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2011年 11月 03日
温故知新
さて今日は親戚の七五三にお呼ばれしていたわけですが
昨晩急に「写真撮ってくれない?」(これは一眼を希望している声かけ)という話が舞い込んだ。

おウチでやると言われていたので当然室内。という事は光量が不足するわけで・・・

ヤバイ事に夏以降のレースラッシュに金欠となり、スピードライト580EXIIを処分したばかり。
買おうにも時間はなく、その前にお金も無い!

さあ困ったぞと押入れをゴソゴソ・・・ 探す事10分、コイツが出てきました。
温故知新_f0220646_21431758.jpg

SUNPAK(サンパック)のauto20SRです。

サンパックと聞いてニヤリとしたそこのあなた、もうオジサンです(笑)

このストロボ、初めて一眼レフを使った中学三年生の頃に買ったものなので
かれこれ25年位は経っているでしょうか?

おそるおそる単3電池を2本入れ、スイッチを入れるとチャージ音がキィーン・・・
そしてテスト発光ボタンを押すと・・・ 光る!
1D4に付けてシャッターを切ると・・・ 光る!
背面モニターで露出を確認すると・・・ 写ってる!

とりあえずその場しのぎにはなりそうです。

使い方はとてもシンプルで、ASA(いまはISOですね)を合わせ絞りの設定は2段階のみ。
温故知新_f0220646_21514432.jpg

設定にあわせストロボ本体にある受光部(オレンジ色の丸の中)が光量を感知して調光するという仕組みで
「外光オート」方式と呼ばれます。
温故知新_f0220646_2154416.jpg

あとはカメラのSSと絞りをマニュアルで合わせるのです。

いまは純正ストロボが主流で、TTLオートですよね。
カメラのセンサーで受けた光をもとにストロボを制御するのでかなり緻密ですし
日中シンクロもほぼオート、ワイヤレス発光も出来ますし調光補正も思いのまま。
しかしそこには複雑なロジックがあるので人間が読みにくいクセがあるものです。

外光オートはストロボ本体のセンサーが全てなので
レンズの画角も考慮されませんしとても単純な制御しかされません。
ストロボの設定にカメラを合わせ込む様な感じでしょうか?
しかしその反面、一度傾向を掴めばカメラマンが「読める」調光をしてくれるのです。

実はキヤノンの純正である580EXから580EXIIにモデルチェンジする時、この外光オートセンサーが追加されました。
これは装着する足の金属化(折れやすいので強度UP)とともに報道系のプロからの要望だったと聞いた事があります。
報道の場合、カメラの測光で制御してバラつくよりも外光オートの方が調光が安定していて
露出が読みやすいというプロが多くいるのでしょう。

銀塩の頃はそれこそ現像が上がるまで結果が見えなくて不安でしたが
デジタル化されたいま、背面モニタで露出がすぐ分かるので
こんな古い外光オートのストロボも充分使え、見直されてもいい位です。
ちなみにヤフオクだと500円とか1,000円位で外光オートのストロボが出てますね。
サンパックかパナソニックあたりがいいでしょうか?

そういえばマウントアダプターで他社マウントのマニュアル時代のレンズを楽しむのも
デジタル化で楽になり盛んになってきました。
ライブビューの拡大機能でピントがかなりシビアに追い込めますしね。
風景等の止まり物なら相当に楽しめる事でしょう・・・

アナログ時代の機材も、デジタル化で再び息を吹き返し
自分自身も新たな使いこなしを覚える、というのも面白いものです。

そして現場でこんな風にパーマセルとティッシュで即席ディフューザーを・・・
温故知新_f0220646_221342.jpg

でもって撮れた画像がこれ
温故知新_f0220646_221536.jpg

極力SSを落とし地明かりを生かす方向でしたが、うまく光が回ってくれたでしょうか?

曾祖母の周りを7人のひ孫が囲むという貴重な写真撮影、緊張しました(笑)

※追記
最後の写真、ティッシュの重ね過ぎと露出の関係で
ストロボ光が当たってないのとほぼ同じでほとんど自然光ですね。
結果オーライな感じで、色々書いておきながらお恥ずかしい限りです…

by group_c | 2011-11-03 22:33 | 機材


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