花男の物置部屋 引っ越して4カ所目

57歳で早期リタイアもくろんで還暦目前のセミリタイアから齢を重ね中の1967年産。備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「PSYCHO-DELICIOUS」 by PINK 1987


1stからこの3枚目の「サイコデリシャス」までは本当に好きだったPINK。そういや2枚目の「光の子」までは高校の先輩がアシスタントエンジニアでクレジットされてたなあ(バンド内でギタリストがいじめられてるらしいとか裏話を聞かせてくれたっけ・・・)。今聴くと妙に懐かしいです。

PINKを聴き始めたのはFUNKを良く知らない頃でこういうのがFUNKって言うんだと思ってた。でも今聴くと、どっちかって言うとTALKING HEADSとかッぽかったりニューウェイブぽかったりそういう感じ系。

ピンクのサウンドの魅力はぶっといベースとタイトなドラムの作る疾走感とそこに乗っかるキーボードのカッコよさ、そしてなんと言ってもボーカル福岡ユタカの喉が素晴らしい・・・・ああ、いじめられてたらしいギターの人も地味ながら言い仕事してると思うんだけどなあ・・・

アルバムとしてで言うと1stや2ndの「光の子」の方が好きかも知れない。でもこのアルバムを選んだのは2曲目の「Naked Child」が大好きだから。ギターの渋谷さんっつう人にとっては全参加アルバム中、一番の見せ場だったんじゃないかっつう感じでギターのカッティング一本から入って、突然切れ込んでくるドラムとベースのカッコいいこと(矢壁さん&岡野さん)!!そして「いっぱい居る」福岡ユタカのボーカルとコーラス、切れ味鋭いホッピー神山のシンセ!!真冬のような透明感と疾走感あふれるサウンドにメランコリックなメロディーがまたマッチして日本のポップスでしかありえない気持ちよさ。

ちょっとTALKING HEADSかBRAIAN FERRYかっつう「BODY AND SOUL」とか「KEEP YOUR VIE (一番売れた?マクセルかTDKのCMソングだった・・・)」も悪くない。前作の中の名曲「Don’t Stop Passenger」ラインのいかにもPINKらしい「LOVE IS STRANGE」もかなり良い。テクノっつうかニューウエイブっつうのかそっち系が好きな人は「SCANER」や「BODY SNATCHER」とかが良いのかも。ともかくPINKの3枚目までは80年代の極上の日本のポップス(ロック?)が楽しめますです。おっさんは昔を懐かしむために、若い人も温故知新っつうことでどうよ?