花男の物置部屋 引っ越して4カ所目

57歳で早期リタイアもくろんで還暦目前のセミリタイアから齢を重ね中の1967年産。備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

活字もすっげえたまには読むぞ

「アンソロジー 嘘と約束」 アミの会 アンソロジー

アミの会物です。こちらのテーマは嘘と約束となかなか対比的なモチーフ。 ブレーキをかけずに自転車で坂を下ると新しい自転車がGET出来る。そんな噂になった事件と年金受給詐欺とケースワーカーとあたりや高校生のその後?・・・自転車坂/松村比呂美 小学校4…

「消失村の殺戮理論」 森 晶麿

殺戮理論シリーズ?第二弾ですか。 知性溢れるカニバリスト?木又リクが自分の中に同居する岩井戸泰巳、本来大学4年生だが先の事件の後に准教授になる。行方不明の研究員をさがしてほしい的な依頼のが来て、消失点の場所にフィールドワークに向かう。お供は…

「流血マルチバース」 五条 紀夫

作者が「ここはどこですか? どういう世界線ですか?」と街で尋ねられた女性から、聞いた話を小説家したと言う体で始まります。 見知らぬ富豪から無人島での財宝探しに何故か誘われた兄妹。二人は10年前そこに居て、火山の噴火に遭遇し妹は記憶を失っていた…

「魔法律学校の麗人執事3 シーサイド・アドベンチャー」 新川 帆立

魔法律学校の麗人執事シリーズの3巻です。 魔法律学校1学期の締めくくりは臨海合宿(アエステイバ)。男子のふりをしてる野々宮椿としては水着が問題。でこの世には幻影魔法付きのラッシュガードってのがあるらしいと知る。一緒に買いに行こうと伊織からのお誘…

「不純正律 下」 佐藤 青南

音喜多弦&鳴海桜子とコンビシリーズ第五弾。今回は上下巻に分かれての、こちらは下巻。 行方不明女子大生の母親のところに連続殺人犯か送られてきた瓶詰の指。DNA判定でその指は行方不明中の彼女=山本寧々の物と判明。桜子は行方不明の後輩巡査もその連続…

「シュレディンガーの殺人者」 市川 哲也

オカルト雑誌「レムリア」のライター田中永遠=♀29歳とその担当編集者の礎怜=♀32歳は色んな意味でパートナー。ある日夜七不思議の語られる転用予定のある廃校に取材で忍び込む。そこで宴会兼イチャイチャでもしようかとやって来たらしい怜の親戚の西園寺と…

「水鏡文彦の奇書探訪 竜宮から帰ってきた男」 十三 湊

歴史資料の収集研究を行うお仕事=アーキビスト。そんな仕事をしてる水鏡文彦は29歳、美男子、正確に難あり。相棒によれば初見の印象は良いが15分で幻滅するらしい。文彦の祖父は聖人君子を絵に描いた様な人物だった一方で、死後に歴史文書の精密かつ大量な…

「巌窟の王」 友井 羊

1913年、ガラス職人だった岩田は身に覚えのない殺人罪で逮捕される。先に逮捕された犯人が自分の罪を軽くするため、主犯として岩田の名前を出したためだった。無実を訴えるも聞き届けられず一審では死刑に、二審では無期懲役となりそのまま刑務所へ。監獄で…

「放課後にはうってつけの殺人」 佐藤 友哉

昭和の終わりから平成へ。中学生の浅葉悟はクリスマスイブの夜に父の書斎で発見した血まみれのコートを林に入り焼く。連続幼女殺人事件とそれが頭の中で結びつき・・・自分の平穏を守るための行動だった。それを同級生の見船美和に見つかる。脅され事情を話…

「メゾン美甘食堂」 水生 大海

築40年のレトロな外観も可愛いメゾン美甘。ワンルームメインのこちらは古いので家賃もお得。そして何よりここには住人専用の食堂がついており、お安くレベルも高く独身者にはありがたい。そこで食事を作っていた有美子さんが骨折で入院し、その代わりにやっ…

