ハウスリーフでシュノーケリングを楽しんだ後、シャワーを浴びて準備を整え、デッキに出ると、風は依然として強いものの、空の色が明るくなっていました。

ツアーの時間に合わせてバトラーがカート(バギー)で迎えに来てくれました。

カートを利用する際は、レジデンスのジェッティから島に一度入った後、すぐに左に曲がってアライバル・ジェッティに向かいます。

ジェッティには、いつものシュノーケリング・ツアーの際に利用している小型のスピードボートの中で、運転役のスタッフが待っていました。

すぐにボートに乗り込んで、セキュリティが見守る中、運転手とバトラーと私たちの4名で、フラワリの真裏に位置するドリーム・アイランドに向けて出発しました。

ピクニック・ランチということで、出発前に、シェフが作ったランチが入った可愛くて大きな籐籠2つをバトラーが大事に抱えています。

今回ドリーム・アイランドを訪れるに当たって、バトラーからの情報は以下でした。
1、帰りの時間はいつでも短縮できます。
2、フラワリの真裏に位置しているため、ボートで片道約10分の移動時間です。
3、デッキチェアと日陰のガゼボがありますが、トイレやシャワーの施設はありません。
4、バトラーと運転手はフラワリで待機しており、悪天候などの場合にはすぐに迎えに来てくれます。
5、ピクニック・ランチとドリンクを提供しており、事前に3種類の中から選ぶことができま、クダドゥのアプリからもメニューが見られます。
6、ポータブルWi-Fiを貸してくれるので、スマホでバトラーと連絡が可能です。
他に、私たちが尋ねて得た情報によると、サンドバンク周辺ではシュノーケリングができるとのことでしたので、私は最初からラッシュガードを着用し、シュノーケリングのセットやGoProなどを持って参加しました。
以下は、できれば事前に教えて欲しかったことです。
1、ボートにはほとんど日陰がないため、日焼けしやすく、乗る前に日焼け止めを塗る必要があります。
2、風が強い日はボートが跳ねて、波しぶきが飛んできて、顔や荷物がびしょ濡れになってしまいます。
3、サンドバンクで使うビーチタオルもボートに積んでありますが、移動中はバトラーも私たちもボートにしっかりと掴まっていないと、海に投げ出される勢いのため、びしょ濡れのまま我慢して到着します。
4、サンドバンクに着いたら、膝くらいまでの水位の浅瀬でボートから滑り降りるか、降りにくいハシゴを使って降りることになります。波があると膝上まで濡れてしまいます。
5、セッティングはしてくれますが、食後は強風時は飛ばされてしまうため、自分たちでバスケットの中に片付けることになります。
6、手を洗う場所もないため、食後はクーラーボックスの中に入っている飲み水か氷が溶けた水で洗い、ナプキンかタオルで拭くことになります。
7、帰るときも、浅瀬にボートを寄せてくれますが、ハシゴを使って上がるため、膝下は濡れてしまいます。
私は最初からシュノーケリングをするつもりだったので、濡れても大丈夫な服装でしたが、予想以上に波しぶきが強くて、10分後にドリーム・アイランドに到着した時には、頭や顔だけでなく、頭から足先まで波しぶきでびしょ濡れになってしまいました(苦笑。

行きは膝丈くらいまでの少し深い浅瀬で停止したため、最初はハシゴを使って降りようとしましたが、90度で降りづらいため、すでにびしょ濡れだったため、そのままボートからスライドするように飛び降りました(笑。
↓帰りの画像ですが、ボートの乗り降りの際の雰囲気を伝えたくて貼り付けました。

私たちは水着だったため平気でしたが、バトラーは制服で、大きな波が来るため、お尻の辺までびしょ濡れになっていました。
濡れたくない方は、強風で波がある日には、ボートに乗る際にバトラーからビーチタオルを受け取り、頭から全身をすっぽりと覆ってから出発することをお勧めします。
ドリーム・アイランドと呼ばれる大きなサンドバンクに到着しました。

