リターンして旧友との交流が始まった話

「俺のNC750Xと一緒に走らない?」
こんなLINEが届いたのは、いつだかの夏の盛りの頃でした。
たまたまその日は休日で、友達の1人と日の高いうちからビールを浴びていたタイミング。
すでにほろ酔い。いい気分のまま「オレの原2だから、高速乗れないからな!(笑)」と返します。
NC750Xか。いい趣味してんなぁ。
LINEの主は高校時代の同級生。
3年間を同じクラスで過ごしたとはいえ、それほど仲が良い友人という訳でもありませんでした。
目立つ存在だった彼はクラスの中心人物。
一方の私は落ちこぼれ気味だった上に部活一辺倒で、それほどクラスの活動にも参加していないクチでした。そういうケースでは、ともすれば「クラスの端っこの方にいるヤツら」が集まりがちです。
かくいう私もその通り。高校を卒業してからも付き合いが深い仲間といえば、「端っこ」という立ち位置のヤツらばかりです。考えてみたら彼とは、2人で飲みに行った事すらありません。
というか・・・。
彼がバイクに乗り始めた事も知りませんでした。
長いブランクを経てリターンした私の話は、いつだかの同窓会でしたような気がします。
それを覚えていてくれたんでしょう。
「こっちから千葉に行くよ。ツーリングスポットいっぱいあるじゃん」
もう1人、最近リターンした同級生も誘っての房総半島ツーリング。
にわかとは言え千葉県民としては、そんな言葉を聞いて嬉しくないはずがありません。
二つ返事で即答したものの、スケジュールが合わなかったり天気に恵まれなかったりの繰り返しで、実現したのは数カ月後。紅葉の盛りの時期でした。
久々に会った高校時代の同級生3人組。
同窓会で顔を合わせることはあるものの、シンプルに一緒に遊ぶのは初めてのことでした。

千葉ファルニアに集合して、燈籠坂大師の切通し、もみじロード、養老渓谷、高滝湖の鳥居と定番のコースを走るツーリング。
神奈川の民たちも満足してくれたようでした。
それからは数カ月に1度のペースでツーリングを開催するようになり、さらにはメンバーも1人増え、「銀輪会」などという大層な名前まで付きました。
去年の定例ツーリングは、3回。
「秩父・三峯神社とバイク弁当の旅」





「袋田の滝と月待の滝、茨城北部満喫の旅」




「野比ジハングンと故郷を訪ねる旅」






関東北部のルートでは気付けば300キロオーバーが当たり前になり、最後は我らが故郷を訪ねる記念すべき旅となりました。
今ではこのツーリングが、私にとって「ものすご楽しみなイベントの1つ」になっています。
同窓会のLINEグループには今年も1人、新たに「二輪の免許を取った」との近況報告が舞い込んできました。
今年はさらに、勢力を拡大してマスツーリングを楽しむことができそうです。

リターン日記の始まり

風来爺のリターン日記を開設して、もうすぐ6年。
ここ最近はめっきり更新頻度が低くなってしまい、「リターン日記の人だ」ということも忘れ去られてしまった感があるけれど、細々とでも続けていこうと思っています。

元はと言えば「年間休日数50日、毎月の残業時間は100時間をゆうに超える」という極ブラックなサラリーマンだった中の人が、人であることを取り戻すために始めたこのブログ。
愛機・GN125-2Fを手に入れ、キャンプや釣りにもリターンし、ここで生まれた架空の人物として、さまざまな出会いも経験しました。
とはいえ「ある日突然会社をクビになり、開設当初とは全く異なる環境に身を置くことになる」というドラマチックな展開が待ち受けていようとは、この頃は予想だにしていなかったけれど・・・。

更新頻度が著しく下がったのは、やはりこれが最大の原因です。
個人事務所として不動産の周辺業務や書き物を請負うようになってもうすぐ3年。特に一昨年の夏辺りから書き物の仕事が多くなったことで、趣味で書くブログがどうしても後回しになってしまったから。ツーリングに行ってもキャンプに行っても、「それをブログに綴っておこう」という気が起きづらくなっていたんですね。

