音楽、舞台、映画、建築など
(承前) 吉野隆幸さんは帯広の現代アート作家です。2010年代に隔年で開かれて北海道の美術史に大きな足跡を残した「帯広コンテンポラリーアート」全5回のうち最終回(2018年)の「河口」の実行委員長を務めた、「十勝の5人」のひとりです。 ふだんは、古いリンゴ…
(承前) JR白石駅です。 札幌市交通局が地下鉄東西線の白石駅を遠く離れた場所につくってしまったので、ややこしい事態になっていますが、こちらが元祖の白石駅です。 昔は、この駅前から国道12号までの間は商店や映画館があって、にぎわいを見せていましたが…
抜群のダンスとポップなテクノサウンドで日本国内はもとより海外でもツアーを行う人気の3人組みアイドルグループ Perfume (パフューム)。 自分で裁縫したりファッションに興味があったりするわけでもなく、あ~ちゃん、かしゆか、のっちの区別もおぼつかない…
「画家ボナール ピエールとマルト」予告編 ピエール・ボナールは19世紀末から20世紀にかけてフランスで活躍した、ナビ派の画家。 全道展や道展などにも直接間接の影響が感じられる画家が散見されて、おさえておくべき重要な画家だという思いです。 逆にいえ…
(承前) ドイツを代表する映画監督のヴェンダースが、これまたドイツ出身(映画を見ると現在はフランスに巨大なスタジオを構えているようですが)の著名な美術家であるアンゼルム・キーファーの世界に迫った映画。 ドキュメンタリー映画と銘打っていますが、…
(承前) 前項のアップから3週間もたってしまいました。 武蔵小金井という、東京の都心から西に離れたマチまで出かけたのは、映像を使ったインスタレーションなどを国内外で精力的に発表している札幌拠点の作家伊藤隆介さんの、実験映画の特集上映が行われるた…
歌志内にある旧空知炭礦の関連施設が老朽化のため取り壊されることになり、最後の一般公開を5月3~5日に行うということを、ツイッター(現X)や北海道新聞デジタルで知り、訪れることにしました。 もともと行く予定だった「大正館」から歩いて3、4分のところ…
北海道教育大が進めている展覧会&オンライン講義シリーズの一環。 もはやどこらへんが「縄文」なのかよくわからないまま、会場で上映されていた映像作品3本のうち2本を見ました。 イップ・ユック=ユー監督の『九龍における再び憂鬱な1日』と『プラスティッ…
Happy Xmas (War Is Over) Happy Xmas (War Is Over) (Remastered 2010) 今年は絶望の思いが強い。 どうして世界から戦火がやまないのだろう。 これじゃ War is not over じゃないか。 ガザの死者は2万人を超えたと伝えられる。 ガザの子どもたちは、毎年、…
(承前) 映画監督の展示を文学館で行うことにどういう意味があるのだろう。 筆者はとても懐かしく、興味深く見たが、小津の監督したフィルムを20本以上スクリーンで見ている筆者の感覚が万人に当てはまるかどうかよくわからない。 本の表紙や、自筆原稿用紙を…
(承前) Led Zeppelin - Stairway To Heaven (Official Audio) レッド・ツェッペリン「天国への階段」。 1970年代の英ハードロックを代表するバンドの4枚目のアルバムに収録された、代表曲。 You Are My Sunshine ブライアン・フェリー「ユー・アー・マイ・サ…
3月27日に見ておきながら、紹介記事が会期中に間に合いませんでした。 まことに申しわけありません。 取り壊すかどうかで議論を呼んだ「北海道百年記念塔」の設計者、井口健さんの業績を紹介する展覧会です。 かなりの部分は、小樽文学館での展示と重なって…
札幌市郊外の野幌原始林にそびえたつ「北海道百年記念塔」のことはご存じの読者も多いと思います。 開拓から100年を記念して建設された100メートルの塔ですが、老朽化を受けて2018年、道が解体方針を打ち出しました。 北海道教育大を卒業して東京に住む佐藤…
NHKの連続テレビ小説「なつぞら」を、おおむね毎日見ている。 テレビは気象情報とプロ野球中継以外はあまり見ないし、主演の広瀬すずにもさして興味はないのだが、舞台が北海道の十勝で、神田日勝をモデルとしたとおぼしき少年が登場するとあっては見ないわ…
John Lennon - Happy Xmas (War Is Over) クリスマスといえば、この曲です。 現在の国際秩序というのは、第2次世界大戦をきっかけに 「もうあんな戦争はこりごり。繰り返してはならない」 という動機でつくられたものが多いのですが、どうも最近、そのあたり…