バトラーがボートから籐籠を運んで、テーブルにセッティングしてくれます。

ドリーム・アイランドの最も高い場所にガゼボがあります(笑。

満潮時でも、このエリアだけは沈まないようでした。
ガゼボは非常に頑丈に作られており、重いコンクリートの土台があるため、強風でも全く動じませんでした。
しかし、手前にあるテーブルとチェアは強風の際に飛ばされる可能性があるため、フラワリで保管されているようでした。

ガゼボのデッキチェアの隅には2本の傘があり、隣にはパラソルの土台がありました。
この日は強風のため、パラソルが飛ばされる恐れがあるので、フラワリに保管されているとのことでした。
ガゼボの屋根はとても大きいため、身長200センチの男性でも頭から足先までしっかり日陰になるサイズでしたよ。

年間を通じて、非常に強い風が吹く地域なので、ガゼボの屋根にあるヤシの葉も飛ばされやすいため、メンテナンスが大変だろうなと考えながら、屋根を見つめていると。。。

なんと、プラスチックの葉だと知って、びっくりです(汗。

Googleの画像検索をしてみると、フェイク・ココナッツ・リーフ(偽物のヤシの葉)が表示され、試しにタオバオで画像検索をすると、大量の安価なプラスチックの葉を扱うショップが見つかりました。
ショップの詳細を確認すると、耐久性は2、3年と記載されていましたが、モルディブのような暑くて雨の多い地域では耐久性がかなり低下すると思います。
実際に、後日、滞在中にクダドゥのビーチにあるガゼボの屋根に使われているプラスチックの葉が折れたり傷んできたため、全て交換している最中に遭遇したことがありますが、耐久性はあまり良くなさそうでした。
確かに、生花のヤシの葉を使用すると耐久性はプラスチックよりもかなり劣り、数ヶ月ごとに交換が必要になります。
そのため、耐久性の観点からはプラスチックの葉の方が、生態系や天然資源の保護に寄与します。
しかし、環境への負担が少ないとはいえ、プラスチックの葉は生分解性がなく、自然環境の中で分解されることはありません。
もしバイオマス素材であれば、姉妹リゾートのクレドゥの大きな焼却炉で他のゴミと一緒に燃やしているのかもしれません。
燃やすことで出るCO2の値が、とうもろこしなどが育つ過程で吸収するCO2の値とトントンだから、環境に優しいという考え方は、個人的に環境に優しいとは思えませんし、今の時代にまだモルディブでゴミを焼却する企業理念にも頭もひねるばかりです。
モルディブの多くのリゾートでは、果物や野菜のクズ、魚の骨やアラなどをリゾートからボートで離れた沖に捨てる形で「燃やすよりは環境に優しい」廃棄処分の形を取るところが多いです。
クダドゥはサステナブル・ラグジュアリーを掲げており、太陽光発電のソーラーパネルを積極的に導入し、リゾートで使用する電力の約3割を賄っています。
クダドゥのサイトには、「環境保護のために使い捨てプラスチックの使用を最小限に抑え、生分解性の代替品を使用しています。また、木材はカナダ、ニュージーランド、インドネシアの持続可能な森林から調達し、倫理的かつ環境に配慮した方法で使用しています。これにより、海洋生物や生態系の保護、森林の健全性を維持し、自然との調和を図っています。」などと記載されています。
リゾート内のインテリアや小物類まで木に拘るクダドゥなのに、プラの葉を使用する点は、全然自然との調和でもなくて、プールに使用されている紫色のネオンライト同様に違和感しかなく、どう考えてもこれはプラごみを増やしているだけにしか思えないので、ちょっと残念でした。

緊急時や早く帰りたい際にスマホでフラワリに待機中のバトラーと常に連絡が取れるようにと持参してくれたポータブルのWi-Fiルーターの調子が悪いようで、ボートのキャプテンが折り返し別のルーターをクダドゥまで取りにいってくれることになりました。

キャプテンは約10分後に戻り、バトラーがポータブルWi-Fiを貸してくれましたが、スマホからログインするのが難しく、ITセクションに連絡を取り、20分ほどかかってようやく接続できました。
ガゼボの位置からフラワリにいるスタッフや水上ヴィラのゲストが目視できたため、最悪Wi-Fiが通じなくても、大きく手を振れば誰かは気づいてくれるかと思います。
テーブルの上に、テーブルクロスの代わりにビーチタオルを広げていました(笑。

