北海道美術ネット新館

アートの情報や紹介を毎日発信しています

【展覧会・イベント情報】2026年1月版 ver.3.3

 筆者の手元に届いたご案内から紹介しています。ギャラリー・美術館巡りにご活用ください。

 情報が入り次第更新し、ブログの先頭かそれに近い位置に置きます。12月分をつくらずに終わってしまい、まことに申し訳ございません。

 12月25日にアップし、26、27、30日に更新しました。

 なお、このブログに初めていらした方はこちらをお読みください

 

開 催 中

札幌●彫刻三昧 札幌芸術の森美術館の名品50選=10月11日(土)~1月4日(日)午前10時~午後5時(入館4時半)、月曜(祝日の場合は翌火曜)と12月29日~1月3日休み、本郷新記念札幌彫刻美術館(中央区宮の森2の14 http://www.hongoshin-smos.jp/ )。札幌芸術の森開園40年を記念し、国内外の近現代彫刻史を彩る名作が勢ぞろい。ロダンブールデル、マイヨール、ヘップワース、マリーニ、萩原守衛、石井鶴三、高田博厚など

 

札幌●ゆく年くる年 '25-'26展 =12月16日(火)~1月4日(日)午前10時半~午後6時半(最終日5時)、月曜と12月30、31日、元日休み、さいとうギャラリー(中央区南1西3 ラ・ガレリア5階)。毎年恒例の企画展。道内の76人がつくった絵画、版画、彫刻、工芸などの壁掛け型小品を展示販売する。昨年→ https://h-art.hatenablog.com/entry/2025/01/10/074021

 

札幌●北海道美術学生選抜展=11月15日(土)~1月7日(水)、500m美術館(地下鉄東西線大通駅―バスセンター前駅間コンコース https://www.500m.jp/ )。札幌大谷大、札幌市立大、Think School、星槎道都大、専門学校札幌デザイナー学院、北翔大、北海道教育大学岩見沢校、同札幌校の学生が出品

後志管内俱知安町●高橋弘子作品展 とよ=1月1日(木)~30日(金)会期中無休、ホテル木ニセコ1階木ギャラリー(ニセコひらふ1条3丁目 https://www.kiniseko.com/ja )。オオカミの絵で知られる札幌の画家が、日本の神話などを基にした10点ほど(うち新作8点予定)を発表。宿泊者以外も鑑賞可能。画家の公式サイト→ https://hirokotakahashi.net/ 25年7月個展→ https://h-art.hatenablog.com/entry/2025/07/10/053147

 

石川県能登町よみがえる彫刻ー令和6年能登半島地震被災 坂坦道作品修復中間報告展=11月7日(金)~2月15日(日)午前9時~午後5時(入場30分前)、月曜休み(祝日は開館し翌火曜休み)、町立美術館(羽根万象美術館 字宇出津イ字1112番地1 )。北海道を代表する彫刻家のひとりで「丘の上のクラーク」像で知られる坂坦道の出身地に遺族から寄贈された作品150点のうち70点余りが地震で被害を受けた。修復が済んだ作品の一部を公開する。一般330円、小中高生160円

 

札幌●ふたりの「悪童」ー美術史家・外山卯三郎と好太郎=12月6日(土)~2月23日(月・振替休日)/2月28日(土)~3月26日(木)午前9時半~午後5時(入場30分前)、12月29日~1月3日・月曜休み(祝日は開館し翌火曜休み)、mima道立三岸好太郎美術館(中央区北2西15 https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/mkb )。本年度の第4回所蔵品展。前期と後期で展示内容変更。一般510円、高大生250円、中学生以下・65歳以上無料。北大予科時代に雑誌「さとぽろ」を創刊して旋風を巻き起こし、その後は美術史家として活躍した外山卯三郎。彼の書斎で蔵書を読みふけった好太郎との交友の跡をたどる

札幌●「マール記念日」ミュージアム・コンサートとサイン会=12月20日(土)午前11時、mima道立三岸好太郎美術館(中央区北2西15 https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/mkb )。要観覧券(一般510円、高大生250円、中学生以下・65歳以上無料)と整理券。小学生以下は保護者同伴。コンサート終了後、絵本「おばけのマール」シリーズの絵を描くなかいれいさんのサイン会

札幌●学芸員によるギャラリー・トーク=12月14日(日)・1月11日(日)・2月8日(日)・3月22日(日)各日午後2時、mima道立三岸好太郎美術館(中央区北2西15 https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/mkb )。要観覧券(一般510円、高大生250円、中学生以下・65歳以上無料)。3月26日まで開催される「ふたりの「悪童」―美術史家・外山卯三郎と好太郎」について解説

札幌●mima-no-me vol.11 #みまのめ=12月6日(土)~2月23日(月・振替休日)午前9時半~午後5時(入場30分前)、12月29日~1月3日・月曜休み(祝日は開館し翌火曜休み)、mima道立三岸好太郎美術館(中央区北2西15 https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/mkb )。一般510円、高大生250円、中学生以下・65歳以上無料(所蔵品展「ふたりの「悪童」」と共通)。北海道ゆかりの若いすぐれた美術家を紹介するシリーズ。余白を生かした「版」の領域を広げる土岐美紗貴、擬人化した動物のオブジェや映像に取り組む中村紅葉、鑑賞者と呼応して変化する映像作品を制作する石崎航琉、高齢者問題や他社の在り方を問う映像作品などをつくる森山美桜の4氏。「たんけん美術館・ふゆ」を併催

札幌●mima-no-me vol.11 #みまのめ アーティスト・トーク=いずれも土曜午前11時、mima道立三岸好太郎美術館(中央区北2西15 https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/mkb )。要観覧券(一般510円、高大生250円、中学生以下・65歳以上無料=所蔵品展「ふたりの「悪童」」と共通)。12月6日中村紅葉、1月17日石原航琉、24日森山美桜、2月14日土岐美紗貴の各氏

 

