電子工作 · FM7シリーズ

FM77AV40SXにFM77AV20のキーボードをつなげる

富士通最後の8bit機、FM77AV40SXが、倉庫の奥からでてきました。しかし、キーボードが見当たらず起動はするものの一切操作ができない状態です。専用キーボードの入手は難しそうですし、見つかっても高価です。変換器も売ってはいるようですがやはり高い。探していると、手持ちのFM77AV20のキーボードがつながりそうだということがわかったので変換器を自作してみることにしました。

調べてみると、FM77AV40SXはミニDINの4極端子で、一般的に見かけるS端子と同じものでした。この端子はAppleのADBポートでも採用されているものなので、昔のMac用キーボードのケーブルも利用できると思います。
そして、FM77AV20のキーボードは、6極のモジュラー端子で一般的に出回っている電話用のもの(2極、4極)と異なるので注意が必要です。

コネクタの確認

FM77AV40SXの本体側キーボードコネクタ。S端子と同じ4極のミニDINコネクタです
FM77AV20のキーボード側コネクタ。6極6芯のモジュラージャックです

使用した部品

ミニDINソケット 基板取付用https://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00089/S端子コネクタです
ミニDINコネクタ用コネクタピッチ変換基盤https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-09484/4極のものがないので6極のものを使います
6極6芯モジュラージャックDIP化キットhttps://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-09688/
ユニバーサール基盤https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08241/なんでも良いです
6極6芯ケーブルhttps://www.amazon.co.jp/dp/B07DLKSF5K
ミニDIN4極様ケーブルhttps://www.amazon.co.jp/dp/B08DSSY81KS端子ケーブル、ADBケーブルでも可です
上記部品は一例です
左から「6極6芯モジュラージャックDIP 化キット」「ミニDINソケット 基板取付用」「ミニDINコネクタ用コネクタピッチ変換基盤」

6極6芯モジュラージャックDIP 化キット
ミニDIN端子とコネクタピッチ変換基盤

配線図

コネクタ部の組み立て

コネクタ部のDIP化キットを組み立てます。

ミニDINとモジュラージャックのコネクタをハンダ付け

ブレッドボードで確認

ブレッドボードで配線するとこんな感じ

ユニバーサル基盤にハンダ付

ユニバーサル基盤裏のハンダ付けはちょっと手間かかるかもしれません。キタナいので写真は無しです。

ユニバーサル基盤に乗せてハンダ付

動作確認

キー入力できました!

参考サイト

AV40EX に AV2 のキーボードを接続

番外編7:FM-8/7/77/77AVシリーズの微妙な非互換性

未分類

YAMAHAのMSX YIS503の黄ばみをなんとかする

YIS503といえばかつてYAMAHAが出していたMSXで、数あるMSXの中でもかっこ良くて好きなモデルです。これは10数年位前にジャンクで手に入れたものなのですが、価格はは今ほど高騰しておらず、ハードオフで1500円くらいだったと思います。久しぶりに見てみると黄ばみが進みすぎており、なんとか黄ばみをとれないものかと思い始めました(現在2020年)。ググってみるとワイドハイターEXが良いという情報が!早速やってみました。

黄ばみが進んだYIS503。なんとかしたい!
DAISOにちょうど良いケースがあったので、ワイドハイターEXの原液を入れた中にキーボードを投入しました。
日の当たる窓際において約1週間。黄ばみが取れてきてますがまだ黄色いです。
その後3週間日向に放置したところ、かなり白くなりました。
元に戻しました。

白いキーボードは約1ヶ月と長時間かかりましたが、ほぼ新品同様の白さを取り戻しました。ワイドハイターEXの威力がすごいことが証明されました。他にもPC-8801とか68KMacとか黄ばみを取りたいモノがありますのでまたやっていきたいと思います。

※灰色のキーボードは裏側の金属がワイドハイターEXと化学反応してしまい、泡で濁ってしまったので、1週間で漂白をやめました。

Ichigojam

Ichigojam Basicで円を描く

三角関数。学校では何に使うの?と思っていた(る)方もいると思いますが、実はゲームを作るうえで四則演算の次くらいに重要です。ゲームの種類によりますが、シューティングゲーム等の敵の軌道や、演出効果など色々な場面で高頻度で使います。知っておいたほうが良いですし、断然楽しいです。