「白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2」 井上 真偽

前作はBrother編とSister編に分かれて刊行された「ぎんなみ商店街の事件簿」、シリーズ第2弾ですね。 母を亡くし父は海外に単身赴任中で4人兄弟で暮らす木暮兄弟。絵本作家だった母のつけた名はガンバの大冒険にちなんで、元太、福田、学太、良太。 焼き鳥屋…

「成瀬は都を駆け抜ける」 宮島 未奈

成瀬あかりシリーズ3作目で完結だそうです。成瀬三部作とか言うと七瀬三部作(筒井康隆)みたいだなw 京大に進学した成瀬あかり。入学式で想い人に告白できずにせめて同じ学校にと頑張って京大に入ったら相手は志望校変えて東大に行ってたと言う不幸少女と友達…

「暁星」 湊 かなえ

N県のある高校で開催された「高校生文芸作品コンテスト」の檀上にて著名小説家で文部科学大臣の清水義之が刺殺される。犯人の永瀬暁は清水がかかわっていた宗教団体に全財産を貢いだ女性の息子だと言う。そして彼の父は小説家でもあった。やがて拘留中に暁は…

「食べてはダメとは言いません 暮林医院栄養室」 仙川 環

尊敬する先輩の離職をきっかけに管理栄養士をしていた病院を辞め、メディアの仕事をしていた暮林玲奈。病院時代に担当した患者さんの暑中見舞いを見て、もう一度管理栄養士の仕事をしたいと思ってた矢先に拾った小犬を転機に実家へ。実家は亡き祖父の後を継…

「たとえば孤独という名の嘘」 誉田 哲也

警察庁公安部の佐島、一流ハイテク企業に勤める稲澤、二人が学生時代に愛した女性にそっくりな女がそれぞれのタイミングで二人の前に現れた。ある日死体として発見された女性がその女だと判断される。その女=部下だった彼女に対する殺人罪として逮捕された…

「わたしがいなくなった世界に」 七河 迦南

七海学園シリーズ、アルバトロスは羽ばたかないから15年ぶり、空耳の森入れるても13年ぶりの新作。 あの事件から時を経て、ようやく意識の戻った北沢春奈。学園職員としての復帰を目指しリハビリを開始。学園の高1三人娘から、同僚からもたらされる最近の学…

「不純正律 上」 佐藤 青南

音喜多弦&鳴海桜子とコンビシリーズ第五弾。今回は上下巻に分かれての、こちらは上巻。 都内で起きた殺人事件の捜査で音喜多と桜子は再びバディを組む。そんな折音喜多の所には桜子の父薬丸から失踪人の非公式捜索依頼が。捜索を依頼されたのは女子学生、そ…

「狼少年 ABC」 梓崎 優

大分久しぶりの新作ですね。まだ3作目か。今回は短編集と言うより中編集かな? 父一人娘一人の家庭で過ごす11歳の少女。軍の仕事で父が戦地に、彼女はアメリカ本土から叔父の住むハワイへ。コナの花が一面に咲く"コナスノー"が壮絶美しいらしいが、それはま…

「犯人と二人きり」 高野 和明

11年ぶりの前作の後の3年ぶりの新作は短編集 2064年、突如現れた一切の記憶を持たない男は"そういう人"の勤務を募集していた研究所で働き始める。そこでは皆から愛され何不自由ないようで、それでも穢れであっても人として当たり前の過去を持たない自分に不…

「君に綴る4つの謎 ブラックボックス、誰が解く?」 アンソロジー

書下ろし4編でWhy Done It?、Who Done It?、How Done It?、Narrative Trickに沿って書かれた短編集ですか。 喧嘩に明け暮れるヤンキー高校生の法蓮虎矢は行きつけの喫茶店でミステリィマニアの同級生=三田村かなでに出会い、街で起こってるナイフを用い…

