
「その日が来たとき、自分がどれだけえらくなっているか見当もつかない。えらくなりすぎてタイヘンである。みんなびっくりすると思う。結婚してほしいと言ってくる女の子もたくさんいるかもしれない。けれどもぼくはもう相手を決めてしまったので、結婚してあげるわけにはいかないのである。」
日々油断なく、精進を重ねる小学4年生の「ぼく」。同級生のウチヤマ君と共に、探検を重ね色々な研究に勤しむ。そんなぼくが住む町の歯科医院の隣の空き地に突如現れたペンギン達。歯科医院で働く、「おっぱい」も素敵な大好きなお姉さんとペンギンの関係は・・・そして研究すべき不思議な物が回りにあふれ・・・それぞれの散らばったピースが一つになった時・・・そんなお話です。
切ない・・・少年のほのかな恋も、謎を解明した結末も、そして決意も・・・・小4のガキが非常にかっこよく、男である。ワクワク楽しく、くすくす笑え、最後に鼻の奥がつ~んとなる切なさまで準備されている至れり尽くせりのエンターテイメント小説・・・・けっこう傑作では?
非常に大変面白かったです。