忙しいのは相変わらずだけど、最近は顧客との面談や行政との折衝などの業務が増えて、趣味のペンを取る気が戻ってきました。
我が相棒GN125-2Fのオドメーターも、当初目標に掲げた3万キロどころか5万キロをゆうに超え、「次なる目標は10万キロ!」と自信を持って口に出せる水準です。
今年の目標の1つは、このリターン日記を少しずつでも更新していくこと。
末永くご愛顧いただければ幸いです。
あ、そうそう。
どんなに本業が忙しくてなっても、開業当初の不安な自分を支えてくれたウーバーイーツ配達員も、時間を見つけて続けていこうと思っています。
初心を忘れないために。

GN125-2Fのスピードメーターギアを交換「だが2F、テメーはダメだ」

そろそろ走行距離が5万キロに届こうかという我が相棒、GN125-2Fのスピードメーターが動かなくなりました。
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングと主要なネット通販を検索し、GS125・GN125・EN125に適合するらしきギアを発見。しかし残念ながら我がGN125-2Fには使用できず、タオバオを使って中国から取り寄せることになりました。
嗚呼これが、「だが2F、テメーはダメだ」と言われる所以か・・・。
コロナ以降、国内での部品調達が怪しくなってきたGNの維持に果敢に取り組んでいる同胞に向け、2Fのスピードメーターギアに関するトラップについて共有します。
とはいえこの2F、同じ見た目でも年式によって使われているパーツが異なっていることはご承知の通り。
くれぐれも調達時には、まずはご自身の相棒のパーツを確認してから自己責任にてお願いします。
不調の原因はケーブルかギアか?
江戸川沿いを気持ちよく快走していたとある日、ふと見るとスピードメーターがピクリともしていないことに気が付きました。
「とりあえずはケーブル交換だなぁ」
そう思ってAmazonを漁り、純正ケーブルをポチ。

すぐさま交換して試乗してみましたが、メーターは沈黙したまま。残念ながら直りませんでした。
が・・・。
実はこれ、ある程度は予想していた結果でした。
スピードメーターが動かなくなる原因といえば、ケーブルの劣化が真っ先に思い浮かびます。が、メーターそのものやギアの故障という可能性も捨てきれない。
予想していたという理由は、前輪付近から「チャッチャカ チャッチャカ」というリズミカルな異音がずいぶん前から生じていたこと。これを発しているのがスピードメーターギアじゃないかと思っていたんです。
だから今回の不調も、ケーブルが原因ではなくギアなんじゃないかと。
おそらく今回はそれが正解です。
スピードメーターギアを調達
仕方ない。スピードメーターギアを探そう。
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングと、主要なネット通販を検索し、GS125・GN125・EN125に適合するらしきギアを発見。すぐさまポチり、翌日には到着です。

早速前輪を外してギアの交換を試みます。
我がGNにはセンタースタンドが付いているので、前輪を浮かせて固定してしまえば作業自体はそれほど大変なものではありません。

そこで、外したスピードメーターギアに違和感を覚えました。
取り寄せたそれと、形状が異なっています。

試しに新しいギアを取り付けてみましたが、締め付ける前の段階でホイールと干渉していました。コレ、確実に違うパーツです。

改めて部品を探すしかない・・・。

もう一度、X(Twitter)で情報収集
正しい部品を探すには、もう少し情報が必要です。
X(Twitter)を駆使してGN仲間に情報提供をお願いすると、間髪入れずに正確なパーツの情報を知ることができました。
やはり今回手に入れたパーツは我が2Fには適合しないものです。
改めてネット通販をくまなく検索してみるものの、残念ながら国内での部品調達は絶望的。タオバオ(TaoBao)に頼るしかなさそうです。
Google先生が翻訳してくれる怪しい日本語を頼りにスピードメーターギアを探していくと、同じGN用と明記されたものでも、形の異なる2種類があることが分かりました。
タオバオに掲載されている、こちらの店舗の写真が分かりやすいでしょう。

私が調達した部品はBの方。もともとGS125やGN125に使われていた、従来のパーツのようです。
しかし私の2Fに採用されていたのは、Aのスピードメーターギアでした。
タオバオでスピードメーターギアを輸入!
そうと分かれば、改めて輸入するしかありません。
前回タオバオも利用した時もGoogleの怪しい翻訳と勢いだけでなんとかなったから、今回も届けてくれる、はず!!
1度は失敗したものの、2度目のオーダーで無事到着です。

やはり前回のものとは形が違います。

これならちゃんと付きそうな気がします。
作業再開
改めてギア交換の作業を進めます。
前回と同じ作業の繰り返しなので、今回は極めてスムース。

前輪を外してスピードメーターギアを交換。


元に戻して、規定のトルクで締め付けます。
パパ先制打さんのブログを参考にさせていただきました。

修理完了!