今回は、Ichigojam Basicで、三角関数の基本である円を描いてみたいと思います。
ただし、Ichigojam Basicには三角関数はありませんので、自前で用意する必要があります。その方法は、計算で求める方法とあらかじめ用意しておく方法がありますが、処理能力の低い環境の場合、あらかじめ値を用意しておく方法が適しています。今回はこの方法(以下テーブル方式とします)で作ってみます。

このテーブル方式では、SINの0度~90度までの値を配列に用意します(行番号50~58)。SINの90度より上の値、COSの値は、この配列の読み出し方を変えることで求めることができます。またIchigojam Basicが扱える数値は整数のみですので、実際の値を100倍した値(0~100)とします。

110行目が円を描くサブルーチンになっていて、210行目をCALLして得たSIN,COSの値を基に、半径100/11(キャラクタ)の円を”O”で描きます。

200行目がSIN,COSを返すサブルーチンになっています。変数Rに角度0~359を入れてCALLすると、X,YにそれぞれSIN,COSが設定されて戻ってきます。

SIN,COSを11で割る意味ですが、この値をそのまま使用すると半径100(キャラクタ)の円になってしまい、32×24の画面からはみ出てしまうのがその理由です。今回は11で割っていますが、この値を大きくすれば小さい円に、小さくすれば大きい円になります。

circle


10 CLS
20 ' SIN DATA(0~90)
50 LET [0],0,2,3,5,7,9,10,12,14,16
51 LET [10],17,19,21,22,24,26,28,29,31,33
52 LET [20],34,36,37,39,41,42,44,45,47,48
53 LET [30],50,52,53,54,56,57,59,60,62,63
54 LET [40],64,66,67,68,69,71,72,73,74,75
55 LET [50],77,78,79,80,81,82,83,84,85,86
56 LET [60],87,87,88,89,90,91,91,92,93,93
57 LET [70],94,95,95,96,96,97,97,97,98,98
58 LET [80],98,99,99,99,99,100,100,100,100,100,100
60 GSB 110
70 LC0,0
80 END
100 ' DRAW CIRCLE
110 FOR R=0 TO 359 STEP 5:GSB 210:LC16+X/11,12+Y/11:?"O";:NEXT:RTN
200 ' SIN,COS
210 IFR>270X=-[90-(R-270)]:Y=[R-270]ELSEIFR>180X=-[(R-180)]:Y=-[90-(R-180)]ELSEIFR>90X=[90-(R-90)]:Y=-[R-90]ELSEX=[R]:Y=[90-R]
220 RTN
電子工作 · Python · Raspberry Pi

ラズパイを使ってGP2Y0E03(距離センサー)のi2cアドレスを変更したときのメモ

GP2Y0E03はアナログ出力のほかにI2Cに対応しており複数(最大16個)接続することができます。しかし、工場出荷時にはI2Cアドレスが0x40に設定されているため、このまま複数個繋げると重複してしまい正常に動作しません。これを正常に動かすためにそれぞれに固有のI2Cアドレスを振る必要があります。ここではそのI2Cアドレスを変更する手順をまとめました。

使用するもの

  • GP2Y0E03(シャープ測距モジュール(I2C&アナログ))
  • Raspberry Pi 3(2とかでも良いと思います)
  • ジャンパー線(GP2Y0E03にハンダ付けします)

前提

  • Raspberry Pi に最新のRaspbianがインストールされていること
  • Pythonが動作すること(2でも3でもよいと思います)
  1. 8番にジャンパー線をハンダ付けします。8番はコネクターに線が出ていないのではんだ付けする必要があります。


  2. このように接続します。
    img_1136
  3. Raspberry PiのRaspbianをupdate/upgeadeします。
     $ sudo apt-get update ; sudo apt-get upgrade 
  4. Pythonのi2c用ライブラリsmbusをインストールします。
    $ sudo apt-get install python-smbus
    
  5. i2cdetectを使ってi2cアドレスを確認します。defaultの状態は0x40であることが確認できます。
    $ sudo i2cdetect -y 1
    
    0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 a b c d e f
    00: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    10: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    20: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    40: 40 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    50: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    60: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    70: -- -- -- -- -- -- -- --
    
  6. python3の更新スクリプトを用意します。
    ソースコードの6行目のnew_addを適宜目的のi2cアドレスに変更してください。
    0x20にしたい場合は0x04を指定するなど、8で割った値を指定するようです。
    今回は、0x10にしたいので0x02を指定しています。
    gp2y0e03_i2c_add_chg.py

