北海道美術ネット新館

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2019年11月のあれこれ


 最近わかったことをいくつか。

 札幌の自宅の書類の山に埋もれて行方不明になってしまっている『北海道の野外彫刻マップ』を、地元の図書館で見つけて借りてきた。
 ただ、この本には「正誤表」があるはずなのに、図書館の冊子には貼られていないのが気になる。

 とりあえず、苫小牧の野外彫刻のうち、作者不明になっていた「青年の樹」が、伊藤隆一さんの作品と明記されていることがわかった。

 オホーツク管内については、この冊子に網羅されているものは大半をこのブログにすでにアップしている。
 一部、北見市常呂町などにまだ見ていない作品がある。
 ただ、この冊子は1997年の発刊なので、これ以降に設置された作品も相当ある。このブログにも、冊子にリストアップされていない彫刻がかなりの数、載っている。

 作品リストのうち、遠軽町丸大に「カノーバーの女神」(カノーバー・アントニオ)とあるが、これが何のことかわからない。
 丸大の「太陽の丘えんがる公園」にある、人魚姫の像のことだろうか。
(そもそも、海のない遠軽町の丘の上になぜ人魚姫の像があるのか、よくわからない)

 同公園には、いくつかの野外彫刻があるので、折を見て紹介する予定。


 図書館には、畠山三代喜さんの作品集もあった。
 美術の書棚でなく、郷土資料のコーナーだったので、なぜだろうと思っていたら、なんと畠山さんは遠軽の出身だったのだ。
 畠山さんは北海道を代表する金工作家で、昭和20年代には「道展三羽烏」の一人と言われていた。
 しかし、遠軽には彼に関する施設や、郷土資料館のパネルのたぐいがない。
 
 遠軽というと、安彦良和さん(漫画家、「機動戦士ガンダム」キャラクターデザイン)ばかりが語られるが、ほかにもいろいろな関係者がいそうな気がしてきた。