雨夜燕さんが好きだなぁという話
みなさまどうもこんにちは,岳南です.
MoIW2025が終わって間もないですが,学園アイドルマスターの雨夜燕さんが好きだなぁ、という話をします.
ここでは現時点で自分の中にある感情と解釈を,備忘録としてまとめておきます.
先に結論だけ書くと、私が雨夜燕さんに惹かれているのは主にこの3点です.
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変化を恐れる,人間らしさ
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自分の弱さを受け入れる強さ
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それでも変わりたいと願う,芯の強さ
この記事ではまず親愛度コミュ(主に1話・5話・10話)で、この「変化」の物語がどう描かれているかをざっくり振り返ります.次にソロ曲『理論武装して』の楽曲コミュと歌詞が,その物語をどう切り取っているかを見ていきます.
なお、ここから先は雨夜燕さん親愛度コミュLv10、および『理論武装して』のコミュ内容を盛大にネタバレします.未読の方はご注意ください.
加えて,以下はすべて個人の感想です。
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親愛度コミュの内容と,ざっくり感想
初期の彼女はNo.2という肩書にまあ甘んじており(注: そんな状態ではあるがしっかりと実力がある点は本当に彼女のすごいところですね......)名実ともにNo.1の十王会長に追いつくどころか,自分と比べることすらしていないように見受けられます.
大言壮語もいいところだ!まるで信用ならん![1]
このセリフは後に本人がPに言っていると釈明していますが,心の何処かで思ってないとこんなセリフは咄嗟には出てこないように思えます.現状に満足してしまっている状態なのは,Pの言うとおりですね.
まあ初対面であろう燕にここまで大ギャンブルを仕掛けられるPも相当肝が座っているなとは思いますが...... 下手したら初星学園での今後が終わってしまう状態になりかねないのはPとしては文字通り”命を張る覚悟”が相当決まっているな という印象です.
閑話休題,"現状を知る"というのは簡単なことではありません.特に自分にとって不都合な(≒理解したくない)現実を理解する という事は本能的に恐ろしいことですし,そこに向き合うのは怖いこと,ですよね.
十王会長に追いつくために十王会長のメニューをより多くこなす というのは,Pの言う通り十王会長に勝つイメージが全く持てていない状態ですね. 初期の燕に言えることですが,彼女は他に規定されている人間です.その他には十王会長,あるいは学園No.2アイドルである雨夜燕そのものかもしれません.
そんなこんなで話は進み,親愛度5話.舐めきっていた後輩にコテンパンにされたおかげで,彼女のプライドはズタボロです.
私は『学園No.2』の、雨夜燕だぞ……?
わたしは秦谷美鈴です。[2]
この一連のやり取りが全てでしょう.他に規定されたアイドルである雨夜燕と,自が規定したアイドルである秦谷美鈴の違いが歴然とした場面ですね.
まあ普通こんなことされたら精神が崩壊してもおかしくないですが,ここで終わるのは『No.2』としての最後のプライドが許さなかったのでしょう.皮肉にも自分をこの状況へ追い込んだ歪なプライドが,最後の最後に彼女を救ってくれたのかもしれませんね.
なんだかんだで自分の今までの行いをキチンと振り返って立ち直れるのは,彼女の芯の強さが見える部分ですね.雨夜燕のプロデュースは,このような彼女の強さの部分を,正しい方向に活かす,という点がポイントなのでしょう.
その後殻を破った彼女は十王会長に勝利し,やっと十王会長をライバル視している(≒彼女からはライバルだと思われてすらいない)状態から,十王会長の真のライバルとなる状態まで成長を遂げます.その後,彼女から以下のようなセリフが発せられます.
私は、私を変えたかった。
貴様が、私を変えてくれた。[3]
まさにこれが,学園アイドルマスターのキャッチコピー『君と出会い、夢に翔ける』ですね.当然ですが,雨夜燕が変わった要因はPだけではありません.彼女が本来持っている強さを引き出すことができたかどうか,という点が大きく彼女の運命を変えさせたのでしょう.
Pと燕は,おそらく今後も信頼の上でお互いを利用し続け成長していくのだと思います.今後のN.I.A.編もどのようなストーリーが描かれるのか楽しみですね.個人的に,現状の供給ではPがあまりにも博打打ちなきらいがあるので,Pの掘り下げの部分が見られると面白いな,と感じています.
というわけで,ここまでが親愛度コミュの感想です.次は彼女のソロ曲『理論武装して』のコミュと楽曲の内容を見ていきましょう.
楽曲コミュ内容と,ざっくり感想
冒頭からPは彼女を悪役系アイドルとしてブランディングしており,その結果産まれた曲が「理論武装して」だと語られます.Youtubeにアップロードされている初報PVも,今見てみるとPのブランディングっぽい内容になっていますね.