    #!/usr/bin/python3
    # -*- coding: utf-8 -*-
    import smbus
    import time
    now_add = 0x40 # defaultのアドレス
    new_add = 0x02 # 変更先のアドレス 0x10
    i2c = smbus.SMBus(1)
    # Vpp OFF val = input('Vpp端子をOFFにしてください。準備ができたらEnterを押下してください')
    print('stage1') i2c.write_byte_data(now_add, 0xEC, 0xFF)
    time.sleep(0.1)
    # Vpp ON val = input('Vpp端子をONにしてください。準備ができたらEnterを押下してください')
    print('stage2')
    i2c.write_byte_data(now_add, 0xC8, 0x00)
    time.sleep(0.1)
    print('stage3')
    i2c.write_byte_data(now_add, 0xC9, 0x45)
    time.sleep(0.1)
    print('stage4')
    i2c.write_byte_data(now_add, 0xCD, new_add)
    time.sleep(0.1)
    print('stage5')
    i2c.write_byte_data(now_add, 0xCA, 0x01)
    time.sleep(0.1)
    val = input('Vpp端子をOFFにしてください。準備ができたらEnterを押下してください')
    
    # Vpp OFF 
    print('完了')
    
  7. スクリプトを実行します。
    このとき画面に「Vpp端子をOFFにしてください。」が表示されたとき上記2の図の※のジャンパー線を外します。また、「Vpp端子をONにしてください。」のとき上記2の図の※のジャンパー線を繋ぎます。

    $ python3 gp2y0e03_i2c_add_chg.py
    Vpp端子をOFFにしてください。準備ができたらEnterを押下してください
    stage1
    Vpp端子をONにしてください。準備ができたらEnterを押下してください
    stage2
    stage3
    stage4
    stage5
    Vpp端子をOFFにしてください。準備ができたらEnterを押下してください
    完了
    
  8. 再度i2cdetectを使ってi2cアドレスを確認します。このときGP2Y0E03を再起動する必要がありますので、Raspberry Piに繋げている赤いジャンパー線を一度外して再度繋げてください。アドレスが0x40から0x10に変更されていることが確認できます。
    $ sudo i2cdetect -y 1
    
    0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 a b c d e f
    00: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    10: 10 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    20: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    40: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    50: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    60: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    70: -- -- -- -- -- -- -- --
    
  9. 注意
    原因はわからないですが、2回アドレスを変更すると下記のようにアドレスが出力されなくなりますのでご注意ください。使用できなくなります!

    $ sudo i2cdetect -y 1
    
    0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 a b c d e f
    00: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    10: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    20: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    40: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    50: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    60: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
    70: -- -- -- -- -- -- -- --
    
  10. 参考
    データシート http://akizukidenshi.com/download/ds/sharp/gp2y0e.pdf
    秋月電子 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07547/
    創活こんぺさん支部 http://bmj0312.blog.shinobi.jp/robot/sharp測距モジュールgp2y0e03
    technology memo http://technology-memo.seesaa.net/article/406837556.html

 

Linux · OpenCV · Python · Ubuntu · Windows

Windows Subsystem for Linux(WSL)にOpenCV3.2とPython3.5をインストール(その2)

前回は、WSLのインストールを行いましたので、今回はOpenCVとPython3.5をインストールします。Python3.5はパッケージからインストールしますが、OpneCV3.2はソースコードをビルドして構築します。

      1. はじめにシステム環境をアップデートします。少し時間がかかります。
        $ sudo apt-get update ; sudo apt-get upgrade
        [sudo] password for ubuntu:
        
      2. ビルドに必要なパッケージをインストールします。
        $ sudo apt-get install build-essential git cmake \
            pkg-config libjpeg-dev libtiff5-dev libjasper-dev \
            libpng12-dev libavcodec-dev libavformat-dev \
            libswscale-dev libv4l-dev libgtk2.0-dev \
            libatlas-base-dev gfortran
        
      3. Python3関連をセットアップします。
        $ sudo apt-get install python3-dev python3-pip
        $ sudo pip3 install numpy
        
      4. opencv,opencv_contribをダウンロードします。
        $ cd ~
        $ git clone https://github.com/Itseez/opencv.git
        $ cd opencv
        $ git checkout 3.2.0
        $ cd ..
        $ git clone https://github.com/Itseez/opencv_contrib.git
        $ cd opencv_contrib/
        $ git checkout 3.2.0
        $ cd ..
        