※訂正。「第2まるバ」を「第2マルバ」と改めました。2017年4月5日 この記事は本来は昨年8月の近藤寛史さん上映会の際か、あるいはもっと早く書くべきでした。近藤さんの上映会の記事をまだ書いていないために、こんなに遅い紹介になってしまいました。申し訳…
札幌を拠点とする「Sen Se」レーベルの、ミュージックビデオや、グラフィックの展覧会。 入り口附近のモニターで上映されていた、Anokosの「20140504―20150804」が抜群にカッコイイ。 ある公園の斜め向かい側の同じ位置にムービーカメラを設置し、長期間にわ…
ギャラリー創は建築家がオーナーであるだけに建築をテーマとした企画展をたびたび開いています。 今回は、北海道の建築家の草分け、田上義也たのうえよし や の、遺族から借り受けたスケッチ帳がテーマ。かなりのページをカラーコピーしており、それらは自由…
北海道にもアートにも関係ないのだけれど、ビートルズのプロデューサーだったジョージ・マーティンが亡くなった。90歳だった。 もし彼がいなければ、ビートルズは、リバプールのローカルなロックンロール・バンドとして活動し、解散していた可能性が大きい。…
きのうちょっと興奮してツイートしたけれど、同じ趣旨のことをもう一度いいます。 宇宙人も、派手な撃ち合いも、ゾンビや吸血鬼も、ベッドシーンや恋の駆け引きも、ペットも、登場しないのに、どうしてこんなにおもしろいんだろう! 物語などは、公式サイト…
We hated all the shit they wrote and talked about Beethoven and ballet, all kidding themselves it was important. Now it's happining to us. None of it is important. (John Lennon) 筆者はクラシック音楽に明るくない。 ぼんやりと聴いていること自…
(承前) 道立近代美術館からジェイアール北海道バスに乗る。なんとかすわったが、やはり混雑している。 時計台前で降車。NHKギャラリーで衆樹会風景画展を見る。沖本さんが当番でいらした。 そこから創成川沿いに南下し、狸小路を西進して、5丁目の札幌プラザ…
建築の展覧会、というのは珍しいのだろうか。 筆者の個人的な印象では、札幌では珍しいというほどではないだろう。 建築の展覧会は、実物を持ってくるわけにはいかない。 展覧会というスタイルを取らず、2時間くらいをかけて街中で実際の建築を鑑賞してまわ…
(承前) 上野から新宿への最短経路は、筆者の学生時代は、山手線か京浜東北線で神田まで行き、中央線快速に乗り換えるというものだった。今も変わっていないはずである。 ところが、筆者はふたつの点で、詰めが甘かった。 ひとつは、来るときに上野駅の公園…
米国西海岸ロックバンドの「伝説」ともいえるThe Beach Boys(ザ・ビーチボーイズ)の札幌公演が2014年3月25日、ニトリ文化ホール(旧北海道厚生年金会館)で行われ、筆者も出かけてきた。職業柄、仕事とまったく無関係でもないのだが、記事はいっしょに行っ…
建築系の展覧会というのはときに、「前説」というか「御宣託」の類が長すぎて、「理屈より、住みやすいか、使いやすいかが大事だろ!」と辟易することがあるが、ギャラリー創でときどき開かれている建築家の展示は、そういう弊に陥っていることはない。 今回…
ハンナ・アーレント 予告編 先日、札幌のシアターキノで「ハンナ・アーレント」を見てきた。 表題のとおり、キネ旬の1位になるなど、各方面で話題になっており、これは見ておかないと、と思ったのだ。 結論から言うと、悪い映画ではないが、1位になるほどの…
田中さんは1952年、稚内生まれ。 78年に国士舘大建築学科を卒業後、78年にスペインに渡り、カタルーニャ工科大学バルセロナ建築学部ガウディ研究室ドクターコース修了。学生時代に出会ったガウディに魅せられて、スペインに暮らしています。 というのは、サ…
夜9時過ぎに仕事を終え、サッポロファクトリーにバスで向かった。 9時半から「風立ちぬ」の上映があることを新聞の広告で知ったからだ。 いまはツイッターやフェイスブックなどいろいろおそろしいものがあって、いくら気をつけていても、事前に映画の中身が…
エスエアの柴田尚さんからメールが来たので、そのまま転載します。 オランダ在住のピアノ奏者向井山朋子さんのコンサートについてです。 MULTUS #1「人生を変えてしまうメロディー」 カント・オスティナート日本初演 プレスリリース 近年、音楽ジャンルのみ…