十勝管内鹿追町二人の歩んだ道=12月3日(水)~26年3月29日(日)午前10時~午後5時(採集入場4時半)、月曜休み(祝日の場合は開館し翌火曜休み)・12月29日~1月3日休み、神田日勝記念美術館(東町1 https://kandanissho.com/ )。一般530円、高校生320円、小中生200円。小川原脩記念美術館(後志管内倶知安町)との所蔵品交換展

十勝管内鹿追町担当学芸員によるギャラリートーク=1月10日(土)・2月7日(土)いずれも午後2時、神田日勝記念美術館(東町1 https://kandanissho.com/ )。要観覧券(一般530円、高校生320円、小中生200円)

 

札幌●第38期特別記念展 幕末三舟展=12月5日(金)~14日(日)・1月6日(火)~3月31日(火)午前10時~午後5時、月曜休み、小原道城書道美術館(中央区北2西2 札幌2・2ビル)。一般300円、学生無料。幕臣勝海舟高橋泥舟山岡鉄舟の漢字書を展示

 

これから開催  

 

釧路●あの日、この場所でーコレクションにみる地域と美術=1月6日(火)~2月28日(土)午前9時半~午後5時(入場30分前)、月曜休み(祝日の場合は開館し翌火曜休み)、道立釧路芸術館(幸町4 https://www.kushiro-artmu.jp/ )。一般460円、高大生200円、中学生以下・65歳以上・土曜の高校生無料。JAF会員50円引きなど割引あり。釧路・根室地域の歴史や場所とのかかわりなどに焦点を当てて紹介

釧路●ギャラリー・ツアー=1月17日(土)、24日(土)、2月7日(土)各日午後2時、道立釧路芸術館(幸町4 https://www.kushiro-artmu.jp/ )。2月28日まで開催の「あの日、この場所で コレクションにみる地域と美術」の関連事業。要観覧券(一般460円、大学生200円)、中学生以下・65歳以上・土曜の高校生は無料。学芸員が見どころを紹介する

釧路●ランチ&トーク=1月21日(水)午前10時~午後1時半ごろ、道立釧路芸術館(幸町4 https://www.kushiro-artmu.jp/ )・ANAクラウンプラザホテル釧路18階(錦町3)ザ クシロ スカイ。2月28日まで開催の「あの日、この場所で コレクションにみる地域と美術」の関連事業。3500円(ランチ、観覧料含む)=キャンセル料あり。定員20人。1月14日までに申し込む

釧路●プレミアムトーク=2月14日(土)午後2時、道立釧路芸術館(幸町4 https://www.kushiro-artmu.jp/ )アートホール。無料。2月28日まで開催の「あの日、この場所で コレクションにみる地域と美術」の関連事業。講師は星匠・釧路新聞社社長

 

釧路●釧路、風の通りみちー絵本のような物語と風景―アクリル画/木島誠悟=1月6日(火)~2月28日(土)午前9時半~午後5時(入場30分前)、月曜休み(祝日の場合は開館し翌火曜休み)、道立釧路芸術館(幸町4 https://www.kushiro-artmu.jp/ )。無料。志茂田景樹とのコラボレーション絵本で知られる釧路出身のアートディレクター(1949~)が、ボール紙に描いた釧路の空間と時間

釧路●アーティスト・トーク=1月11日(日)午後2~3時、道立釧路芸術館(幸町4 https://www.kushiro-artmu.jp/ )。「釧路、風の通りみち」展の木島誠悟さんが自作を語る。無料

 

札幌●新春日本画展 中野邦昭とみなもの会有志達=1月6日(火)~11日(日)午前10時半~午後6時半(最終日~5時)、さいとうギャラリー(中央区南1西3 ラ・ガレリア5階)

 

札幌●コナリミサト 凪のお暇 原画展 in 北海道=1月7日(水)~27日(火)午前9時~午後5時、1月10日を除く土・日・祝日休み、北海道文化財団アートスペース(中央区大通西5 大五ビル3階 haf.jp )。「ひとりで飲めるもん!」などがドラマ化された人気漫画家の近作「凪のお暇」はTBSでドラマ化され、第65回小学校漫画賞を受賞した

 

札幌●New Point vol.23=1月13日(火)~18日(日)午前10時半~午後6時半(最終日~5時)、さいとうギャラリー(中央区南1西3 ラ・ガレリア5階)。とくにコンセプトなどもなく、有志が絵画や彫刻、立体造形などを展示するお正月の恒例グループ展。朝地信介、糸井崇史、今西美紀子、苛原治、上嶋秀俊、梅田力、梅田真紀、小川豊、河口真哉、河口真由美、ko-aya、鴻上宏子、小屋畑拓、篠木正幸、中村修一、楓月まなみ、本田詩織、牧野英昭、水戸麻記子、山内太陽の計20氏。vol.22 → https://h-art.hatenablog.com/entry/2025/01/19/102909

 

札幌●石垣渉展 水彩画の世界~巡る季節=1月14日(水)~2月6日(金)正午~午後5時(最終日を除く金曜~7時)、日月休み、ギャラリーエッセ・ミニギャラリー(北区北9西3 レ・ノール北9条 https://esse.co.jp/gallery/about-mini-gallery/ )。精神性と叙情をたたえた写実的な風景画。久しぶりにスケッチも展示。作者サイト→ https://www.ishigaki-w.com/

 

静岡●百花斉放 国展100回記念五部合同展=1月14日(水)~20日(火)午前10時~午後6時半(最終日4時)、松坂屋北館2階アート&ラグジュアリーサロン Blanc CUBE(葵区御幸町10-2)。絵画、版画、彫刻、工芸、写真の5部からなる有力団体公募展の計53人が出品。版画部の早川尚さん(札幌)も

 

札幌●井上まさじ=1月17日(土)~2月8日(日)午前11時~午後6時(最終日~5時)、火曜休み、ギャラリー創(中央区南9西6 http://sou.agson.jp/ )。おびただしい点の集積や、ローラーによる色の積み重ね。膨大な行為の果てに現れる美の極北。ギャラリーミヤシタの最後の展示だった2022年以来、4年ぶりの個展。2018年個展→ https://h-art.hatenablog.com/entry/2018/05/08/171500