      5. cmakeします。
        $ cd opencv
        $ mkdir build
        $ cd build
        $ cmake -D CMAKE_BUILD_TYPE=RELEASE \
            -D CMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local \
            -D INSTALL_PYTHON_EXAMPLES=ON \
            -D OPENCV_EXTRA_MODULES_PATH=~/opencv_contrib/modules \
            -D BUILD_EXAMPLES=ON ..
        
      6. makeします。
        $ make
        $ sudo make install
        $ sudo ldconfig
        
      7. 今後実行するときに、以下のようなエラーが発生し動きませんので、ここで対応しておきます。
        cannot enable executable stack as shared object requires: Invalid argument
        

        execstackをインストールして実行します。

        $ sudo apt-get install execstack
        $ sudo /usr/sbin/execstack -c /usr/local/lib/libopencv_*
        
      8. 正常にインストールされているか、バージョンを確認します。
        • pythonのバージョン確認
          $ python3 -V
          Python 3.5.2
          
        • OpenCVのバージョン確認
          OpenCVは、pythonのコードを使ってバージョンを取得します。
          ファイル名を”version.py”として下記2行のファイルを作成し実行します。
          vi ~/version.py

          import cv2
          print(cv2.__version__)
          
          $ python3 ~/version.py
          3.2.0
          

         

      9. 動作確認用にサンプルプログラムを用意します。
        出力先に、Windowsのデスクトップを指定してみました。25行目の「*****」はご利用のWindowsユーザ名を指定してください。vi ~/example.py

        #coding: utf-8
        
        import cv2
        
        import numpy as np
        
        faceCascade = cv2.CascadeClassifier('/home/ubuntu/opencv/data/haarcascades/haarcascade_frontalface_default.xml')
        
        img = cv2.imread('/home/ubuntu/opencv/samples/data/lena.jpg', cv2.IMREAD_COLOR)
        
        gray = cv2.cvtColor(img, cv2.COLOR_BGR2GRAY)
        
        face = faceCascade.detectMultiScale(gray, 1.1, 3)
        
        if len(face) > 0:
        
          for rect in face:
        
            cv2.rectangle(img, tuple(rect[0:2]), tuple(rect[0:2]+rect[2:4]), (0, 0,255), thickness=2)
        
        else:
        
          print ("no face")
        
        cv2.imwrite('/mnt/c/Users/*****/Desktop/detected.jpg', img)
        
      10. 実行
        $ python3 ~/sample.py
        
      11. 実行結果
        正常に動作していれば、WindowsのデスクトップにLenaさんが表示されているはずです。lena
      12. 予定したところまで確認できたので、完了とします。
        今回触ってみてた感想は、こんなに簡単にLinuxが動かてしまうのか・・・という驚きでした。Windowsアプリとして動作するので、インストールも削除も簡単です。不要になったら削除すればよいのはすごくよいことだと思います。
Linux · OpenCV · Python · Ubuntu · Windows

Windows Subsystem for Linux(WSL)にOpenCV3.2とPython3.5をインストール(その1)

2017 年 10 月 17 日にリリースされた Windows 10 Fall Creators Update にて、Windows Subsystem for Linux(WSL)が正式にリリースされました。

これにより、Windows10でUbuntuが正式に動くようになりましたので、試しにOpenCV3.2、Python3.5をインストールしてみたいと思います。

対象OS:Windows 10 home (Fall Creators Update済み)

    1. コントロールパネルを開きます。
      コルタナに「コントロールパネル」を記入すると、検索結果に表示されますので、それをクリックします。
      OpenCV3.2-00
    2. プログラムをクリックします
      図1
    3. プログラムと機能の下の「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。
      図2
    4.  「Windows の機能の有効化または無効化」で「Windows Subsystem for Linux」にチェックして「OK」をクリックします。。
      名称未設定5
    5. 続いてMicrosoft StoreでUbuntuをダウンロードします。
      Windowボタンをクリックし、メニューから「Microsoft Store」をクリックします。
      名称未設定2
    6. Microsoft Storeで「Ubuntu」を検索し、Ubuntuをダウンロードします。
      ubuntu
    7. Ubuntuがダウンロードできました。起動してみます。
      図3-1
    8. Ubuntuを起動すると、新しいユーザ名とパスワードを聞いてくるので入力します。