元通りに組み直し、試乗。
スピードメーター、しっかりと動くようになりました!
作業自体は単なる部品交換なので大したことはないのですが、やはり今回も部品調達に苦戦する結果となりました。
特に「GS、GN、EN用」という部品が適合しなかったのは、やはり少なからずショックです。
ネット上で冗談混じりにささやかれる「だが2F、テメーはダメだ」という言葉の意味するところを、図らずも知ることになった気がします。
まぁそもそもGNを、それも「テメーはダメだ」の2Fをこよなく愛する者にとっては、その言葉すら誉め言葉でしかないんですけどね。
GNを、特にGN125-2Fを相棒とする同胞の皆さん!
スピードメーターギアを交換する際には、どちらが使われているかを確認してから発注しましょう。
私は無駄なお金と時間を使う結果となってしまったので、どなたかがこれを糧にしてくだされば幸いです。
ジェットヘル WINS CR-Ⅱを買った!
新しいヘルメットを買いました。
WINS CR-Ⅱ
かなり気に入ったので、ちょっとレビュー記事を投下します。

5年間使ったジェットヘル「OGK KABUTO ASAGI」が、とうとうが逝ってしまわれた。
ということで、急いで新しいジェットヘルメットを購入しました。
本来であればヘルメットの購入といえば一大イベント。
もっと気合いを入れて悩みたい所だったけれど、今回は急を要する事態です。
なので選ぶ際の条件も最低限。
実用性重視で、なおかつ安ければそれでOK!
具体的には、3つの基準だけを設定しました。
① 安い
② 被り心地が良い
③ そこそこカッコいい
優先順位は番号順。
しかも、① >>>>> ② >>>>> ③ というくらいの感覚です。
つまり、高くなければある程度は目をつぶろうというスタンス。
③に至っては、「びっくりするほどダサくなければまぁいいか」というくらい。
雑な選び方です。
ですがこのWINS CR-Ⅱ 、思っていた以上にイイ!!
ということで、久々のレビューブログです。
まずはWINS CR-Ⅱの良いところ。
① 被り心地がイイ!超イイ!
WINS CR-Ⅱ、どっちかというとイケてる形じゃないんです。
なんせ横幅が広い!
でもこれが功を奏して、被り心地がめちゃめちゃイイんです。


なんせ帽体の幅がある分、チークパッドが極厚です。
この厚さは耳を納めるスペースにも直結しますから、長時間被っていても全く耳が痛くなりません。
インカムのイヤホンを付けても、まだまだ空間には余裕があるレベル。
試着した際にも被り心地が良いと感じて、これが購入の決め手となったんですが、実際に使うとさらにその良さを実感できます。
見た目は完全にウォーズマンですが、長時間のツーリングでも非常に使いやすいと思います。
② シールドを上げて走っても向かい風の圧が少ない

ジェットヘルのシールドはフルフェイスより大きいため、シールドを上げると風の抵抗を受けやすいのはみなさんご存じの通り。
ですがこのWINS CR-Ⅱは、他のヘルメットと比較してもかなり向かい風の圧が少ないと感じます。
シールド自体の長さが短いのもあるでしょうが、ハネ上げた時にヘルメットの帽体に沿って上がるように設計されているようです。
これまで使っていたOGK KABUTOはシールドを上げたまま走ると空気抵抗が大きく支障を感じるほどでしたが、WINS CR-Ⅱはシールドを上げたままでも問題なく走れます。
③ 安い!!
かなり使い勝手の良いヘルメットですが、お値段は12,800円でした。
か・な・り、安くないですか!?
そりゃAmazonなんかを漁れば、もっと低価格のヘルメットもいくらだって出てくるでしょう。
でも、ちゃんと聞いたことのあるメーカーで、なおかつ実店舗で試着して買えるヘルメットの中では、破格の部類と言っても過言ではないのでは。
④ インナーバイザーも付いている!