 

札幌●アートな仲間展=1月20日(火)~25日(日)午前10時半~午後6時半(最終日~5時)、さいとうギャラリー(中央区南1西3 ラ・ガレリア5階)。方野由佳、斉藤裕子、高倉節子、土谷悦子、本間安代、森純子。絵画など

 

札幌●松田由姫穂 油彩画展「Allelopathy」=1月21日(水)~26日(月)午前10時~午後7時(土日月~5時)、カフェ北都館ギャラリー(西区琴似3の1 https://cafehokutokangallery.jimdofree.com/ )。「静かに作用しあう存在の気配を『Allelopathy』という概念を通して、油彩画約20点を展示」とのこと。喫茶店なので飲食の註文が必要

 

札幌●北海道のアーティスト50+4人展 FINAL 2025 vol.3 ライフワークとしてのアート「冬展」=1月26日(月)~2月8日(日)午前11時~午後6時(最終日~4時)、会期中無休、Retara SPACE(中央区北1西28 モマプラス3階)。前身のギャラリーレタラ時代から15年にわたり続いてきた「アーティスト50人展」の最終回。北海道文化財団まちの文化創造事業との共催。道銀文化財団道銀芸術文化助成事業。札幌はもちろん小樽、空知、旭川胆振、十勝など各地から54人が出品する

札幌●アーティスト・トーク/シンポジウム=1月31日(土)午後3時~/午後4時~、Retara SPACE(中央区北1西28 モマプラス3階)。2月8日まで開催の「アーティスト50+4人展 FINAL」関連行事

 

札幌●Typological perspective +界隻レンズ+ 鼓代弥生 Tetsu Osumi 和龍美=1月27日(火)~2月1日(日)正午~午後4時、写真とアートのギャラリーみどりの日記(北区北28西4 greendiary.jp )。ドイツのベッヒャー夫妻が現代写真に取り入れた新たな方法論「タイポロジー(類型学)」を探求する3人のグループ展。Tetsu Osumi さんの note → https://note.com/tetsu_photo_note

 

札幌●紅月鴉海あかつき う み ×小西康文 舞踏×ドラム=1月30日(金)午後8時、ターミナルプラザことにパトス(地下鉄東西線琴似駅構内)。札幌拠点の舞踏家とベテランロックバンド「フラワーカンパニーズ」のドラム。前売り(事前予約)3000円、当日4000円

 

会期終了  

帯広●久保綾乃展 草木巡り=12月6日(土)~26日(金)午前10時半~午後6時、水曜休み、六花亭ギャラリー/廊 - KOBUNDO(西2南9 六花亭本店 https://www.rou-kohbundo.com/ )。十勝管内池田町出身でいまも十勝拠点の画家が、ちいさな生き物に寄せるまなざし

 

札幌●佐藤寧音個展 今日の青と次の青=10月22日(水)~12月26日(金)午前9時~午後5時、土日祝日休み(11月29日除く)、北海道文化財団アートスペース(中央区大通西5 大五ビル3階 http://haf.jp/ )。2001年札幌生まれ、精力的に発表を続ける若手版画家が、木版やシルクスクリーン計14点を出品。日本版画協会準会員

 

札幌●描くことについて What is drawing?=12月5日(金)~28日(日)午後0時半~7時、金・土・日のみ、絵本とcafe ゴルディロックス(東区伏古10の4)。會田千夏、笠見康大、柘植響、本間洸多の4氏が、会場の各所に絵を配し、あらためて絵画とは何かを問う。14日午後2時からトークイベント

 

札幌●2025絵画ダイジェスト=パート1 : 12月17日(水)~22日(月)/パート2 : 24日(水)~29日(月)午前10時~午後7時(土日月~5時)、カフェ北都館ギャラリー(西区琴似3の1 https://cafehokutokangallery.jimdofree.com/ )。この1年、北都館の壁を彩った画家計42人の作品。喫茶店につき要オーダー

 

2025年12月のまとめ

 2025年11月の続きです。12月に足を運んだギャラリー・美術館は計52カ所でした。

 昨年同期は53カ所だったので、ほぼ横ばいです。ちなみに2023年12月は48カ所でした。冬は展示じたいの数が減るので、夏場より少ないのはやむを得ません。

 はじめて月別にまとめてみます。

  1. 月 50
  2. 月 49
  3. 月 75
  4. 月 73
  5. 月 54
  6. 月 84
  7. 月 62
  8. 月 95
  9. 月 89
  10. 月 80
  11. 月 77
  12. 月 52

 3けたの月が一つもありません。合計すると840カ所となります。

 2024年の875カ所に比べて35カ所減っています。

 


 当ブログへのアクセスは、7242でした。

 11月の7166を上回り、新館に移行後の最高記録を2カ月続けて更新しました。

 ただし1日平均では11月が238.86、12月が233.61でした。12月が1日多いためです。

 最も少なかったのは6日の「155」で、次に12日の「156」、16日の「157」と続きます。200を下回った日は計11日あり、前月の5日の倍以上に上ります。これは前月よりもかなり減るだろうなと思っていました。

 しかし、18日以降は200以上の日が続きました。一番多かったのは29日の「329」、2位は20日の322、3位は28日の315でした。300を超えた日が、10月はゼロ、11月は4日だったのに対し、12月は3日でした。

 月の前半が少なく、後半が多いという傾向があるようです。理由はわかりません。

  goo blog の北海道美術ネット別館が11月18日で完全閉鎖となったことから、Google のボットによるスクロールが旧ブログ(新館)から当ブログ(新館)に集まり、アクセスがかなり増えるのではないかと予想していましたが、いまのところ、捕らぬ狸の皮算用におわっています。

 そもそも「はてなブログ」が出してくる数字が「gooblog」の5分の1程度にとどまっているのは、率直にいって不思議というか、どういう勘定の方法の違いなんだろうと思っています。

 

