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池田良二「歴史の然」 根室の野外彫刻(5)

(承前)


 根室市清隆町3丁目の「ときわ台公園」にある、根室市街地では最大の彫刻。

 石の塔のまわりに、日時計のように石が埋められ配置されています。

 

 作者は根室出身の版画家池田良二さん。
 毎年開かれているアートプロジェクト「落石計画」の舞台になっている、市内落石の旧無線局の古い建物をアトリエにしていたことでも知られています。

 公園からは根室市役所の新しい庁舎が見えます。

 作品の上部には、渦巻きのような文様が刻まれています。
 

 

 

 

 北海道デジタル彫刻美術館には作者が「池本良三」となっています(2025年5月2日閲覧)。

 池本さんは苫小牧の画家です。 

 

歴 史 の 然
池田良二 制作 
 
1792年10月20日ロシアから最初の遣日使節アダム・ラクスマン一行が、漂流民大黒屋光太夫ほか2名の送還と、我が国との通商を求め、帆船エカテリーナ2世号で根室に入港した。
日本国とロシア国との通交・通商交渉は、実にこのアダム・ラクスマン根室来航から始まった。 この歴史的事実を誇りとし、未来へ永く伝えるため、記念碑「歴史の然」をここに建立する。
1994年10月20日 根室市

 

 

 

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(この項続く)