
Directed/Story by Lijo Jose Pellissery
Starring: Fahadh Faasil, Indrajith Sukumaran, Kalabhavan Mani, Swathi Reddy
「ジャッリカットゥ」も「イエス様…」も見ていないので初めてのリジョー・ジョーズ・ペッリシェーリ監督作品なのだが、変な映画だったぜ!とはいえ話自体はシンプルで、村の教会を中心に、身分違いの恋や、教会の権威主義にまつわる老司祭と若い司祭の対立などがコミカルに描かれるかなりとっつきやすいコメディだった。そもそもはじまりかたが下ネタ…
教会のバンドの存続危機が一つの主要な軸としてあるので、フォーマット的にはミュージカル。なのだけど今まで見たマラヤーラムの挿入歌的ソングシーンや他の地域(例えばタミル)の半ば独立したソングシーンとは違って、ナラティブと地続きではあるけど幻視的な部分があるという感じ。「音楽」も一つのテーマなのかな。
最後はバンド対決になるのだが、歌い始めた時は「クラリネットじゃないんかいっ!」と思ったけど最終的にはクラリネットになりました。でもみんな指の動きはかなり適当でした笑。そういうところも含めて結構リアリティはない不思議な寓話的な味わいだった。
役者面。才能はあるのだが父の死のトラウマで人前で演奏できない気弱なクラリネット奏者ソロモンをファハド・ファーシルがやってるのだがおぼこい若者演技をしていた。たまに天使と降臨してくる父と交信している。ソロモンと身分違いの恋をするヒロインショーシャナ(スワーティ・レッディ)が暴れん坊で結構面白かった。あと進歩的な司祭を演じるインドラジット(プリトヴィのお兄さん!似ている)はかなり美味しい役であった。最初のダンサーを従えたダンスシーンがおもろい。
ミュージカルなだけあって音楽が多くユニークで面白かったのだが、クレジットでA.R.ラフマーンに謝辞を捧げていたので何?と思ったら音楽監督のPrashant PillaiはA.R.ラフマーンのスタッフとしてキャリアを始めたのですね。