 11月に書いたブログ記事の本数は56本でした。

 5カ月続いていた1日2本ペースを保てず、2025年では2月の53本に次ぐ少ない記事数にとなりました。

 今年もよろしくお願いいたします。

2026年の幕開け

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 北海道美術ネットは2000年12月に始まり、先ごろ25周年を迎えました。また2005年にブログを始めコンテンツの多くが移行してきました。昨年の今ごろは「北海道美術ネット別館」だったのですが、思いもよらない事情で「北海道美術ネット新館」に衣替えしました。

 2026年に道内でどのような美術展があるのか、まだ「ポケモン&工芸展」ぐらいしか判明していないのですが、もうあまり期待せず、積極的に道外へ出て見識を広めていきたいです。昨年は、全国で話題の展覧会をまるで見ていないので。

 そのためにも、道外の展覧会についてもちゃんとブログに書いていかなくてはとあらためて肝に銘じておきたいです。もちろん道内も、言うまでもありませんが…。

 いずれにしましても作家・関係者の皆さんの協力と存在無しでは成り立たない営みであることは間違いありません。今年もなにかとご迷惑をおかけすると思いますが、ご海容のほどをお願いします。また、アートの話ばかりだと書いているほうも読んでいるほうも飽きるでしょうから、バスの話題やラーメンの感想は所々に挿入していきます。ご愛読、よろしくお願いいたします。

 あ、あとお願いなんですけど、たまにで良いのでグループのバナーをクリックしてください。各分野でのブログの順位がわかります。

 

2025年回顧・補遺と暮れのごあいさつ

(承前)

 書きたいことはおおむね前項に盛り込んだと思います。ぜひ読んでください、と言いたいところですが、読者を置き去りにした悪文かつ長文なので、胸を張っておすすめしづらいです。

 それでもいくつか書き残したことがあります。2025年に見て感銘を受けた作品のうち、「北の美大展」(仮)を立ち上げた平井柊哉さんと今年めざましい活躍をみせた森山美桜さんがユニット「泰晴」名義で発表したインスタレーション作品「私の視えるもの 埋もれて見えない隣人」(らいらっく・ぎゃらりい)については下のリンク先で少し触れましたが、「空間」で開かれた「Ku-kan ARTIST’S Fes」での坂本瞭太郎「Outlet」に関しては、ちゃんと書かないままで終わってしまいました。

h-art.hatenablog.com 当該作品については、アーティストのサイト以外に、「Ku-kan ARTIST’S FES」の出品者でもあった写真家の野澤尚也さんが「note」にくわしい、そしてわかりやすいリポートを書いていますのでぜひ読んでもらいたいと思います。

ryotarosato.com

note.com note といえば、今年は Masayuki Saitoh さん森本めぐみさん が道内で発表されたアートに関する感想・批評をいくつか執筆していました。

 筆者がギャラリー巡りを始めて約30年。「良かった」「すてき」にとどまらないちゃんとした文章を、自分よりも年齢が下の人が書くようになったのは初めてのことです。前項で筆者は自らの孤独を嘆きましたが、ようやく、自分よりもちゃんとした若い人がちゃんとした文章を書くようになって、これほどうれしいことはありません。

(なお誤解のないように申し添えておきますが、「良かった」「すてき」にとどまること自体が悪いとはひとことも言っていません。「良かった」「すてき」という人しかいないことが問題なのであり、「良かった」「すてき」と語る人が増えてこそ、そこを超える人も出てくるのだと思っています)

 書き残しといえば「2025年に読んだ本」についても、26年1月中のうちにはなんとかまとめたいと考えています。

 ほかにも何本かテキストがあるので、お正月期間中にアップしていきます。

 道外で見たものの捕捉率が低いのはこないだ書いた通りですが、よくよく振り返ると、山内壮夫展、平向功一展、ホープ展などをちゃんと書いていません。本当に面目なく、反省するばかりです。

 このブログに関していえば、goo blog が終了して「別館」が20年の歴史に幕を下ろし、はてなブログに移行して「新館」を名乗るようになったことは大きなトピックです。ただ、アートとも自分の生活ともあまり関係ないので詳細は省きます。

 

 自分に自信がなく引っ込み思案な筆者がこのようなブログを続けてこられたのも、大勢の方の善意に支えられてのことです。自分は、はなはだ失礼な人間なので、お礼を申し上げないままでいる方々もたくさんおられることと思います。ここであらためて感謝を申し述べるとともに、ご迷惑をおかけした皆さまにおわびいたします。

 どうぞよいお年をお迎えください。

 

h-art.hatenablog.com

 

2025年回顧 愚痴ってばかりでごめんなさい●補足・訂正あり

(長文です。敬称は略しました)

 今年ではなく昨年秋に或る人がTwitter(X)で書いたひとことがずっと心に引っかかっている。「北海道で見たり接する作品はほとんどがものづくりだ」。ご本人は、アカウントに鍵こそかけていないものの別に拡散を望んでいるわけではなさそうなので、大意という形で引用してみた。

 世界のアートは、と大上段に語れるほど筆者が事情に通暁しているわけではもちろんないが、さまざまな批評や紹介文を目にするにつけ、現代アートの主な形態はますます「モノ」から離れて「行為」や「関係」のほうへと移行しているという実感がある。作品が、写真や彫刻などの形式を取っていたとしても、その基盤にはコミュニケーションが存在する。例えば小林秀雄『近代絵画』や東野芳明『現代美術』の時代なら「アート=作品というモノ」であることは所与であり、みじんも疑われていないだろう。作品でありながら、写真とちがってオリジナルプリントという概念に乏しい「映像」は、まだしもモノづくりとはいささか異なる位相にあるといえるだろうし、このメディアで主な発表をしている札幌拠点の作家も何人かいるのは承知している。とはいえ、ニコラ・ブリオーの『関係性の美学』からすでに一定の年月がたち*1、リクリット・ティラヴァーニャやフィリップ・ゴンザレス=トレスらによって現代アートの流れが大きく転換したことはもう周知の事実だといってもよさそうなのに、北海道では作家もキュレーターも批評家もアタマが切り替わっていない人が多いというか、まず「関係性をみる」という視点が欠落しているような気がしてならない。いいかえれば「アート=作品というモノ」という図式から抜け出せなくなってしまっているのだ。

