ゲッベルス夫人マクダ
ゲーリング夫人カーリンとエミー(カーリン死亡後再婚)
ヘス夫人イルゼ
ヒムラー夫人マルガレーテ
ハイドリヒ夫人リーナ
ボルマン夫人ゲルダ
ヒトラー夫人エーファ(自殺直前に結婚したからね)
それに加えて、その時々の夫の愛人などなどを絡めて~です。
「妻の視点でナチを見てみよう」的な発想もあったのでしょうかね。
または、もしかしたら・・・
夫の決定的な決断や行動、または施策などなどに関して
妻が何かしら影響を与えていたのかも・・・でしょうかね。
うん、読者によって捉え方は様々でしょうが。
私が感じたことは・・・大変申し訳ありませんが・・・
「夫がどんなとんでもないことをしていようと
人類の歴史上絶対忘れられないことをしでかしていようと
妻が考えることは
「夫が早く帰宅して、家族と共に過ごしてくれないか」とか
「子供のことで相談したい」
「もっと私に関心を持って欲しい」
などなど・・・
極々普通の妻が考えることで悩み思案している」
ってことでした。
あ~ゲルダはちょっと違っていましたね。
彼女はナチ思想に本当に心酔し実践していたようですから。
夫が外で浮気しても、あんまり~だったみたいですね。
夫に愛人がいても、
「自分が妊娠中には愛人が夫の相手をして、愛人が妊娠中は私が~」と
いうようなことを大真面目というか、気にしないどころか
それがナチの思想に適しているのでは、という考えだったようですね。
ナチ思想がどうこう言いつつ、ヒトラー個人を崇拝していたのが
マグタだと思っています。
彼女のことは多くのことが文献やドキュメンタリー番組で知られているので。
まぁココで書かなくても~でしょうがね(って一般的じゃないって!笑)
帝国のファーストレディ=マグタ、と考えてよろしいかと。
序列的にはエミー(ゲーリング夫人)なのですが
エミーはナチ思想にもヒトラー個人崇拝も、サッパリ?みたいだし。
まぁ夫の出世が自分の豊かな生活に直結しているのは理解しているし
だからこそ、元女優であった彼女が
ユダヤ系の仲間を救えることが多少できたってことはあるけど。
う~ん、エミーも前妻カーリンの面影いっぱいの場所や
夫の心を知りつつ、妻や母親として生きなければならなかったわけで。
(ゲーリングは、前妻にベタ惚れで、死後もアレコレ思い出を共有することを
後妻のエミーに強要?望んでいたので)
ナチやヒトラー、そういうことから距離を置こう
私は女優=芸術体現者なのだから風に説明されていましたね。
おっとマグタの話ね。
マグタは、ゲッベルスとの間に6人の子供がいて。
前夫の間には息子が1人。
計7人の出産ってことになります。
ボルマン夫人ゲルダは、10人の子供がいたってことですが。
マグタにとって、身体的にも負担はあったろうし。
まぁね、プロパガンダ写真や映像に映るほど
子育て一直線ではないだろうけどね。乳母やお世話係も沢山いただろうし。
それでも、女性を追いかけ回すのに有名な夫を惹き付ける魅力も
段々と薄れていくことも自覚しただろうし。
そうなると、ヒトラーへの愛があるからゲッベルスと結婚した彼女は
もう・・・数回離婚を考えていたようですね。
まぁヒトラーが許しませんが。
確かに面白かったですよ。
この時期に夫人はこういう行動をしていたのか、発言をしていたのか等々
ちょっと見えない部分の歴史を見たような・・・お得感?かな。
そういう意味で、ワクワクしながら読んでいました。
正直「誰が気の毒で~」という読み方はしたくなかった。ハイ。
それぞれがその時代で、その立場で生きているのだから。
まぁ庶民よりは豊かで贅沢な生活は保証されていたでしょうが。
まぁナチ高官の妻というと、かなり有名でよく取り上げられる人もいますから。
エーファ、マクダ、カーリン、エミー、ゲルダに関しては
私も他の本で読んだりしているので、まぁある程度は知っていましたが。
喜んだのは~イルゼとマルガレーテ、ですね。
イルゼはヘスに関する伝記的なもので読んでいましたが
ここまで心理状態などを詳しく~は知らなかったので。
その点は興味ありました。
そして私がこの本で「オォ!」と喜んだのは、マルガレーテ。
ヒムラー夫人に関しては、人物紹介レベルでしか知らなかったので。
彼女に関しては、とても唸りながら(笑)読みましたね。
イルゼは、ヘスが英国単独飛行までくらいは知っていましたが
夫が英国に行ってしまった後に関しては、この本で知りましたね。
特にボルマンの嫌がらせ・・・ヘスはボルマンの上司でしたが
ボルマンの優秀さと人を蹴落とす性分に負けてしまったって感じなので。
ボルマンに関してはゲルダの父親=義父も嫌っていましたから。
でもね・・・・ゲルダが夫の嫌がらせに関してイルゼを助けた等々は
なかったみたい。この本では。
う~ん、こうなるとゲルダは外の世界には無関心で
家庭=良き妻良き母をいうナチ理想の女性像を目指すことに懸命であった。
そういう風に感じましたね。
マルガレーテですが、夫とあまり一緒にいなかったようですね。
夫の激務・・・もありましょうが(そりゃ忙しいだろうよ)
夫に愛人、そして子供もいて・・・なので
マルガレーテと娘には手紙や小包を送っていたようですが(戦時中貴重なモノを)
あまり一緒にいなかったようです。
そういうことや、マルガレーテが社交的ではない=頑固てなこともあり
リーナと反目し合っていた・・・などなどは興味あるわ。
皆さん、想像してみて下さい。
リーナが夫にぼやく
「今日のマルガレーテのお茶会、退屈で退屈で。
堅苦しいのよね、あの人。ちっとも楽しくなかったわ。
だから私、早々に失礼して、気の合う人と他でお茶していたのよ」
マルガレーテが夫に愚痴る
「今日のリーナの行儀の悪いってことといったら。
一体どういうつもりなんでしょ。年上を敬うって知らないのかしら。
他の人への配慮なんて全然ない人なんだから」
言われた夫ズって・・・・ハイドリヒとヒムラーですわ。
この2人が!この2人が!!
妻の愚痴やぼやきを聞き「お前~うまくやってくれよ~」などと言っていたら
そりゃまた・・・・ネェ。
いや言っていたかどうかは知らんがね 笑
と言う風な視点で繰り広げられる(ホント?)ナチ物語で御座います。
ただね・・・ナチの最初から最後まで~を追っていますので
歴史上の重要な事柄もバンバン出てきます。
出てきますが、そこまで丁寧親切に説明しているわけではない。
この本の主旨ではない、ってことですよね。
そしてイルゼの夫、エミーの夫、という書き方をしています。多いです。
中には「イルゼの夫ヘス」「エミーの夫ゲーリング」という書き方もしていますが。
妻の名を見たら、脳内自動変換で夫の名が出てくることが必要となる。
そうなると、ある程度ナチ関連を知っている人向けってことになってしまいます。
ナチ思想に傾倒している人
ヒトラーに心酔している人
単に「好きになった人がナチ高官だった」人
などなど、妻には妻の事情がある!!
私がこの本を読んで得たことで御座いました・・・・
んで、ザイス・インクヴァルト夫人のことは・・・
一体誰が書いてくれるのかな?
んで、私はいつ読めるのかなっと???笑