「虚池空白の自由律な事件簿」 森 晶麿

編集者古戸葉は学生時代からの友人で自由律俳人の虚池空白と街に散らばる「野良句」を集め編纂する企画を遂行中。そんな中で現れる謎の句たち? 行きつけのバーで店員の女の子が退勤時に残しって行った紙ナプキンに書かれた不思議な句・・・「月消し帰る」 …

「とどけチャイコフスキー」 中山 七里

岬洋介シリーズの第10弾ですね。 クリミアへの侵攻により世界から孤立するロシア。岬洋介の奇跡の5分のあった、あの時のショパンコンクールで5位に入選したヴァレリーはモスクワ音楽院で客員教授を務めていた。そんな音楽院でもウクライナ籍の生徒とロシア人…

「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 大人の小休止と鎌倉野菜のポトフ」 友井 羊

シリーズ第10弾ですね。 今回の主役は理恵の元後輩でしずくも常連の伊予。忙しく働く日々と、心配ながらしばらく没交渉だった祖母の死でパニック障害に。休職し祖母の実家鎌倉で遺品整理をしながらの生活を。休職前にベンチで発作中に優しく声をかけてくれた…

「刹那の夏」 七河 迦南

割と好きな作家さんもずっと新作が出ず、漠然と引退しちゃったんだろうなあと思ってたら短編集がやってきました。加えて今月「七海学園シリーズ」の新作も出るとの事でAmazonで予約済み。こちらは短編集 叔父の遺したボトルシップ的な物の中身は帆船ではなく…

「魔法律学校の麗人執事2 ブラッディ・バトル」 新川 帆立

本当は女子だがなりすまし、条ヶ崎マリスの執事として魔法律学校で生活する野々宮椿。魔法力はゼロ。主人=マリスは嫌な奴と思ってたけど、実は正直な努力型エリートだったりもして、不器用にたまに優しく執事生活も悪くない。マリスと実家が敵対関係にある…

「火星の女王」 小川 哲

火星へ人類が侵出した仮想未来のお話。かつて一獲千金を求め火星へ移住してきた人々。レアメタル採掘事業の益と地球火星間の移動エネルギの折り合いが悪化し、地球側の火星事業団体は近い将来の撤退を見据えて投入資金を絞っている。火星での生活は困窮に近…

「さよならジャバウォック」 伊坂 幸太郎

暴力を振るってきた夫を、流れで逆に殺してしまった量子。その時突然"助けに"やって来たのは大学時代のマジックサークルの優しき大男な後輩の桂凍朗。二人は山奥に量子の夫の死体を埋めに行くことになる。そこで記憶がなんとなく無くなり・・・量子の目を覚…

「Jミステリー2025 FALL」 アンソロジー

前編書下ろし&推し作家さん2名(誉田哲也&中山七里)の名を見つけ購入。 「それはない」誉田哲也:人質を取り立てこもっているのは、バイトテロにより閉店に追い込まれ過労死した主人の恨みを果たそうとする妻? その説得役に選ばれたのは魚住久江巡査部長・…

「雨のやまない世界で君は」 綾崎 隼

隕石の衝突により、北半球では雨が止むことが無くなった。日本でも国民の8割は衝突時に亡くなり社会は崩壊し・・・そんな中でも少しづつ生活が復活して行った22年後を生きる母と娘=晶と茜。彼女たちを助けてから行動を共にするようになった少年の樹希。今年…

「エピロクスの処方箋」夏川 草介

「スピノザの診察室」の続編ですね。 早世した妹の息子=甥を育てるために大学病院から京都の地域病院へ移って来た雄町哲郎。甥の龍之介も中学生になり、大学病院から研修で週に何度か派遣される後期研修医の南も哲郎の懐いて(?)る。大学病院からは哲郎をま…