 だがしかし、と筆者は立ち止まる。それこそ「前衛」と「立ち遅れたアート」とを区別して前者を評価し称揚する見方こそが、批判されて久しいクレメント・グリーンバーグ流の単線型発展史観を引きずっているのではないかと。この歴史観はおそらく、ヘーゲルマルクス主義的でありなおかつメシアニズム的であるという以前に、西洋白人男性至上主義と表裏一体であり、克服されなければならないだろう(なおこれは思いつきの蛇足だが、柄谷行人が『世界史の構造』などで展開する壮大な歴史観も、マルクス流の生産重視から現代的な「交換」「関係」の重視へのシフトであって、それは美術史の転換と軌を一にするのではあるまいか*2 )。北海道のアートをガラパゴス的であると高所から決めつけて嘲弄し事足れりとするのも気が引ける。

 ただし、そうはいっても、「啓蒙的」な試みがもうちょっとあってもいいのではないかと個人的には思う。今回めずらしく筆者は思いのたけをぶちまけているが、こういう話をする相手がまわりにほとんど誰もいないのである。批評する側が孤独なのは仕方ないとはいえ。

写真と文章は直接関係ありません

 そんでもって、愚痴を切り上げる前にひとこと言っておくが、ここまででざっと1200字である。筆者は月2度ほど北海道新聞に展覧会評を寄稿しているが、だいたい700~800字である。もし上記のような文章を出稿したら、長すぎである上に、ニコラ・ブリオーとか単線型発展史観といった事項にいちいち簡便な説明を附さねばならないだろう。何字に膨れ上がるかわかったものではない。つまり、新聞に上記のような内容を書くこと自体がほぼ不可能であり、要するに現代アートについて新聞紙面で何かを論じること自体が極めて困難なのである。老人の際限ない要望に応えるかたちで新聞の文字はどんどん大きくなっていき、それと逆比例して内容は薄まっている。

 また愚痴になってしまった。

 筆者の基本的な時代・状況認識は昨年とさほど変わっていない。今年も道内在住作家の道外・国外での発表が目立ったのも同じで、大橋英児は世界最大の写真祭「パリフォト」に出品し、澁谷俊彦の作品の写真展がイタリア・ミラノで開かれ、高橋喜代史は国立国際美術館(大阪市)の企画展「非常の常」に参加し、国松希根太展が十和田市現代美術館(青森県)で始まった。高梨美幸が喜多美術館(奈良県桜井市)で、伊藤妹が京都で、それぞれ個展を開催し、八子直子と加藤祐子兵庫県で2人展を開くなど関西方面での発表が相次いだことを挙げてもいいだろう。恒例のことではあるが、中川多理が東京で人形展を開いたり、伊藤隆介がイメージフォーラム・フェスティバルにインスタレーション作品を展示したりしている事例もある。深澤孝史は今年も、越後妻有の最奥部で「アケヤマー秋山郷立大赤沢小学校」のプロジェクトを地道に続けている。

※「ミラノ」に「トリノ」から訂正しました。申し訳ございません。また、阿地信美智、田村陽子、林亨らがスウェーデンを訪れグループ展を開いたことも特筆すべきトピックでしたので、追記します

モリケンイチさんがオランダで展示したことを追記しておきます

 作者の立場では活躍の舞台が広がることが喜ばしいことなのは言うまでもあるまい。しかし見る側にとっては、道内作家なのに、道内で作品を見られないことを意味する(お恥ずかしい話だが、上に列挙したうち筆者が今年見たのは「非常の常」だけだ)。だから道外で発表するなと言っているわけではもちろんないのだが、もし道内で発表の場がないことの裏返しであるならば、もろ手を挙げて歓迎できるとはいえないのかもしれない。

 今年の道内で目立ったのは写真展の多さだろう。モエレ沼公園の周年事業として行われた「HOKKAIDO PHOTO FESTA」は、大橋の個展「囚人道路」のほか、批評家やキュレーターを本州から次々に招いてトークイベントを繰り広げた。zolin gallery での露口啓二写真展「移住」も外せない。倉石信乃を招いたトークイベントは盛況だった。釧路芸術館には木村伊兵衛の回顧展が巡回し、フリーランス(小樽)では40周年記念展が開かれた。写真のカテゴリーに入れていいかどうかはわからないが、クスミエリカの十勝管内鹿追町、山岸靖司の小樽や上川管内東川町での展覧会も収穫だった。写真のカテゴリーそのものを問う試みは今年も活発だったことは間違いない。

 それに関連するが、札幌市北区「写真とアートのギャラリーみどりの日記」がオープンし、活発な展示を繰り広げたことも特筆できる。ギャラリーの新設というトピックは珍しくなく、その大半は2、3度展示を開いただけでいつの間にか消えていくのが実情だが、初年度から、藤田一咲写真展の企画などこれほど盛んに活動しているギャラリーは札幌では久しぶりといえそうだ。帯広にギャラリー・バウムが誕生したことも、今後に期待できる。小樽芸術村には5館目として浮世絵美術館が新たに加わった。変わり種では、岩見沢市美流渡の「おめめくらげ」がある。

 道内の公立美術館の動きは非常に地味だったという印象だ。もともとマスコミ(多くは北海道新聞社とSTV札幌テレビ放送)主導の展覧会に会場を貸していたという部分も大きかったのだが、この夏、書き入れ時の道立旭川美術館では、ほとんど所蔵品展といえる「魂の風景 山口正城と難波田龍起」展を開催していて、あまりの地味さに筆者は静かな衝撃を受けた。新聞社やテレビ局が美術展を企画主催するという日本独特の慣行は、本体の経営に余力がなくなれば衰えていくしかあるまい。マスコミに頼っていた部分は今後見直しを迫られることだろう。

