ユクとゆく

宮古島で保護された犬、ユクとの暮らし。

2026-01-01から1年間の記事一覧

秒で働く部下と、反射で生きる相棒。

日々、解決しなければいけないことはある。机に座ると、あぁそうだ、と昨日やり残した仕事のことを思い出す。あれもこれも、まだ解決していなかった。そんな感じで一日の仕事が始まる。 寒いからまだ出たくない。 私は二十数年間、ひとりで仕事をしている。…

父から受け継いだ呪文。

空気が乾燥している。私の肌もからっからだ。 ニベアメン クリーム 75g 男性用 クリーム ニベアメン Amazon ハンドクリームなど使ってこなかったのだが、五十歳を過ぎたあたりから必要を感じて使い始めた。ちょっと気取ったハーブ配合のようなものを使ってい…

忘れる人間と、覚える犬。

物の名前が出てこない。人間の話だ。 なるべく「あれ」とは言いたくないので、沈黙となってしまう。沈黙が長引く。名前は出てこない。相手に状況を説明して、それが何であるかを逆に尋ねる体裁となる。連想ゲームだ。大抵は相手が名前を言い当ててくれて、事…

犬の時間と永久を思うとき。

古い道具ばかりを使っているからといって、すべてが古臭いというわけではない。茶の湯の話である。 鎌倉で楽しくやっているユク坊。 初釜という、年明け最初の茶会があった。私は半東の役を務めた。お点前を披露する役ではなく、その横で挨拶をしたり、道具…

祈り亀と、遠くの犬。

先生宅の初釜のお手伝いがあり、大阪にいる。事前にいただいた道具組の一覧(文字ではあるが)を眺めながら、江戸時代に思いを馳せている。 新石切にある細いビル。 大阪は「えべっさん」ムードだ。「商売繁昌で笹もってこい!」という掛け声とともに、チキ…

ユクと歩くには、今しかなかった。

いつかしよう、ということをやめなければいけないな、と思う。もっと良くないのは、「仕事を引退したら」とか、「暇ができたら」と条件を付けることだ。やりたいことは、忙しくても思いついたときに取り組むべきなのだろう。 「いつでも」おやつをもらおう。…

紅白のあと、静かな散歩。

大晦日には紅白歌合戦を観た。ここ数年、観ている。 高校生になったら夜中に友達と外を歩きたい。大晦日は、ほっつき歩くための最高の理由ができる。だから、夕方から出かけて行って、須磨の海岸で初日の出を見るため、歩いて浜まで行った。お金がなくて、暇…