最近(でもないか・・・)では定番となったインナーバイザーも付いています。
が、私は普段これを使わないのであまり重視していません。
なんせGNは前傾姿勢にならないもんで、バイザーの長さが足りないんですよね。
OGKでも全く使っていませんでした。
が、あると便利な機能であることは間違いない。
使う人にとっては重宝することでしょう。
⑤ チンガード(別売)を付けられる!

このWINS CR-Ⅱ、別売で様々なアクセサリーも用意されています。
中でも特筆すべきはチンガードでしょう。
ジェットヘルであるにも関わらず、チンガードを装着すればフルフェイスのように使うこともできるんです。
なにこの至れり尽くせり感・・・。
次はWINS CR-Ⅱのイマイチなところ。
① どのサイズでも同じ帽体
このWINS CR-Ⅱの特徴として、「どのサイズでも同じ帽体を使っている」という点があるそうです。
つまりサイズを決定する要素が内装だけに委ねられているため、内装のサイズを変更すれば簡単にサイズの調整ができるんだとか。
と、ここまでの話だけだとメリットにも聞こえそうですが、それじゃサイズを大きくしたら最大のメリットである被り心地がスポイルされてしまいそうです。
私はMサイズを選んだので、つまり内装が1番分厚い仕様になっているということ。
仮にXLの内装にしたら、「びっくりするほど耳が痛くならない!」なんてことはないかもしれません。
② すでにカタログ落ちの製品
ウィンズジャパンのWEBサイトを見てみると、このWINS CR-Ⅱはすでに生産終了の製品ということが伺えます。
つまり、将来的にシールドや内装を買い替えたいと思っても、そのタイミングでは手に入らないというリスクが否めません。
だから安くなっていたのかも・・・。
なんなら手に入るうちにシールドと内装くらいは予備を買っておいてもいいかもしれない。
③ イマドキ感のないデザイン
これは好みの問題なので何とも言い難い話ではありますが、今時流行りの横幅の狭いシュッとしたデザインとは程遠いカタチです。
なんせ横幅が広い!!
このため、なんとなく野暮ったい印象を受けるかもしれません。
私の場合はそもそも乗っているバイクが最新の洗練されたデザインなどとは無縁なんで、野暮ったい印象くらいはむしろウェルカムという感じです。
が、最先端のデザインを好む方には向かないような気がしたりしなかったり・・・。
気になる点といえばこれくらい。
私が今までに買った数々のヘルメットの中でもかなり安い部類に入ると思いますが、使い勝手の面では最高峰といっても過言ではない。
「耳が痛くならないヘルメットが欲しいなぁ」
そんなふうにお考えでしたら、ぜひ2りんかんさんで試着してみてください。
※ネットショップのリンクも貼っておきますが、今回も実店舗での試着推奨です。
原付二種依存症という変な病気を患っているお話

ただいま18時30分。
今日も一日のほとんどを、連絡待ちで潰してしまった。
会社に属さず自営で単発の仕事を請け負うという生活を選んだのは自分なんだから、これに対して文句を言うのは筋違い。
なんですが・・・。
我が相棒・GN125-2Fさえ手元にあれば、こんなストレスを感じなくて済んだのに、というお話です。
走行距離が40,000キロを超えた我が相棒。
比較的耐用年数の長い消耗品も交換の必要に迫られたこと、そしてステアリングに違和感が生じたことから、ちょっと大掛かりなメンテナンスで入院の運びとなりました。
当初は1週間程度をメドに先行して手に入った部品を交換し、残る部品が納品されたら2回目の作業。
そんなスケジュールを提示され、バイク屋さんに預けたのが先月の半ば。
しかし、整備士さんが想定していた部品だけではステムベアリングのオーバーホールを完了させることができないという衝撃の事実が発覚し、そのままズルズルと半月以上の時間が経ってしまいました。
話をしていても要領を得ないというか、今一つピントがズレている感が否めない整備士さん。
足りないという部品が調達できるかどうかすら、明確な答えが出ないまま時間だけが過ぎていく状況です。
「GNに触ったことがないのなら、経験のある方に聞いてみてください」
なんせGNを買ったのは、そこそこ大手のチェーン店。整備士さん本人が触ったことが無かろうとも、知識と経験を有する先輩がいくらでもいるでしょうに。
そう言って折り返しの電話を待っても梨の礫。
痺れを切らしてこちらから掛けても「足りないパーツの部品番号が分かりました」という的外れな回答が返ってきます。
「こりゃ、このまま預けてても直らないぞ?」
自力で部品を調達しなければ、バラしっぱなしのまま放置されそうな予感しかしません。
仕方ない。アレに手を出すしかないか。
アレというのはそう、中国の巨大インターネットショッピングモール「淘宝(タオバオ)」のこと。
中華原付を愛してやまない御仁達の間では、当たり前のように使われている部品調達ツールです。
しかし、これまで手を出さなかったのには訳があります。
精度に関しては期待してはならない。
穴がズレている程度は当たり前。
穴を開ける、削る・曲げるで調整する、そしてたまには力技で強引に・・・。
そんな恐ろしい話を、散々っぱら耳にしていたから。
淘宝を使いこなすには「中華クオリティに対する強度の耐性」が必要とされるのです。
とはいえ今回ばかりは、背に腹は代えられません。
他に部品を手に入れる方法がないのであれば、淘宝を使うしかない。
たとえ全く中国語が理解できなかったとしても。