 例外だったのが市立小樽美術館で、池田緑展を、一原有徳との関係に焦点を当てて開催し、「海猫屋の時代」ではかつて舞踏の拠点として名をはせた小樽の歴史に光を当てた。また、本郷新記念札幌彫刻美術館の山内壮夫展も、夕張市美術館以来久々にこの彫刻家の業績を掘り下げる労作の展覧会だった。現役作家を取り上げることに相変わらず及び腰の館も多い中、札幌芸術の森美術館は2度の「札幌美術展」で下沢敏也や武田浩志らの作品を展示した。筆者は道内美術界の「モノ中心」を冒頭で皮肉ったけれど、下沢の作は狭い陶芸の範囲を超えて、モノの圧倒的な力を示したといえる。

 

h-art.hatenablog.comh-art.hatenablog.com あとは印象に残った展覧会にリンクを貼っておく。

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 訃報を書いた人から名をあげておく。ご冥福をお祈りいたします。

 MAYA MAXX、國松明日香、五十嵐威信、笠井誠一、安藤志津夫、谷口能隆、木村多伎子、中谷有逸、冨澤裕子、重岡静世、三箇三郎。

*1:原著1998年、邦訳は水声社で2024年

*2:柄谷の「交換」は「ドイツ・イデオロギー」の「交通」を踏まえており、マルクスを大胆に読み替えることで議論していると思われる

浦田久さん死去の報

 北海道新聞2025年12月29日おくやみ面の札幌市北区の項にある、浦田久さん(97)は『スケッチで見る さっぽろ昭和の街角グラフィティー』(亜璃西社)の著者の浦田さんと思われます。 

 この本のあとがきなどによると、1928年(昭和3年)札幌生まれ。創成小(現・資生館小)、札幌工業高を卒業し札幌市役所に勤め、北区長で退職した後は、札幌市青少年婦人活動協会理事長や北海道美術館協力会専務理事を務めました。

 そのかたわら、趣味で札幌の街なみを描き始め「さっぽろ 街角の思い出」を第6集まで自費出版したところ、札幌の出版社である亜璃西社の和田由美社長の目に留まり2013年、同社から上記の画文集が出版されました。

 さらに同じ頃、朝日新聞夕刊北海道版の連載「ほっかいどう映画館グラフィティー」の挿絵も担当していました(文章は和田さん)。

 浦田さんの絵は古い写真をもとに自分の記憶などを加えて描いた淡彩スケッチで、いわゆるプロの仕事ではありませんが、しみじみとした味わいがあり、昔の札幌を知る人であれば共感を抱くことができるでしょう。もっとも、この本に載っている狸小路の絵などは、戦後間もない頃の、アーケードができる前の時代のものなので、さすがに古すぎて筆者にもリアルタイムの記憶がないものが多かったですが。

 札幌建築鑑賞会のメンバーでもあり、昨年も会報の表紙を描いていました。

 まさに、古き良き札幌の生き証人であったと思います。ご冥福をお祈りいたします。

2025年はどこに行っていたか

 初めて1月から12月まで丸1年無職だった2025年。下半期だけ自由だった昨年にくらべ、さらにあちこちへ行けそうでしたが、実際には、とくに下半期失速してしまいました。ガイドブックも買って楽しみにしていた瀬戸内国際芸術祭も結局行かずじまいでした。

 そして、紀行の書き漏らしがあるのは昨年と変わっていません。反省すべきところは多々ありますが、とりあえず2025年の旅のまとめです。

 なお、昨年暮れの段階でブログ記事が途中だった、2024年12月の釧路・白糠町行きの旅については、年明けも更新を続け、計32回で完結しました。同年10月に行った帯広への日帰りバスの旅も計10回で完結しています。

 

24年12月31日~25年元日 東京とんぼ返り。見たのはルイーズ・ブルジョワだけで、これはアップ済み。

h-art.hatenablog.com1月28~29日、抜海へ。彫刻家・本郷新の釣り人の号「抜海」の名のもとを探るため、稚内市抜海漁港から抜海駅まで冬道を歩いた酔狂な企画。往路に旭川の美術館に寄った。帰路、宗谷岬にも行く。計19回で完結。

h-art.hatenablog.comh-art.hatenablog.com

2月12、13日。静岡→名古屋→豊田。まったく書けないままです。

 静岡市美術館で「北欧の神秘」を、愛知県立美術館で「パウル・クレー展」を、豊田市美術館で「しないでおく、こと。ー芸術と生のアナキズム」を、それぞれ見ました。クレー展は展示もさることながら、図録の物量がすごい

3月14日、北広島、島松、苫小牧、白老など。計9回完結。

h-art.hatenablog.comh-art.hatenablog.com4月12、13日、網走と北見へ概要のみ。村上陽一展、一水会北海道展を見て、道新向けに原稿を書いた

4月18、19日、根室・釧路の旅木村伊兵衛展などを見た。全15回完結。これで個人的には未踏の地だった宗谷岬納沙布岬、つまり北海道島の最北端と最東端に行くことができた

h-art.hatenablog.comh-art.hatenablog.com5月11日、東京→京都。藤子・F・不二雄ミュージアムとキーファー展。計7回完結

h-art.hatenablog.comh-art.hatenablog.com6月27~28日、大阪1泊。計7回の予定で、3回目までで途絶。

h-art.hatenablog.com 国立国際美術館の「非常の常」に、高橋喜代史氏が札幌から参加したので、オープニングにあわせて見に行きました。アジアと日本の作家によるグループ展で、現代世界の危機感を反映したさすがのキュレーション。

 大阪中之島美術館の「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」はいかにも山下裕二氏の監修らしい、珍品・名品のそろった展示。末尾の会田誠に図らずも感動。

 土田ヒロミ写真展「ヒロシマ・コレクション」は、戦後80年ならではの企画でした。

 

