したり、反対したり喧々諤々だったが、ベネズエラ侵略は連邦議会の承認どころか通知もしないものだった。議会の承認を得るには時間がかかるし、秘密会にしてもどこからか漏れて奇襲攻撃にならなくなるからだ。だが宣戦布告もないので法的正当性はない。
支那やロシアは国際法違反と非難しているが、欧州は苦慮している。英国は距離を置いているが批判もしている。フランスも国際法違反という立場だ。しかしイタリアのメローニ政権は支持表明を出した。日本はどうするかというと高市早苗は国際社会がどうするのか右を見て左見て沈黙している。米国のベネズエラ攻撃は明々白々な侵略だが、だからと言って米国を批判できる日本ではないからだ。武力による現状変更そのものなのだが。
新聞も朝日新聞でさえ「侵略」とは書けないかもしれない。国際法違反と書いて非難するのが精々かもしれない。イラク戦争を戦争の大義名分がなくとも社説で支持した産経新聞はベネズエラ侵略を支持するのではないか。読売新聞は支持不支持を明確にはしないというところか。毎日新聞と日経新聞は侵略とは書かないが、非難するのではないだろうか。明日には分かる話だが、とりあえず以上のように予想しておく。新聞も社説を1日ずらすところもあるかもしれない。外れても別に何をすることもないが、嗤ってくれて構わない。当たっても新聞の立ち位置の予想に過ぎないので凄いわけでもない。
戦争には大義名分が必要だ。何もなければ無名の帥、侵略になる。ベネズエラの国民は歓喜の声を上げているが、トランプはベネズエラ国民を解放するために攻撃したわけではなく、石油欲しさに攻撃したのだ。まさに無名の帥そのものだ。戦争には大義名分が必要で国家にも正当性が必要だ。正当性がなければ国家として国民がまとまれないのだ。特に米国のような人工国家はそうだ。米国は欧州の国民が移民してできた寄せ集めなのだ。核となる正当性がないと分裂するしかない。まして石油欲しさに侵略しましたなどと正当性が崩壊しかねない。ソ連も共産主義の正当性が崩れたため崩壊したのだ。米国が一気に崩壊することは考えられないが、ジワジワ米国民の精神を痛めつけるだろう。
だが明々白々な侵略であっても米国を罰する国はない。米国は唯一の超大国だからだ。支那であっても軍事的な懲罰は無論のこと経済制裁もできないだろう。連合国(国連)安保理に持ち込まれたが、米国が拒否権を行使すればそれで終わりなのだ。総会で多数派が米国のベネズエラ侵略を非難しても強制力はない。まさか台湾(中華民国)のように米国を国連(連合国)から追放するわけにもいくまい。
安倍晋三は大東亜戦争での米軍の民間人虐殺を国際法違反ととも国会で答弁しなかった。岸田文雄もだ。骨の髄まで米国の犬なのだ。だがこれが自民党であるし、「戦後」なのだ。左翼が #戦後を終わらせない とツイートしているが、それは自民党政治を終わらせないということと同義でもあるのだ。高市早苗は米国を批判できないだろう。日本国民も米国に逆らうことは考えもしていない。高市早苗の支持率が少し下がるくらいだろう。
だが正当性がないベネズエラ侵略は米国国内で揉めるのではないか。イラク戦争は大量破壊兵器をイラクが保有していることが戦争の大義名分だった。結果としてなかったわけだが、イラクの石油が欲しいと侵略したわけではない。だがベネズエラ侵略はベネズエラの石油狙いが見え見えなのだ。これを許して良いのだろうか。新年は正月早々に波乱だ。報道を見逃せない。
新年は活動量を増やしたいと元日にブログを書いてすぐ2日休んでしまった。申し訳ない。不調だったからだが、自分から調子を崩してしまったのだ。生きていくのがしんどいほどだったが、まあ今日はある程度復調した。何とかブログを書ける。ツイッターもやりたいところだが、ぼちぼちだろう。
新聞はやはり不買・解約しかない。とにかく経済財政に関して財務省の犬そのもので日本経済を崩壊させるからだ。新聞のABC部数は9月から出ていないので面白くないのだが。
テレビもつまらない番組を見るのを止めよう。芸能人のババ抜きなど誰が見たいというのだ。芸能人の喜んだり追い詰められたりする顔を見るのが愉しいのだろうか?あまりにも手抜きの企画だ。
高市早苗は優秀だが、高市早苗にも経済を再生できなければ自民党は終わりだ。そして「戦後」も終わる。どうなるか主体的に関わっていこう。
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