ポンコツなりに仕事を覚えてきて何となく気づいたのは、「おじいちゃん先生も割と素っ頓狂なことを言う時がある」ということだ。
もちろん自分の無知から来る珍奇な言動との比率は9:1ぐらいではあるが、明らかに「ん?それは違うんじゃね?」という指示を受ける時がある。
ここで辛いのが、普段からこっちがガンガン言われる立場で自然と向こうの言い方が強くなるのは仕方ないとして、たまの反撃(というのは言いすぎだが)の時に「ん?ああそうか」で流されてしまうことだ。
こっちがやらかしたら「お前それはお前おかしいやろお前ェ」ぐらいの勢いで来るのにそっちがやらかしたら「おおそうか」で終わりというのは、立場の差を差し引いても納得いきませんわよ。
知識も経験もダントツという部分は否定しないし素直に尊敬するが、それとこれとは話が別だと思う。まあ『そういう人』と言ってしまえばそれまでだが、「すまんすまん」程度でいいから謝罪の言葉が欲しいと思ったりするのはワガママだろうか。
それはさておき、昨日係長から「一応帰る時は工場内を一周して残ってる人に挨拶して回ってね」と言われた。
社長の方針らしいが、きちんと守っている人から一切守らない人まで様々だ。まあ色々な人がいる会社なので無理強いはしていないとかなんとか。
聞くところによれば、仕事もバリバリできて社長とも仲が良かった人がその挨拶の形式だけは絶対に納得できず、最終的に仲違いして辞めたこともあるらしい。
どちらの言い分もわかるのでそれについては何も言わないが、自分が「『何もできない人間』から『挨拶しかできない人間』にステップアップしよう」と思っていただけに、自分からそれができていなかったことが情けない限りだ。
本当に挨拶を大事にしている人間ならば、上司に言われる前に自然と自分から帰宅時の挨拶をしているはずだ。こういうところで自分が「意識しないと挨拶できない」かつ「根本的な部分で挨拶をめんどくさがっている」ということが露呈してしまった。
過ぎたことは仕方ないので、昨日今日は言われた通りに挨拶回りをして帰った。他の社員から「あいつ急に挨拶してきてビビるわ」とか「誰かに注意されたんかな」とか思われているだろうが、むしろ新入社員のうちにしか治せない部分だと思うので今後も愚直に守っていく所存だ。
お先に失礼します。さよなライオン。(全力ダッシュ)