7月26日帯広日帰り。計8回完結。吉野隆幸展、ギャラリー・バウムなど

h-art.hatenablog.com8月6日、東川。単発記事

h-art.hatenablog.com8月10日、旭川日帰り。旅程も展覧会評も完結。計6回

h-art.hatenablog.com8月16、17日。置戸、北見、旭川。概要は書いていますが、一部書き残しあり

h-art.hatenablog.com9月13日、上川管内東川町・上川町の「大雪祭」。計10回完結

h-art.hatenablog.com9月20日、白老。7回の予定だが、6回目までで中絶

h-art.hatenablog.com9月26日、新得町と帯広。計8回完結

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10月1日、日高管内浦河町。第1回を書いただけで中絶

h-art.hatenablog.com・10月21日、旭川。記事は通算8本で完結

h-art.hatenablog.com11月7、8日。帯広と釧路へ写真展を見る旅。計15回プラス番外編3回で完結

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 深川、苫小牧、小樽、江別、千歳、石狩、積丹ニセコといった、札幌から比較的近いところは、上のまとめから省いてあります。

 図らずも明らかになったのは

  • 下半期、道外を一度も訪れていない
  • 道南・函館方面に1年間でまったく足を踏み入れていない

の2点です。 

 2026年はもう少しまじめにやらなければ…。

 下半期失速の理由は複合的ですが、一つには準備をグズグズしていて、いつの間にかフライト料金が高くなっていて断念するということがあったので、2026年は早めの旅行計画を心がけたいです。もちろん、記録的な猛暑にすっかりやられて、夏場に本州へ行く気が失せてしまったことも大きかったですが…。

 

過去の関連記事へのリンク

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■Daisuke Shimakura Solo Exhibition「TTT(Transmission Towers of Tobetsu)Electric Energy Flow」(2025年12月23~28日、札幌)●12月26日、岩見沢→江別→札幌その4

(承前)

 バスが終点の新札幌バスターミナルに着いたころには吹雪はおさまっていました。筆者はこの時点で、帰宅するつもりでしたが、JR新札幌駅のプラットホームにかけ上がると雪のため数分遅れていた快速エアポートがちょうど入線してきました。列車はあっという間に札幌に着いたので、予定を変更して地下鉄南北線に乗り換え、北24条駅から写真とアートのギャラリーみどりの日記に午後3時50分ごろ到着したのでした。

 2018年ごろから送電線の鉄塔を撮り続けている Daisuke Shimakura さんの個展です。不織布に廣島経明さんがプリントした12点が並んでいます。マットな感じで、見やすいです。

 北海道は電力の大消費地ではないので、本州のような架線が多い巨大鉄塔はあまりありませんが、Shimakura さんは迫力ある鉄塔を見上げたり、遠景に霧の中並ぶ鉄塔をとらえたり、工夫を凝らしたバラエティに富んだ作品が並んでいます。

 上の画像で真ん中の「 №57」は、鉄塔の基底部に敷かれていた、突起が並ぶシートの中央のへこんだ部分に水がたまっている光景をとらえた1枚だそうです。

 多くの風景写真家にとって好ましくない被写体である送電線や鉄塔も、見方によっては頼もしく美しいものに感じられるのでした。

 この日の小旅行はここでおしまい。北24条駅から帰宅の途に着きました。

 

2025年12月23日(火)~28日(日)午前11時~午後4時

写真とアートのギャラリーみどりの日記 (札幌市北区北28西4)

・地下鉄南北線「北24条駅」1番出口から約650メートル、徒歩8分
・同「北34条駅」5番出口から約450メートル、徒歩5分。4番出口から約620メートル、徒歩7分
※両駅の改札口からの距離はほぼ同じです

・中央バスターミナルから、中央バス「14 花川南団地線」「16 花畔団地線」の石狩庁舎前行き、厚田線「道の駅「あいろーど厚田」行き、石狩線「トーメン団地行き」のいずれかに乗り、「運輸支局前」で降車、約530メートル、徒歩6分

※上りと下りで経路が異なるので注意

・中央バス札幌ターミナルから、中央バス「02 屯田線」の屯田6条12丁目行き、「36 篠路駅前団地線」の篠路10条4丁目行きに乗り「運輸支局前」で降車、約800メートル、徒歩10分

※会場前の北大通を走っていた中央バス「01」「04」屯田線は11月末で廃止になりました

快晴とホワイトアウト●その3●2025年12月26日、岩見沢→江別→札幌

(承前。(1)はこちら)

 話の都合上、(2)は後ほどアップすることにして、先を急ぎます。
 いわみざわ公園0時15分発のバスで、岩見沢市街へと戻ります。

 バスターミナルの一つ手前の「4条西5丁目」で降ります。ここは、岩見沢の中央バスのほぼ全路線が経由し、であえーる(旧西友)など中心商店街も近いため、乗降客の多い停留所です。

 であえーるの1階、郵便局の並びにある「SERVAL COFFEE」に入ります。

 ビル内のテナントですが、中からではなく、路面から直接入ります。

 サーバルコーヒーは、テーブルが4、5卓でカウンターはない、小さな画廊喫茶で、手前の壁や卓上には手づくりのバッグなどがたくさん並んでいます。

 奥が飲食&展示スペースとなっており、この時は「イコン画サーバルー光ある世界」を開催中でした(27日で終了)。

 教育大岩見沢校で長く絵画を指導していた梅津薫さん(全道展会員)が主宰する、イコン画の教室展のようです。

 12人が1~3点を出品しており、なんだかロシア正教会の中に入ったような気分になります。梅津さんは「聖キアラ」という作品でした。

 「聖ゲオルギウスと竜」とか「預言者ダニエル」など、いずれもイコンの模写のようで、中世の素朴な絵柄です。 

 「モスクワ首都司教インノケンティ」と題された1枚を見ていると「こいつの教会が、プーチンの野郎にこびを売ってウクライナ侵略にお墨付きを与えているのか」といういやな気分に襲われますが、一方で、共産党統治時代は弾圧されていたのだろうな~と想像すると、歴史を考えることの難しさをあらためて感じます。 

 昼食は、きのこのクリームソースパスタと食後のコーヒー(1100円)。

 この店はコーヒーがストレートから選択できます。筆者はパプアニューギニアというのを飲みました。すっきりとした苦みで、おいしかったです。

 

