街角と道端のアート
(承前) 釧路市立図書館の前にひっそりと置かれていた石の彫刻「空間分度器」が、釧路市生涯学習センター(まなぼっと幣舞)の南側玄関の先の植え込み内に移されていたのを、今回の釧路旅行で偶然見つけました。 h-art.hatenablog.com 市立図書館は、このセンタ…
(承前。帯広の野外彫刻14はこちら) 釧路の前に立ち寄った帯広で偶然、野外彫刻2基を見つけました。いずれも、札幌彫刻美術館友の会の「北海道デジタル彫刻美術館」には記載されていません。 まずは「GALLERY+SAKAN ミントカフェ」に行く際に見つけた像。 国…
(承前。 釧路の野外彫刻64・65はこちら) この彫刻は以前から筆者にとって謎でした。札幌彫刻美術館友の会の北海道デジタル彫刻美術館や、全国の野外彫刻を見まくっているブログ「かけらを集める(仮)」にも載っており、存在することは間違いないのに、釧路市…
野外彫刻や公共施設内にある銅像は、いつまでも半永久的に見られるとはかぎりません。中には、施設が衣替えしたことに伴い、気軽に鑑賞できなくなった作品もあります。 ここで紹介するのは、札幌市の中央区民センター(南2西10)ロビーにあった小野健寿さんの…
(承前。釧路の野外彫刻 63 はこちら) 帯広から乗った普通列車は、釧路行きですが、筆者は手前の大楽毛駅で降りました。 h-art.hatenablog.com こちらで書いたように、1年前に大楽毛から札幌に戻る直前、未知の野外彫刻が2点あることを知り、機会があれば見た…
札幌市豊平区の月寒公園に1962年設置された彫刻「永遠の像」は、傷みが目立ってきたため、約1カ月前から修復作業が行われ、11月5日までに作業が完了しました。新品のような真っ白い姿を見せています。 手前の看板には次のようにあります。 この彫像は、昭和3…
(承前) 昨年12月から更新していなかった岩見沢の彫刻シリーズの続きです。市民会館まなみーる内なので、正確には「野外」彫刻ではありません。今回取り上げた2点は2階に設置されています。 大塚哲郎さんは、北海道教育大学の美術コースが札幌をはじめ各校にあ…
アート鑑賞もままならなかった新型コロナウイルス禍のころは、オホーツク管内に単身赴任していた。連休の折は時々、近傍の野外彫刻を巡って、無聊をなぐさめていた。 2021年5月、北見市郊外で路線バスの車窓からぼんやり外を眺めていたときのこと。 https://…
(承前) この彫刻はまったくノーマークでした。偶然通りかかって、見つけたものです。 シャツをはだけ、ちょっとうつむき加減で、両足を交叉して立っている裸婦像です。 旭川サンホテル という、買物公園通から三六街(旭川市最大の歓楽街)へと続く中通りに面…
(承前) 「旭川の野外彫刻」シリーズは2021年秋、永山地区を巡ったところで中断しています。 h-art.hatenablog.com じつは2020年秋に撮った野外彫刻のうち七つの紹介がまだできていません。21年にも旭川の野外彫刻を20以上撮影していますが、こちらはそもそも…
北海道を代表する書家として活躍した小川東洲さん(1928~2022)による文字が、こんな所にあるとは知りませんでした。 北海道厚生連の札幌厚生病院(札幌市中央区北3東8)の題字です。 病院の正面、バス停のすぐそばにあります。 一般的な楷書とも少し異なる、独…
(8)はこちら 朝倉文夫は近代日本を代表する彫刻家のひとりです。彼の手になる堂々たる人物の立像が、しらおい経済センター(胆振管内白老町大町2)の前に立っています。 1883年(明治16年)大分県の生まれ。 東京美術学校彫刻選科で修練に励み、1908年(同41年)の…
(7)はこちら 胆振管内白老町の町中央公民館前の続き。前項の浅利義市像のすぐ左手にあります。 米坂ヒデノリ(1934~2016)は釧路生まれで、北海道を代表する彫刻家のひとりです。 ことし1~3月に札幌芸術の森美術館が企画したグループ展「札幌美術展 マイ・ホ…
(5)(6)はこちら 本通りの「屋根のない博物館通り」にある野外彫刻群の紹介は前項までで終え、踏切を渡ってすぐの場所にある白老町中央公民館の前にある2点を紹介します。 竹中敏洋さんは1931年(昭和6年)大分県生まれ、恵庭在住の彫刻家で、2002年歿。 このブ…
2025年9月27日、北海道新聞の YouTube チャンネルに、野外彫刻を扱った映像ニュースが上がっていました。解体工事が始まった帯広の旧藤丸百貨店前にあるエゾシカ像3基の移設作業を撮っています。あまり見られない映像だと思うので、ご覧ください。 youtu.be …