淘宝アプリをインストールして、「淘宝 使い方」などで検索して情報収集。
あとは勘と度胸でオーダーを進めます。
10日も待たず、待望の部品が手元に届きました。
案外早かったな。

必要だったのは丸いパーツ。
ステムベアリングのロアアウターの、さらに外側に被せるアウターレース。
日本円では100円もしないこの部品一つに、その何十倍もの送料を払うというのは甚だナンセンス。
ついでに気になっていたパーツの予備を購入しておくことにしたんです。
テールランプのレンズとシートの表皮。


これら全てを合わせても、3,000円程度の出費で収まりました。
淘宝、恐るべし。
バイク屋さんに部品を届けて、メンテナンスの完了を待つ。
これが今現在の状況です。
当初の1週間という言葉が正しければ、そろそろ完了の一報が入ってもおかしくないはず。
「まだですかー?」という電話を掛けたい衝動を、何とか我慢しているのが実情です。
ああ。
GN一台無いだけで、かくも日々の生活が物足りなくなるものか。
GNがあるのが当たり前だった1カ月前ならば、返信待ちになった時点で迷わずウバッグ背負って出掛けていたことでしょう。
「ウダウダとスマホをいじりつつ返信を待ち、一日が終わってしまった事を嘆く」などということもなく。
そろそろ汗だくで帰宅して、気持ちよくシャワーを浴びてビールを煽っている時間かもしれません。
数日前の仕事もそうでした。
都内で数軒の個人宅を訪問する。
訪問先はマンションであったり一戸建てであったりするものの、共通してやらなければならない面倒な作業が「駐車場探し」です。
これが茨城辺りであれば、車一台程度の駐車スペースに気を使うことはないでしょう。
しかし、そこは都内。
気軽に路駐、というわけにはいきません。
普段の仕事は雨でなければたいていGNで事足りてしまうので、車で仕事をするという面倒さ加減を嫌というほど再認識させられました。
駐車場探しに右往左往することもなく、役所に行っても駐車場待ちの車列をスルスル抜けてバイク置き場にササッと駐める。

手続きを終えて帰路に着く頃にも、車だったら駐車待ちの真っ最中かもしれません。
気付いてみれば、原付二種という相棒に、これほどまでに頼りっきりになっていたようです。
原付二種依存症といっても過言ではないくらい。
バイクで走ることで得られる爽快感とか、仕事の道中が少し楽しいものになるとか、そういう気持ちの上でのメリットに、ともすれば目がいきがちではあるでしょう。
でも実際には、時間や労力といった現実的なプロフィットが、自分の認識以上に大きかったみたいです。
そうか。
私は知らないうちに原付二種依存症を患っていたんだ。
そしてこれは、おそらくそうそう治らないんだ。
楽しいじゃないか。
それを知った、この数週間。
我が相棒・GN125-2Fが少しでも早く復活することを、心から願って上げるエントリーです。
ホームキャンプ場にて豪邸建築! つくば豊里ゆかりの森

