
図書イベントでは、どこでも定番の景品があります。
おそらく誰もがすぐに思いつくでしょう、そう!「しおり」です。
読みかけの本のページに挟んで、次に読む時にスムーズに読書を再開できる
単純ながらも必需品なあれです。
小学校では、図書委員会さんと一緒にラミネートを使って、様々なしおりを作ったりもしていました。
ラミネートしたしおりを切った後は、パンチで穴をあけてリボンも通して
ワンポイントも忘れません。
リボンの色も選ぶ時のポイントです。
小学校の図書イベントの時には、しおりの入った箱の周りに人だかりができるくらいの
人気景品のひとつになっています。
ところが、このしおり。
中学校になると途端に、悲しいほどに人気がガタ落ち!になるのです!
その格差には、小中学校と、同じ子供達を見て来た私にも「なぜ!?」と
首をかしげる現象でした。
理由を聞いてみると、答えは意外なほど即答。
「しおりを使わなくても、本を読めるから」なのだそうです。
ダサいから、とか、ではないのですね。
中学生は、
小学校と違って、本を読みたいという子しか、基本的に図書室にきません。
(あくまで私の勤務校に限ってですが)
大げさに言えば、読書家の精鋭。
夏休みの宿題だから、とか、課題図書を書かなくてはならないから、と
強制的な理由で図書室に来館する子が、ぐんと減ってしまいます。
そして、真の読書家さんは「しおりがなくても本が読める」!
むしろ、しおりが邪魔、と言う子まで!
しおりがないと本が読めない私には、とてもアンビリバボーな事実でした。
本当にしおりがなくても読めるの!?
読書の習慣が身についた子たちは、読んだ本のページもちゃんと記憶しておくことが
できるのですね。
すごい特殊能力。
他に、小学校でもらってきたラミネートしおりは、厚くて使いにくい。
自分好みのしおりがないからいらない、という子も。
小学生の頃よりも、個性、や主張が強くなるのは、中学生の特徴ですね。
いろいろなるほど、と思う限りです。
とはいえ、しおりプレゼントは小規模ながら続けています。
自分のものにしなくても、のぞいているだけでも楽しいものですし、
小学生の妹や弟にあげよう、とプレゼントに選ぶ子もいます。
何かをもらえるイベントが好きなのは、決しておばちゃんだけではないのです。
でも、なくなるペースはとっても遅いので、
最近では、読書机にこんなボックスを作ってみました。
「昼休みが終わった時に、いいところで終わってしまったら、このしおりを使ってね!」
ごくたまに、本棚の本から
このボックスからとおぼしきしおりが出てくることがあります。
そんな、図書室で繰り広げられる「しおり物語」。
私にとっては、とても愛おしい雑貨であり、図書室必須アイテムです。