風が強くて飛びそうになるため、容器に入れたままでサーブする形になりました(笑。

ビーチに描かれたハートの模様は、アニバーサリーで来ていたゲストのためにサプライズ・ランチをした際の残りだそうです。
ものすごく風が強くて、シュノーケリングはおろか、ランチも難しそうなので、バトラーには3時間の予定を1時間くらいに短縮して迎えに来てもらおうかなと思って伝えると、バトラーは「フラワリにいますので、いつでも連絡してください。楽しんでくださいね!」と笑顔で去っていきました。
ドリーム・アイランドのツアーは、私たちの中ではプライオリティの上位ではなかったため、到着後にバトラーと話をして翌日以降の天候がマシな日に組んでもらいました。
もし、クダドゥのツアー中に、ドリーム・アイランド(サンドバンク)での朝食やランチ、ディナーが最優先であれば、クダドゥに到着する前にそのことを伝えておくと、滞在中の天気が良い時に予定を立ててくれると思いますよ。
ガゼボの正面にフラワリの水上ヴィラが見えるため、あまりプライベート感がなかったため、少しだけ椅子を移動させて、美しい海と白い砂のビーチを眺めながら食事をしました。

まずは、シャンパンで乾杯してから、お水を飲みました。
置いていってくれたクーラーボックスの中には、シャンパンとお水のほかに、私たちが一度も飲んでいないスプライトとコーラが入っていました。
今朝は胃痛があったため、レストランでも朝食時に胃腸に優しいメニューを特別に拵えてもらっていただけに、そこら辺のフォローもなく、意外でした。
アマンやランデリのように、ゲストが飲食した好みから、ドリンクや食事のメニューをカスタマイズしてくれると、もっと特別感やラグジュアリー感が増すと思うので、ちょっと勿体無いというか残念な感じがしました。
ピクニック・ランチのメニューは、とても美味しいシーザーズ・サラダに。

チコリやナッツの入ったサラダに。

ドレッシングはサウザンアイランドだと思って食べてみたら、チリのようでかなり辛くて、今朝は胃痛があったばかりだったので、やめておきました。

ちなみに強風のあまり、あっという間にサラダリーフが飛ばされてしまい、リーフはともかく、ドレッシングは珊瑚にも魚にも良くないので焦りました(汗。
コールド・カッツに。

いろいろなブレッドに。

カット・フルーツに、クッキーとブラウニーの以上です。

ただ、ものすごい強風だったため、プラスチックの容器を押さえていないと飛んでいってしまいそうで、ゆっくり味わうことができませんでした(苦笑。
シャンパン・グラスもアウトドア用の軽いプラスティック素材なので、強風で倒れそうになったため、常に片手に持ちながら食事をするか、容器を開け閉めする際にはグラスをお行儀が悪いですが腿の間に挟む必要がありました(笑。
というわけで、早めに食事を終えて、旦那さんと一緒にサンドバンクの端まで散歩することに。。。