      ここではユーザは、ubuntuにして、パスワードは適当に決めました。

      Enter new UNIX username: ubuntu
      Enter new UNIX password:
      Retype new UNIX password:
      
      passwd: password updated successfully
      Default UNIX user set to: ubuntu
      To run a command as administrator (user "root"), use "sudo <command></command>".
      See "man sudo_root" for details.
      
      ubuntu@*****:~$
      

       

    9. 無事ユーザが作られました。次回は、OpenCV3.2とPython 3.5をインストールします。
電子工作 · Mac · Raspberry Pi

Raspberry Piで簡単 AirPlay (volumioでiPhoneからコンポを鳴らします)

近頃、Raspberry Pi 3が出たり、Zeroがでたりで、少し古いRaspberry Pi A+が使われずに放置されてしまっていましたので、有効活用するべく思いついたのがAirPlay化です。

AirPlay化というと以前は手間がかかりそうだったので躊躇していましたが、今はイメージファイルをSDカードに書き込むのみと、簡単になっているとのことなので、やってみることにしました。

1,準備

今回準備するのは下記の機器です。

IMG_0602
IMG_0604

  • Raspberry pi A+
  • Micro SD Card 16GB(8GBでも良いと思います)
  • Wifi USB Adapter GW-USNano2
  • AC アダプタ(iPhone に付属していたもの)
  • USB Type B ケーブル
  • AUX端子付コンポとオーディオケーブル。写真は15年くらい前のKENWOODのコンポ。

作業上必要となるものが下記です。

IMG_0605

  • Mac(もちろんWindowsでも大丈夫ですがここでは割愛します)
  • USBハブ
  • USBキーボード

写真にはありませんが、下記も使用します。

  • HDMI対応DisplayとHDMIケーブル
  • micro SDカード⇨SDカード変換アダプタ
  • (SDカードリーダ:今回はMacBook Airに付いているリーダを使うので使いません)

作業1

MicroSDカードをSDカードに変換するアダプタを刺して、MacBook Airに刺します。

IMG_0606

作業2

Raspberry PiをAirPlay化する音楽プレーヤー「volumio」のイメージファイルをダウンロードし、デスクトップに置きます。どこにおいても良いです。

https://volumio.org/

スクリーンショット 2016-04-03 17.28.12
デスクトップに置きました。

スクリーンショット 2016-04-03 17.31.55

SDカードのデバイス名を調べます。
$ diskutil list

$ diskutil list
/dev/disk0 (internal, physical):
#:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
0:      GUID_partition_scheme                        *251.0 GB   disk0
1:                        EFI EFI                     209.7 MB   disk0s1
2:                  Apple_HFS Macintosh HD            250.1 GB   disk0s2
3:                 Apple_Boot Recovery HD             650.0 MB   disk0s3
/dev/disk1 (internal, physical):
#:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
0:     FDisk_partition_scheme                        *16.0 GB    disk1
1:             Windows_FAT_32 DR_DISK                 16.0 GB    disk1s1

SIZEが16GということとFAT_32のフォーマットであることからdisk1がSDカードであることが判りました。

次にアンマウントします。(SDカードは刺したままです。抜いたりしないようにご注意ください)

$ diskutil unmountDisk /dev/[デバイス名]

$ diskutil unmountDisk /dev/disk1
Unmount of all volumes on disk1 was successful

SDカードにDiskImageを書き込みます。

$ sudo dd bs=1m if=[イメージファイルの場所] of=/dev/[r+デバイス名]

$ sudo dd bs=1m if=/Users/osamu/Desktop/Volumio1.55PI.img of=/dev/rdisk1 Password:
1700+0 records in
1700+0 records out
1782579200 bytes transferred in 111.582750 secs (15975401 bytes/sec)

おそらく書き込みに2~5分かかると思われます。

書き込みが完了したらイジェクトします。(まだSDカードは刺したままです)

$ sudo diskutil eject /dev/[r+デバイス名]

