
先日、ドンキホーテに行ったら「かわいい韓国スタイルの靴」というコーナーを発見!どうやらPtuPtuというブランドの靴が並んでいました。

いまさらですが、日本での韓国デザインのイメージは、キュートなイメージが強いんだなと改めて感じました。


厚底で、丸い可愛らしさが目立つスリッパ、派手ではないけどキラキラと輝くパールで洗練されたスニーカー、カラフルなスニーカーなど、一度は韓国で見たことがあるようなデザインでした。
しかし、私が日本に住んでから時間が結構経っていることもあり、最近の韓国の靴のトレンドがこのようなものなのかと思って調べてみました。
韓国のMZ世代の特性!별다꾸(ビョルダク)
まず、韓国で一番流行っている靴はやはりクロックス(crocs)でした。いろんなシーンで利用可能で、自分だけのクロックスでカスタムができるからだと思います。
何よりも履きやすいので、今年もクロックスの人気は続くと予想されます。これは日本でも同じだと思いますね。
ケーキ、キーボードまでカスタム
でも、クロックスの流行の理由の中で、よく考える必要はあることがあります。それは「カスタム」です。
MZ世代の最大の特徴といえば、自分の価値観や個性がはっきりしていることです。デジタル技術やソーシャルメディアの発達の影響と言われていますが、そのためかMZ世代にとってカスタムになるかどうかの問題は重要な課題の一つです。

なので、韓国のMZ世代にも以前から服、バッグを始めケーキ、キーボードまで、様々な分野でカスタムを楽しんでいます。
そのため、"별다꾸(ビョルダク)"という新語も生まれました。ビョルダクは、「별거 다 꾸민다(ビョルゴ ダ クミンダ/つまらないものまで飾る)」の省略語です。
私だけの靴が欲しい!신꾸(シンク)の時代
このような現象は靴にも現れ、今年「신꾸(シンク)」という新語も生まれました。シンクは「신발을 꾸미다(シンバル クミダ/靴を飾る)の略語です。
(1)カスタムしやすいスニーカーの売上上昇
オンラインファッションモールであるably(에이블리/エイブリー)によると、今年4月のスニーカーの売上は前年同期に比べ120%増加したそうです。
なぜスニーカーなのと思いますが、たぶんカスタマイズしやすい靴として知られているためと考えられます。

今年5月1日~15日基準、スニーカーの代表的なブランドアディダスの商品中、「ネオジョグブルーホワイト」の売上高は、前月同期比15倍以上(1,403%)、「コートインドアサンバ」は296%増加したそうです。
また、無彩色のナイキスニーカーである「コートバローズ」も172%取引額が増加しました。これも派手な靴の装飾を強調できるためと分析されます。
(2)靴カスタムカテゴリーの売上が急増
それだけでなく、シンクの流行により「靴を飾る」カテゴリーの売上も前月比150%増加しました。
その中でも今年4月時点、靴ひも商品の売上高は前年同期比95%増加。

スニーカーの紐に付けて飾る「靴キーホルダー」は、3月に比べて50倍近く(4,890%)成長したそうです。
(3) バレエコアも合わせたカスタムも人気

他にも2023年から韓国では「발레코어(バレエコア)」という衣装が流行っていました。
バレエコアとは、バレエ衣装と日常着を組み合わせたスタイルを指します。BLACKPINKのジェニーが着用してから流行になりました。特徴としては、
バレエシューズであるトシューズと、ダンサーが着用する服であるレオタード、チュチュを模した服に、ひざまで上がるニーソックスや白いタイツをコーディネートするのが特徴です。

それなのか、シンクも「バレエコア」に合わせたアイテムも人気です。
今年4月15日~5月15日の間に「リボン靴ひも」の検索量が、前年同期比35倍以上(3,460%)増加。「シフォン靴ひも」(3,270%)、「サテン靴ひも(312%)」など、バレコアの代表的な素材の検索量も大幅に上昇しました。
「靴はとにかく履きやすいものでなければならない」と考えられた以前とは違い、靴さえ自分の個性を表現するためのアイテムになっていることが不思議で面白いですね。