野生の海鳥が生息しているのか、50羽ほどの群れが休んでいて、とても大きな声でわあわあと鳴いていて、近づくと一斉に飛び立っては、少し離れた場所に移動していました。

サンドバンクの端から、飛び立つ海鳥と、フラワリとガゼボを眺めて。。。

端のところでは、両側から波が押し寄せてきて、大きく衝突していました。

↑画像右端に写り込んでいますが、プラの容器が落ちていました。
その傍には、綺麗な貝殻やウニの殻が落ちていました。


この白くて丸いウニの殻についての投稿です。
gokutsuma.hatenablog.com
他にも、オイルらしいものが入った容器のゴミに。。。

スタイロフォームの破片に。

綺麗な貝殻の隣には、プラスティックの紐も。

ごみ袋がなかったため、旦那さんと一緒に、両手で抱えられるだけゴミ拾いをして、風で飛ばされないようにガゼボのマットレスの下にまとめておきました。
ドリーム・アイランドはクレドゥが政府からリースして所有しているサンドバンクなんだそうですが、同じクラウン&チャンパ系列のリゾートなので、クレドゥ、フラワリ、クダドゥそれぞれのゲストがツアーで利用しているそうです。
公共のサンドバンクの場合は、マナーが悪い人が多くゴミを捨てていったりするので掃除も大変ですが、所有しているサンドバンクでそれほど大きくもないため、フラワリからはボートで2、3分と近いので、どうして掃除しないか不思議でした。
環境問題もですが、高級リゾートから高いツアー料金を支払ってゲストがやってきて、こんなゴミがたくさん落ちていたら、悲しくなったり興醒めすると思います(涙。
クラウン&チャンパは旧ユニバーサルと並ぶモルディブの2大企業で、美しいモルディブの海を守るために、ぜひ先頭に立ってゴミ拾い活動を始めて、モルディブ全土に広がる勢いでアピールしてほしいと思いました。

強風の時は波が高くなり、ビーチも深く削られます。

ゴミ拾いが終わり、私は待ちに待ったシュノーケリングを楽しむことにしました。
旦那さんに、ガゼボでまったりシャンパンを飲みながら読書でも楽しんでいてねというと、「私が波に翻弄されて転げ回る姿を見ながらシャンパンを楽しむことにするよ。」と笑っていました(笑。
グーグル先生の画像をお借りしましたが、ドリーム・アイランドのシュノーケリングが可能なエリアは、以下の黄色い丸で囲んだ部分のみです。

↑左側は外洋なので、シュノーケリングは不可能かつ禁止されています。
泡が立つほどの大きな波なので、視界は悪そうですが、スタートです。

浅瀬では波による侵食が進み、砂に流された大きな珊瑚の欠片がたくさん積もっているため、裸足で歩くとかなり痛かったです。
しばらく浅瀬を進むと、すぐに2mほどの深さになりますが、予想通り波の影響で濁っていて視界はあまり良くありませんでした。

波に逆らって10分ほどかけて黄色い丸のエリアの手前半分ほどまで進むと、波が荒くなり、これ以上遠くへ行くのは危険だと判断したため、ビーチに近い場所を探索することにしました。
黄色い丸のエリアの右上は、水深が30m以上ある人気のポイントのようで、ダイビング用のボートが5艘も停まっていました。
ビーチに近い場所では、お魚さんもまばらで、特に見所はありませんでしたが、浅瀬に1匹だけいたカラフルなお魚さんを見つけたので、近づいて撮影してみると。。。

お笑いタレントのくっきー!がいました(笑。

ビーチから黄色い丸のエリアまでは、波がなければフィンキックして3、4分で到達できると思いますが、今回は両側からの波に揉まれながら片道10分かけてようやく半分まで行けた感じです。
帰りも波に逆らいながら10分かかって戻り、かなり疲れました。
シュノーケリングを終えた後、旦那さんが、「いっぱい波に揉まれていたね。」と笑いながら、続けて、「ここに着いてからちょうど1時間後にバトラーから連絡があって、何時に迎えに行くか聞かれたから、20分後にしてもらったよ。」と教えてくれました。

強風の中でも非常に美しかったドリーム・アイランドは、クレドゥが所有しており、クダドゥ、フラワリ、コマンドゥの4つの姉妹リゾートからツアーで訪れることができます。
ただし、人気のプライベート・ツアーのため、いくら「Anytime, Anywhere, Anything」のクダドゥでも、他のゲストの予約がない時間帯にしか行けません。
絶対に行きたい方は、特に天気が良い時期には早めの予約が必要です。

あわあわでも白い砂浜なので、とても美しいです。

時間通りにバトラーが迎えに来てくれて、ハシゴを上ってボートに乗り込みます。

波飛沫でびしょ濡れになったシートに、ビーチタオルを敷いてくれていました。

浅瀬は珊瑚を傷つけないように、ゆっくりと沖へと移動します。

ある程度深いところまで来たら、スピードを上げていきます。

クダドゥから見るとフラワリの真後ろに位置しているので、帰りもフラワリをぐるっと回り込む形で戻ります。

10分ほどでクダドゥに戻りました。

綺麗な海と白い砂浜が美しいサンドバンクでのツアーの様子を動画に収めましたので、ぜひご覧ください。
www.youtube.com