十王会長体制に対する反逆者としての楽曲,それが「理論武装して」であることが強調されていますが,ここに関しては面白いな,と感じた点があるので書いておきます.
「理論武装して」の歌詞ですが,大まかには雨夜燕育成ストーリーの内容をトレースしているものだと思っています.特に1番と2番の歌詞が,親愛度5話以前と6話以後の対比的な表現になっている部分が多く見られ,フルで聞くと雨夜燕のキャラソン(メタ的な観点で,学園アイドルマスターの雨夜燕のテーマソングっぽい感じ)である印象を受けます.
それに対して,ゲームサイズでは2番をカットして1番→落ちサビ→ラスサビの構成になっているので,純粋に十王会長体制に反逆を誓う曲に見えます.当然学園アイドルマスターの世界の中の人間は親愛度コミュの内容を知らない(細かい話をすると,秦谷さんに負けたことは広まっているので想像することはできるが......)なので,ゲームサイズでは純粋に雨夜燕の持ち曲として考えることもできる.とても面白い構成になっているなと感じています.
要するに,フルで聴けば学園アイドルマスター 雨夜燕の曲,ゲームサイズで聴けばアイドル 雨夜燕の曲という1粒で2度美味しい的な構造になっているのかなと.まああくまで想像ですが.
話は少しそれましたが,というわけで反逆の象徴となる「理論武装して」を引っ提げて彼女は十王会長に勝利します.その後のやり取りで非常に好きな部分として,十王会長を超える という意気込みで歌ったパフォーマンスを超えられないのでは?と心配するPに彼女が返した以下のセリフです.
私のライブは、私を応援してくれる者に捧げるものであるべきだ。[4]
ここは痺れました.どちらかというと燕はPに振り回される側なのかと思っていましたが,しっかり自分の芯をここで通そうとする姿勢が私は大好きです.
今後の雨夜燕で見たいこと
というわけで,現状の雨夜燕の主なコミュの感想を書きましたが,今後の彼女のコミュとして,十王会長への反逆 の先に見える部分が非常に楽しみです.
彼女はアイドルになったのも,続けてこれたのも全て十王会長がいたからという部分が大きいです.そして,会長を超えるための楽曲である「理論武装して」が作られ,彼女はそれを達成した.
では,今後彼女はどういうアイドルになっていくのでしょうか?自他共に認める事となったライバル十王星南と競い合っていく存在として,他に規定されない彼女自身の色がどのように出てくるのか,という部分が見られると良いなと感じています.
超どうでもいい,他ブランドでの担当との共通点だな思った点
ここは本当に個人的な部分ですが,私は765だと萩原雪歩,シンデレラガールズだと藤原肇が担当です.彼女たちに惹かれている点を改めて考えたのですが,どうも私は以下のような要素がある人間が好きになりやすいのだと思います.
- 自分の芯の強さ
- 自分を変えようとする意思
ここに関して上の2人に関しては今更語るまでもないと思うのですが,例えば萩原雪歩であれば,臆病な自分を変えたい,という部分にフォーカスされています.と言っても実際彼女に関しては臆病なだけで,追い込まれた際の異様な強さを併せ持っており,その部分を引き出していく という部分が育成のポイントになっています.
藤原肇に関しては拗らせすぎてどこまでが公式のテキストだったのかが思い出せないのですが,彼女の芯の強さ というか頑固さもまた強固なもので,彼女自身が持っている色をどう折り合って引き出していくか という点がポイントなのだと思います.
そのあたりを鑑みると,雨夜燕は似ているとは言いませんが共通点がある気もしています.
自身が頼りにしていたプライドをズタボロにされてもしっかり立ち上がる芯の強さ.そしてその原動力ともなっている自分を変えようとする意思. おそらくこういった点に強く惹かれたのだな という感想ですね.
引用文献リスト
[1]学園アイドルマスター(雨夜燕 親愛度コミュ1話), QualiArts バンダイナムコエンターテイメント, 2024
[2]学園アイドルマスター(雨夜燕 親愛度コミュ5話), QualiArts バンダイナムコエンターテイメント, 2024
[3]学園アイドルマスター(雨夜燕 親愛度コミュ10話), QualiArts バンダイナムコエンターテイメント, 2024
[4]学園アイドルマスター(「理論武装して」 楽曲コミュ), QualiArts バンダイナムコエンターテイメント, 2024
↑ホテルから撮った台湾の街の景色です。日本とは車線が違って違和感がありますね。
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国旗が日の丸じゃないんですね…ここで始めて異国を実感しています。
