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日曜の朝はGUZZI、再び

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2026年 01月 26日

ハンドル交換 Day1

 アラヴェルデのハンドル交換の話の組み立て編を始めます。
作業自体は難しいものはほとんどないのですが、微調整と確認作業に時間を食うのがこの手の作業のいつものパターンです。今回も分解自体はすぐにできるのですが、組み上げと確認に時間がかかるのが解っていましたので頭の中で順番を何度もシミュレーションしていました。また配線に関しては事前の配線の確認と自作配線図の作成をしていました。
 また、作業時間がちょうどこの時期野暮用が続いてしまったので、午前中のみの作業となってしまいました。分解~組み立て~調整で3日間を考えました。実際の作業もそのようになりました。では日を追って話を始めたいと思います。今回はDay1です。

 
ハンドル交換 Day1_c0377022_11382998.jpg
 まずはバックミラー外しから、ハンドルを分解するには一番邪魔で重量もそれなりにあるので一番に外しておきます。今回は外した部品を一時保管する段ボール箱を作って順番に放り込んでいきました。再使用するものと掃除した後に仕舞い込んでしまう部品を分けていきます。仕舞い込むのは今回外す元々のオリヂナルのイタリア物の部品です、この先の事、誰かに譲渡する時にいつでもオリヂナルの状態に戻せるようにするためです。アラヴェルデの部品はいざ探すとなるとなかなか見つけられないからです。

 
ハンドル交換 Day1_c0377022_11382919.jpg
 ヘッドライトを外し、配線の確認をします。直前に確認はしてあるのですが、再確認。今度採用するハンドルスイッチと配線の数と色が違うので慎重に。一番気になったのはホーンの配線で、そこが一本余っていたのですが、マイナスコントロールのボディーアースなのか、バッテリーレスのバイクにタマに有るプラスコントロールなのかの確認が取れなかったことが考え込む時間を長くしました。配線の色違いは一本づつ中まで追っていき色とともに確認、自作の配線図に色を含めて書き込んでいきます。また9極の同型のカプラーがうまく手に入ったのでカプラーの配線位置も確認。こういう地道な確認が時間が掛かるんだよねぇ、でも電気は誤配線したくないから慎重です。毎回この手の作業で簡単な電気の流れを理解したつもりになるのですが、半年もしないで全く頭から抜けちゃう。エルドラードで発電機交換で配線をいじった以来なのでもうすっかり頭の中が真っ白でした。
 ハンドルスイッチの交換と右側のブレーキスイッチの配線でした。

 
ハンドル交換 Day1_c0377022_11382902.jpg
 クラッチワイヤ交換のため、クラッチアームの上にあるボックスも外します。工具の下に見えているメッキのものがクラッチアームでここにワイヤを繋げるので邪魔になります。
 ボックスを外すのは久しぶりでした。

 
ハンドル交換 Day1_c0377022_11383058.jpg
 ボックスを外してワイヤも一時的に外してあります。右側の調整ボルトの所にワイヤーのアウターが入り、裸のワイヤがアームまで繋がります。今回はクラッチの握る力を軽くするためにこの辺りにも少しカスタムします。
 今改めてこの写真を見ると、クランクケース/カヴァーの砂型製作のザラザラ具合がいいですねぇ、私はこの手の処理が大好き。GUZZIのエンジンとか古いBMWなんかのエンジンやシリンダーのザラザラが好き。汚れるとなかなかきれいに成らなかったり、傷つくとそこのザラザラが無くなっちゃって修復が効かないのが難しいところなんですが。

 
ハンドル交換 Day1_c0377022_11383063.jpg
 フロントブレーキワイヤも外していきます。ここもハンドルの交換によってアウターの長さが変わったりするのでワイヤごと交換します。あらかじめ大体の長さを確認しておきます。
 クラッチワイヤやここのワイヤエンドの処理もタイコを挟み込むものでは無く、アームの窪みに合わせてネジ込み式の調整のできるタイコを刺し込みます。ヨーロッパ車に多いタイプです。

 
ハンドル交換 Day1_c0377022_11383039.jpg
 ハンドル交換に伴いスロットルホルダーも交換しますので、ワイヤの交換もします。巻取り量の違いや取り回しの変更でワイヤの長さが大きく変わりそうです。
 久しぶりにYoshimura MJN(YD28)を見た。TMRのフラットヴァルヴにテーパーの無い中空ニードル、目に見えないほどの小さな穴が20個ほど。スライドヴァルヴはメッキが掛かっていたんだっけね?
 ついでに少しの汚れを落としてきれいにしておきました。私のアラヴェルデの肝になる部品です、このヨシムラキャブが無かったらあれほどの気持ち良いエンジンフィーリングと始動性は無いと思います。単純に見た目だけの美しさを言えばDel'Ortoには適わない部分が有りますが、セッティングの簡単さや精度を思い、なおかつ先ほど書いたフィーリングはMJN無しでは考えられません。これに関していえば電気系と同じく現代の物にアップデートは実用に即していると思います。頻繁に乗らないクラシックバイクとは区別したい部分です。

 
ハンドル交換 Day1_c0377022_11383012.jpg
 いっぺんに時間は飛んで完成後の写真です。先日のいろんな角度からの写真では載せきれなかったもの。ほぼライディングポジションからの視線です。
 この写真を見て私はすぐ気が付いちゃったんですけど、ハンドルの左右の開きが合っていませんね。左は若干手前です。試乗の時はそんなに気になっていないんですが、改めてみると開き加減が違ってら。こういう所も含めて乗りながら修正をしていくのですが、路肩で微調整しています。レバーの垂れ角とかも左右で違ったりしますものね。そもそもこのバイクはタンク自体がフレームのセンターに乗っていない(わずかに右寄り?)のでハンドルをフルロックに切ってハンドルとタンクの隙間を左右で同じにするとこのように開きが違っちゃうんですよ。でも基準がないのでタンクとの隙間を同じにしてからこうして後から確認して開きを合わせます。しかしこの程度の違いは乗っていて気が付きませんが、でも気が付いた時点で修正です。
 ハンドル交換の選択を思案中にアメリカ向けの純正と同じようなパイプハンドルの採用も考えたのですが、やはりこうして見ると何にも付いていないツルんとした赤いトップブリッヂは良いなぁって思います。


 今回はこの辺りで、次回も組み立て編Day2を書きたいと思います(次回は木曜日に更新します)。どうぞお付き合いください。




















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# by Gambaldo850 | 2026-01-26 00:26 | AlaVerde (AerMacchi) | Comments(2)