$ sudo diskutil eject /dev/rdisk1
Password:
Disk /dev/rdisk1 ejected

書き込みが完了したSDカード抜いてRaspberry Piに挿します。
下記の様に、HDMI端子をディスプレイに、USB端子をUSBハブを介してUSB Wifi アダプタとキーボードを接続し、電源ケーブル(USB TypeB)をつなげます。

IMG_0610

無事起動しました。
スクリーンショット 2016-04-07 21.11.34

ここでパスワードを変更しておくと良いでしょう。
Wifiのセッティングを行います。
$ sudo lsusb
IMG_0614

$ sudo sh -c “wpa_passphrase [SSID] [パスワード] >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf”
IMG_0615

$ sudo vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
IMG_0620r

:wq[enter]

$ sudo vi /etc/network/interfaces
IMG_0621

修正前
IMG_0622

修正後
IMG_0623

:wq[enter]
$ sudo ifup wlan0
IMG_0624

$ sudo reboot[enter]
IMG_0626

リブート後、Wifiに自動的に繋がることを確認します。
$ sudo ifconfig -a
IMG_0627

IPアドレスが192.168.0.117として繋がっていることが確認出来ましたので、いよいよコンポとつなげます。そのためにシャットダウンします。

$ sudo shutdown -h now
IMG_0628

USBハブやHDMIケーブルは外して、USB Wifi アダプタのみを刺して電源ケーブルを挿します。
IMG_0630

Raspberry Pi A+のイヤホンジャックとコンポにつなげます。
IMG_0631

同じネットワーク内にあるiPhoneでAirPlay設定画面を開くと、volumioが表示されています。
ここでvolumioを選択します。

IMG_0632

再生してみますと、、
IMG_0633
コンポから音楽が鳴りました!

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MacでSDカードをフォーマットする方法(SDカードフォーマッターを使って)

今回使用する「SDカードフォーマッター」ですが、Raspberry Piなどディスクイメージを書き込む際にはOS標準のフォーマット機能よりもお勧めします。SDカードの規格を作成している団体である、SDアソシエーション自らが無料で提供していることが理由の一つです。
実際、ラズパイのOSを書き込む際、OS標準のツールで行うと、書き込みがうまくいかないことなどがありましたが、このツールを使い始めてからは安定しています。

まず、SDカードフォーマッターをダウンロードします。

https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/

スクリーンショット 2016-04-03 17.15.02

スクリーンショット 2016-04-03 17.15.18

ダウンロードしたファイル(SDFormatter_4.00B.pkg)を確認します。
今回はデスクトップに置きましたがどこでも良いです
スクリーンショット 2016-04-03 17.16.44

SDFormatter_4.00B.pkgをダブルクリックしてインストーラを起動し、「続ける」をクリックします。

スクリーンショット 2016-04-03 17.16.59
「続ける」をクリックします。
スクリーンショット 2016-04-03 17.17.25
「続ける」をクリックします。
スクリーンショット 2016-04-03 17.17.32
「続ける」をクリックします。
スクリーンショット 2016-04-03 17.17.32
ユーザー名、パスワードを入力して「ソフトウェアをインストール」をクリックします。
スクリーンショット 2016-04-03 17.18.06
「閉じる」をクリックしてインストーラを完了させます。
スクリーンショット 2016-04-03 17.18.23
SDカードを挿します。(13InchのMacBook Air のSDカードスロットにさしています)

IMG_0606
インストールしたSDFormatterを起動し、フォーマットをクリックします。
(対象のカードが正しいことを確認してくださいね)

IMG_0608L

しばらくすると下記の画面に切り替わります。

IMG_0609L

「カードのフォーマットが正常に終了しました」と表示されれば完了です。

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Nas4Freeを構築してみる

Nas4FreeをUSBメモリにインストールする方法

・構築しようとしている環境
 HP ProLiant MicroServer Turion II NEO N5
 NAS4Free-x64-LiveCD-9.3.0.2.1391
 BUFFALO YUF-4G-WH(4G)
・これまでの問題
HP ProLiant MicroServer Turion II NEO N5にNas4Freeをインストールしようとしたところ、下記が原因でうまくいきませんでした。
  1. NAS4Free-x64-LiveCD-9.3.0.2.1391.isoをCDに焼く
  2. HP ProLiant MicroServer Turion II NEO N5に 1. のCDを入れ、CDから起動
  3. USBメモリを刺す ← 認識しない!
何度か試しましたが、HP ProLiant MicroServer Turion II NEO N5のCDから起動する方法はだめなようなので、仮想PCを使いUSBメモリにインストールする方法に切り替えてやってみました。
・以下の環境で作業を行います。
  1. 仮想PCは無料のVirtualBoxを利用する
  2. MacOS10.10.3を使用する
■VirtualBoxをダウンロードします。
・下記Oracle社のVirtualBoxのダウンロードページを開きます。
#01_001
・今回の手順ではMac用をダウンロードします。2015/04時点で最新の「VirtualBox-4.3.26-98988-OSX.dmg」をクリックします。