(承前) この彫刻を見た際には意表を突かれた思いがしました。 縄文土器のレプリカを置くのではなく、ブロンズで再制作するという発想は、ちょっと珍しいのではないでしょうか。 台座正面の銘板には次のように記されています。 縄文式土器 白老町に人が住み着…
(承前) 2023年10月と25年9月に撮った胆振管内白老町の野外彫刻を紹介していきます。(1)は國松明日香さんの「北を守る武士(望郷)」で、この「北の武士」はすぐ近くにあります。 白老駅前を通る中央通り(北海道道86号白老大滝線)は「屋根のない博物館通り」と…
(12はこちら) 東川中学校の前にある彫刻をもうひとつ。 正門から旭川寄りに数十メートルほど行った、体育館の前あたりに、小さなウサギ2匹の像が、大きな自然石の上に立っています。 このウサギの由来については、右手の銘板に刻んであります。 「兎の体育舘…
(11)はこちら 上川・東川アートフェスティバル「大雪祭」に先日行った際のおまけです。 「せんとぴゅあ」のすぐ裏手にある東川中学校の校門には、用事の無い者立ち入り禁止というような無粋な看板が無いので、野外彫刻2点の写真を撮ってきました。 題は「飛…
8月16日、国道39号を走っていて、そろそろ層雲峡温泉(上川管内上川町)にさしかかろうという頃でした。 車窓から、北海道電力(北電)の層雲峡発電所の構内に何やら白い像があるのが見えたのです。 筆者は、北海道デジタル彫刻美術館に、上川町の唯一の彫刻とし…
北網圏ほくもうけん北見文化センターの中に 「鼎立ていりつ」 「北風賛歌」 「竜 (1)」 の三つの彫刻が置かれていることは以前から知っていました。 ただ「竜(1)」だけは何度足を運んでも、館内のどこにあるのか分からないままでした。 2025年4月、初めて見…
札幌市中央区の中島公園にある野外彫刻の題名が話題になっています。山内壮夫展が本郷新記念札幌彫刻美術館で開かれていることも一因でしょう。 中島公園には山内壮夫の像が5点あります。なかでも以前から題に対して疑問が呈されているのが、この「猫とハー…
昨年11月のブログで、てっぺんの部分が外れた状態になっていることを報告した、札幌市中央区大通西12丁目の野外彫刻「北のまつり」ですが、その後すっかり撤去されてしまいました。 h-art.hatenablog.com ごらんのように、工事用の仮囲いの内部は、基礎から…
2009年にも紹介している山内壮夫「山鼻屯田兵の像」を、札幌彫刻美術館友の会が先日、清掃作業を行いました。筆者も参加してきました。 清掃作業に訪れた同会の橋本信夫名誉会長が「短足胴長の典型的な日本人の体形ですね」と感心しています。 名誉会長によ…
黒い森美術館(北広島市富ケ岡)の裏庭に、十勝管内豊頃町を拠点に道内外で活動する白濱雅也さんの木彫「Moon Child」がこの春、設置されました。 ※この段落、浦幌を豊頃に訂正しました 黒い森美術館の大きな窓ガラスからはすぐには見えません。真ん前に設置す…
(承前。「釧路の野外彫刻」62はこちら) おいしいそばを食べた後は、おとなりの中央小学校グラウンドにおじゃまします。「関係者以外立ち入り禁止」などの看板は見当たらないし、頑丈な柵などもないため、ずんずんと入っていきます。 児童3人が手をつないで…
田畑功「日本釧路種」●釧路の野外彫刻(59)ー2024年12月、釧路へ(15) - 北海道美術ネット新館 2024年8月に釧路へ行った際、紹介していなかった野外彫刻があります。 釧路市浜町3の副港緑地、マリン・トポスくしろ前に、舟越保武(1912~2002)の手になる立像が3…
(承前) 根室市図書館の中に入ってみました。 したがって、この項で紹介する彫刻は、厳密には野外彫刻ではありません。 閲覧室の中に首(頭部像)が二つありました。 奥は早勢寿和子「老人」です。 1984年の作品のようです。 もう1点、となりの列の書架の横に「…
(承前) 坂を下りて、根室市図書館までやって来ました。 この前に、親子とおぼしき人物の群像彫刻があります。 父親らしき男性は腕を組んで立ち、母親と思われる女性は腰を下ろしています。 みな上の方を見ている図が「希望」らしいのかもしれません。 もっと…
(承前) 根室市総合文化会館の中に入ります。 したがって、この項は厳密には野外彫刻ではありません。 廊下の突き当たりのニッチに佐藤忠良の作品がありました。 右足を前に出して、首をかしげる、佐藤忠良らしい裸婦像です。 この作者については、あらためて…