水素。これは特別な元素なのであろう.もっとも単純でもっとも基本となる原子.
まず,宇宙の誕生とともに水素が大量に生成.そして,これが,分子雲となって宇宙全体に散らばる.何億年かけて,恒星系,惑星系が生成されつてくるが、これ水素が働いてそうなっていく。あと、重力やら電磁崩壊、強い相互作用など。そしてその結果、核融合反応生じる。それにてヘリウムが生成.酸素や炭素なども生成されていく.これらは最後は鉄を生成し終了となるとのこと.
おおよそ生命に必要となる元素ができていく.有機物の生成.これは炭素が圧倒的に重要である.炭素が中心となって,分子構造の骨格ができていくが,生命活動の維持には水素がやはりキーとなる.水という奇跡.すべての生命は海から来る.これはさらに水素の性質である水素結合,これは外れたり,接着したり,特定の条件でどちらも可能ということ.これによって遺伝情報が蓄積されることになった.こうした生命現象というものその根幹に水素の特徴が、充分に生かされている。
量子力学、相対性理論などこの水素原子をモデルに構築された。エネルギー不連続な値を取る事、励起の意味、そして排他原理。シュレディンガー方程式、物質の二重性。物理法則の理解の鍵を提供。
また、燃料電池、核融合発電など究極のクリーンエネルギーも水素が中心にある。これらでエネルギーを得ることができればよろしいが、かなりハードルは高い。夢に終わる可能性大ではあるが。