北海道美術ネット新館

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2008年10月23日(3) 二十四軒→円山→大通


承前

 Insomnia(インソムニア)からいちばん近い駅はいうまでもなく桑園だが、地図を見ると、意外と東西線の二十四軒も近そうだ。

 あるいてみることにした。

 北10条と北11条の間の道。
 倉庫の裏側とか、家とかがつづく。
 人通りも車の通行もすくないのに、そば屋もある。

 おどろいたのは、条丁目地区だというのに、畑がまだあったことだ。

 二十四軒駅の6番出入り口までは15分ほどだった。

 ところで、この6番出入り口は、2方向にいっぱい扉のついている、巨大なものである。
 しかし、人通りはほとんどない。

           

 ガラスのピラミッドの中みたいだ。
 コンクリートの上に土がたまって、こけが生えている。


           

 階段をおりていくと、東西線の車輛からは姿を消した装飾が、壁紙として貼られている。


           

 さらにおりていくと、階段の横にだだっ広い空間がひろがっている。
 なんのためにあるのか、よくわからない。




 東西線は、ほかにも菊水の巨大通路など、なかなかふしぎな空間がある。


 ひと駅だけ乗って「西28丁目」降車、「工芸愛海詩」へ。
 愛海詩は、円山公園でおりても西28丁目でおりてもほとんど変わらないような気がする。
 黒瀬戸や灰釉の鍋の展覧会(片口や皿もあったけど)。これからの寒い季節にぴったりの企画だ。

 CAIでは、柿崎熙展「林縁から」を見る。室蘭の画家Kさんにバッタリ会い、しばし雑談。

 「北1西27」からジェイアール北海道バスに乗り、「札幌彫刻美術館入口」降車。
 「宮の森緑地」を通って同美術館へ。

 先だっても書いたけれど、ことしの紅葉は昨年ほどの劇的な美しさはない。赤系は美しいものの、もう終盤を迎えつつある。ところが黄系はまだ色づきが本格化していない。
 いま山道をあるくと、なんだか中途半端なのである。
 カシワなどは、茶色くさびたような色に変わりつつある。

 赤系が昨年よりも早かった理由はわからないけれど、黄系の色づきがさっぱり進まないのは、やはり暖かすぎるからではないか。
 10月下旬なのに、最低気温がふたけたで、コートも着ないで歩けるというのは、札幌としてはかなりの高温だ。

 写真は別エントリで。


 札幌彫刻美術館から坂道をおりて宮の森美術館へ。
 いつもなら、本郷新「奏でる乙女」のある三叉路から左へと降りていくが、きょうは右の道をとり、ボタン式信号をわたって、北1条宮の沢通へと下っていく。

 宮の森美術館では粟津潔
 ポスターがむちゃくちゃカッコイイ。個人的には、この会場でこれまで見たなかでベストの展覧会。
 館のロビーで、写真家のKさん、デザインなどの仕事をしながらアートとデザインの橋渡しなどをすべく奔走しているIさんとばったり会い、しばし雑談。

 「神宮前」からジェイアール北海道バスで「円山公園駅」へ。
 東西線に乗りつぎ、「大通」へ。

 時計台ギャラリーの展覧会については別エントリで紹介。

(了)