日頃からお付き合いのある、とある業者さんからお仕事の依頼がありました。
事務所を移転したのは聞いていたけれど、そこでの打ち合わせは初めてのこと。場所はつくばです。
で、あるならば…。
「仕事を終えたらそのままホームに行ってしまおうか・・・」
そんなことを考えて、キャンプ道具一式をタントに積んで出掛けます。
ナビを頼りに向かう先。
仕事でもプライベートでも普段からよく走る道なので、初めのうちは特に何も感じなかったんです。
違和感を覚え始めたのは途中から。
ひたすら我らがホームキャンプ場「つくば豊里ゆかりの森」に向かっている気がしてなりません。
「もしかしてナビの設定をゆかりの森にしちゃったとか???」
ちょっとした不安を感じて確認してみるものの、やはり間違いありません。
果たして到着した事務所とやらは、つくば豊里ゆかりの森と目と鼻の先の距離に位置していました。
さすがにキャンプ場入り口を通過した時に、ナビの表示があと数分になっていた時には笑ってしまった。
「この事務所にお邪魔する時は、次の日に仕事を入れないようにしよう」
そんなことまで考えてしまうほどの近さです。
打ち合わせを終え、しばし談笑。
バイク談義に花を咲かせて、キャンプ場に向かいます。
と言ってもすでに到着しているようなもの。
昆虫館で受付を済ませて、設営を開始しましょうか。
そして今回のキャンプ。
なんせ車で来たので荷物積み放題です。
テントにタープ、クーラーボックスその他諸々。
GN125-2Fだったら絶対に積みきれない、ありったけの道具を満載してのエントリーです。
ソロとは思えないほどの、立派な立派な豪邸を建築してしまいました。


こりゃ快適!
少し強くなってきた日差しもしっかり遮ってくれて、気持ちよくビールを楽しめそうな予感がします。
設営を終えて買い出しへ。
ゆかりの森はスーパーが近いのもありがたい。
今夜は肉だな。
ちょっと高価なお肉を買って、思う存分焼いて食らう、だな。
そんなことを考えていたら、スキレットを忘れたことに気が付きました。
あれだけの荷物を積んだにも関わらず、です。
キャンプにしろ釣りにしろ、忘れ物が一つもなかったこと、もしかしたら一度もないんじゃなかろうか。
鍋の蓋を使って焼けばいいから、気にせず肉を買いますが。
スーパーへ。

焼肉用的な肉が、なぜかひたすら安いです。
常陸牛、70%オフ!
おつとめ品とはいえ、ちょっとびっくりするほどの割引です。
どれほどの刑期を務め上げたんだろうかと思うほど。
おつとめ品ばかりを買い込んで、さて宴を始めましょうか。

乾杯!
焚き火を起こし、肉を焼き、サラダなんかも嗜んで、ひたすら1人の宴を楽しみます。


気付けば辺りは薄暗くなって来ました。
ランタンを灯しましょう。
キャンプの中でも、一番好きな時間です。
ご飯を炊いてモツを焼き、ホルモン丼にしていただきます。
こりゃうまい。格別です。

この日もおそらく6時間以上はひたすら飲み食いしていたでしょうか。
これが仮に焼肉屋だったとしたら、いくら掛かったもんか分かりません。
お手頃価格でそこそこ美味しいものをたらふく平らげることができるのも、ソロキャンプのいいところ。
久々のソロキャンプ。
心の底からリフレッシュできました。
GNでのキャンプツーリングはもちろん最高なんだけど、仕事帰りに直行するこんなスタイルも、その気軽さがいい感じです。
久々の…

久々のキャンプ。
そして、ものすごく久々のブログです。
中の人が完全なる自営業にシフトしたのがちょうど去年の5月。
どんな方向で事業を進めていけばいいのか見当もつかず、右往左往した1年でした。
なんとなくではありますが、進むべき方向が見えて来たのがこの春先。
HPを開設してみたり、他社さんとの業務委託契約を結んでみたりと、すぐに仕事になるかは分からないけれど、ちょっと頑張って走ってみたのがこの数ヶ月です。

GW明け。
ちょうど世間が日常に戻るタイミングで、豊里ゆかりの森キャンプ場へ訪れました。
焚き火を眺めながらお酒を飲む至福のひととき。
そう。
これがあるから頑張れるんじゃないか。
ただただ突っ走っても、そうそう良い方向に転ぶ訳じゃない。
それを今、しみじみと感じています。
そろそろ暑さが厳しくなる季節。
キャンプにはあまり向かない時期だけど、せめて釣りとかツーリングとか、汗だくになっても構わない趣味くらいは細々と続けていきたい。
そう感じて綴ったエントリーです。