#01_002

■VirtualBoxをインストールします。
「VirtualBox-4.3.26-98988-OSX.dmg」をダブルクリックすると、下記画面になるので、「1 Double click on this icon」をダブルクリックします。

#01_003

・「インストール」をクリックして先に進めます。

#01_004

・「閉じる」をクリックしてウィンドウを閉じます。

#01_006

■最新のNas4Freeをダウンロードします。
2015年4月時点で最新の「NAS4Free-x64-LiveCD-9.3.0.2.1391.iso」をダウンロードします。名前にLiveCDと付くイメージ以外は使用しない方が無難です。

#02_01_00

■VirtualPCの設定を行います。
  1.  名前:何でも良いですが、ここでは「nas4free」とします。
  2.  タイプ:BSD
  3.  バージョン:FreeBSD (64 bit)
 「続ける」をクリックします。

#03_01_00

・メモリーサイズは512Mを指定し「続ける」をクリックします。

#03_02_00

・ハードドライブは、「仮想ハードドライブを追加しない」を選択します。USBメモリにインストールするため、今回の仮想PCには必要ないためです。

#03_03_00

・下記警告が出ますが、構わず「続ける」をクリックします。

#03_04_00

 

■仮想PCの設定

・これより仮想PCの設定を行っていきます。上部のメニューから「歯車(設定)」をクリックします。

#04_01_00

・起動ディスクの設定です。「ストレージ」を選択し、CD/DVDドライブの右端の丸いアイコンをクリックすると、イメージファイルを選択するダイアログが表示されます。また、Live CD/DVDにチェックが入っていることを確認してください。

#04_02_00

・ここで先ほどダウンロードした「NAS4Free-x64-LiveCD-9.3.0.2.1391.iso」を選択します。

#04_03_00

・イメージファイルを選択すると、下記の様な画面になります。これで仮想PC起動時にNas4Freeのイメージファイルから起動するようになります。

#04_04_00

・インストール先のUSBメモリの設定です。「ポート」→「USB」を選択すると下記の画面になります。

#04_05_00

 

 

 

 

 

 

 

 

・ここでUSBメモリをMac本体に刺します。以下のようなダイアログが出ることがありますが、「無視」を選択して閉じます。

#04_06_00

・仮想PCにUSBメモリを追加します。右側の追加用アイコン(+)をクリックすると、追加可能なドライブのリストが表示されます。先ほどMac本体に刺したUSBメモリを選択してください。この例では「BAFFALO」のUSBメモリを選択しています。

#04_07_00

・USBメモリを選択すると、下記の様な画面になります。これで仮想PC起動時にUSBメモリがマウントされるようになります。

#04_08_00

■Nas4Freeの起動イメージの書き込み

・仮想PCを起動し、Nas4FreeをUSBメモリにインストールします。上部のメニューから「右矢印(起動)」をクリックします。#05_01_00

・正常に起動すると下記の画面になります。「9) Install/Upgrade from LiveCD/LiveUSB」を選択して「Enter」

#05_02_00

・デフォルトの状態で「OK」を選択して「Enter」

#05_03_00

・デフォルトの状態で「OK」を選択して「Enter」

#05_04_00

・デフォルトの状態で「OK」を選択して「Enter」

#05_05_00

・デフォルトの状態で「OK」を選択して「Enter」

#05_06_00

・デフォルトの状態で「OK」を選択して「Enter」

#05_07_00

・デフォルトの状態で「OK」を選択して「Enter」

#05_08_00

・書き込みが完了しました。「Enter」で次の画面へ。

#05_09_00

・「Exit」を選択して「Enter」

#05_10_00

・「8」を選択して「Enter」

#05_11_00

・「OK」を選択して「Enter」

#05_12_00

 

以上でインストールか完了しました。このUSBメモリで起動可能です。