 さて、絵画ホールは高校生の絵画展、教育大 i-Box は休館中ということで、他には立ち寄らずに岩見沢駅へ向かいました。

 午後1時34分発の札幌行き普通列車136Dに乗ります。

 都市近郊の電化区間でどうしてディーゼルカーが走っているのか、事情はわかりません。車内は一般的なロングシートの車輛で、電車と区別がつきません。

 岩見沢は快晴でしたが、出発直後から雪が降り始めました。

 この日は日本海側は全国的に大雪の予報が出ていて、旭川方面は列車も高速道路もストップしていたのです。

 大麻おおあさ駅で列車を降りたときには、吹雪になっていました。

 写真だと大したことなく見えますが、歩いているとつらい天気です。

 大麻団地の中には、深い谷の地形を利用した公園が所々にあります。これは大麻中央公園です。

 大麻中央公園へと階段をおりていき「どんぐり橋」を渡って、再び階段を上ります。

 そこから住宅街の中を歩きます。札幌近郊の多くの団地と同様、建て替えが進んでいますが、時々、団地ができた当初の三角屋根の家が残っており、とてもなつかしい気持ちになります。

 大麻座商店街に入ります。昭和の面影を残しつつ、新しい店もいくつかあります。

 この一角に若手作家の活動をサポートするプロジェクト、PORT OF ARTIST(ポート・オブ・アーティスト)*1 の常設ギャラリーがあるので、のぞいてみます。

 元はラーメン屋だったという小さなスペースで、何人かの大小の絵画が展示されていました。

 大沼聖奈さんという方の「唐獅子図」です。

 ポート・オブ・アーティストのインスタグラムはこちら。金、土、日曜しかあいていないようです。

 吹雪はますますひどく、大麻駅まで15分の道のりを歩いてもどる気分にはなりません。もう少し近くにあるバス停から新札幌駅までバスに乗ることに決め、時間が近づくまで、ディスカウントストアの中で休ませてもらいました(シャープペンシルの替え芯を買い、ATMで現金をおろしました)。

 吹雪のなかを歩いていると、本庄陸男『石狩川』や小林多喜二『東倶知安行』といった文学作品のクライマックスシーンを思いだし

俺はいま、大自然と闘っているんだ!!

という、高揚した気分になるのです(笑)。

 でも吹雪と低温は、確実に体力を奪うので、これから年を取るにつれて注意が必要になるかもしれませんね。

 やっとの思いで三番通の停留所に着きました。大麻方面はジェイ・アール北海道バスの牙城かと思っていましたが、中央バスの停留所でした。

(この項続く) 

*1:単数形は原文ママ

バスの独自ルールについて考えた2025年12月26日。岩見沢→江別→札幌その1

 北海道新幹線の延伸工事に伴い、駅前バスターミナルのあったESTAビルが解体されることになり、2023年秋からバス停が駅前周辺に分散されています。それでなくても札幌発着の都市間高速バスは「下りは中央バス札幌ターミナルに乗り入れる便が多いが、上りは経由しない」といった独自ルールがあり、初心者にはハードルが高いかもしれません。

札幌駅前の都市間高速バス停留所。12月25日撮影

 岩見沢など空知南部方面行きは、駅前通の赤れんがテラス前あたりが始発です。

 上のブースで「栗山」という文字の右側に、以前は「夕張」という字が書かれていたことが推測されます。高速ゆうばり号は昨年9月、廃止されたのでした。

h-art.hatenablog.com さて、年も押し迫っているのに、筆者は回り切れていない展覧会に足を運ぶため、この日は高速いわみざわ号に乗りました。待っている乗客のうち3人は乗らず、中央バス札幌ターミナルで5人が乗車しましたが、けっきょく10人ほどで、あずましい*1バス旅となりました。おそらく北海道情報大学北海道教育大学の学生が冬休み期間のため、空いているのでしょう。

 岩見沢駅に隣接した岩見沢ターミナルまでは59分の道のりです。

 といっても、降車場はターミナルの中ではなく、向かい側の道路にあります。

 ターミナルでは、案内ブースの女性に老婆が売店について尋ねているのが聞こえてきます。昔はターミナル内に売店があったらしいのです(いま検索したらXで「北海観光節」さんが2022年2月末廃止とつぶやいておられました。さすが  *2 )。

 ターミナルを発車するのは岩見沢市内の路線が大半です。筆者は10時35分発の「13系統 いわみざわ公園線」に乗ります。

 平日、往路7本、復路8本という路線ですが、岩見沢市内にはこの程度の本数しか走っていない路線が多いです。

 5分ほど前にターミナルのホームに着いたバスは、前側の出口の扉はあけても、後ろ側のドアは閉めたままです。

 発車直前に運転手に乗るのかどうか尋ねられたので

「だって、出口って書いてますよ」

と答えたら 

ターミナルでは前から乗るんです

「整理券はどうするんですか」

「出ません」

とのこと。

 内心「そんなこと、知るかい!」と叫んでいました(笑)。どこにもそんなこと書いてないですよ。

 終点の「いわみざわ公園」まで、客は筆者ひとりだけ。乗り降りはまったくありませんでした。

 公園にバラの花が咲き誇る季節や、スキーのシーズンにはもう少し利用者がいるのだと思いたいです(終点の手前に「スキー場入口」という停留所がある)。

 帰路は「教大前」から女性ばかり5、6人が乗ってくるなど、途中からふつうに乗り降りがありました。

 

 筆者の目的地は、終点の停留所の近くにある岩見沢市郷土科学館です。

 道内のたいていの市町村にある郷土資料館と、大きな市にある科学館とが合体したような施設です。北網圏北見文化センターの半分ほどの規模でしょうか。滝川市美術自然史館より若干小さいかなという印象を受けました。

 ここで、ガラス乾板写真展「辻村直四郎が残した志文」を見るのです。

 入場券(310円)を買ってから気がつきましたが、写真展はロビーで開かれているので無料で見ることができます。

 この写真展は1月4日までの予定でしたが、急きょ会期が2月23日までに延長されました。

 次項に続きます。(3)を先にアップします。

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