fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

ドラマ「ラストマン - 全盲の捜査官 - FAKE/TRUTH」(2025)を見る。

ドラマ「ラストマン - 全盲の捜査官 - FAKE/TRUTH」(2025)の完全新作スペシャルドラマを見た(Netflix)。主演・福山雅治大泉洋。連続ドラマの最終回は、福山雅治演じる皆実(みなみ)広見が研修を終えアメリカ・ワシントンDCへ帰国し、今度は大泉洋演じる護道(ごどう)心太朗がFBIの研修で渡米することになって幕を閉じた。

連続ドラマの空港での別れから2年…。
前代未聞の東京爆破予告とテレビスタジオ立てこもり事件発生。最凶テロリストの要求は身代金10億ドル。そして、スタジオでは皆実が人質となってしまう。

<ストーリー>
どんな事件も必ず終わらせる最後の切り札・ラストマンの異名を持つ全盲のFBI特別捜査官・皆実(みなみ)広見(福山雅治)。

皆実が日本での研修を終えアメリカ・ワシントンDCへ帰国したあと、今度は警視庁捜査一課の護道心太朗(大泉洋)がFBIの研修で渡米。

      皆実と護道心太朗のバディコンビはピアノの連弾も行う。

ワシントンとNYでも無敵のバディとして絆を深めた。そして心太朗は半年間の研修を終え帰国。NYと日本、2人は離れて過ごすこととなる。

そして2025年、皆実はテレビ出演のために再び日本へ。そこで訪れたテレビスタジオが武装したテロリストに占拠される。

皆実とともに、生放送に出演していたキャスター・播摩みさき(松本若菜)や総理大臣・五ノ橋義実(吉田鋼太郎)らを人質にとり「身代金10億ドルを用意できなければ東京で爆弾を爆発させる」と脅迫。前代未聞のテロ事件が勃発する。

 

          総理とキャスター間のバトルもある。

一方、皆実が拘束されていることを知った心太朗は、皆実と人質たちを救うべくスタジオに向かうが、そこには皆実のアテンドを務めていた佐久良円花(吉田羊)が身を潜めていた…。

・・・
ネット社会ではフェイクニュースなどが話題となっているが、見る側がなんでもうのみにせず、真実を見極める必要がある。このスペシャルドラマの副題に「フェイク/真実」とあり、フェイクを見抜けるかどうかが一つのカギではあった。

テロリストたちの役が素人っぽくリアリティに欠けたような…。

ドラマ「ロイヤルファミリー」で個人の牧場経営役がえくぼがかわいいキュートさが印象的だった松本若菜が人気キャスターを演じているが、こちらは、うーん、クール。

<主な登場人物>
福山雅治:皆実広見(みなみ ひろみ)…交換研修生として来日した全盲のFBI特別捜査官。FBIでは最後の切り札の意味で「ラストマン」と呼ばれ検挙率トップを誇る。嗅覚、聴覚(視覚障碍者は健常者に比べて)で高い速聴力を持つ。
大泉洋:護道(ごどう)心太朗…警視庁捜査一課。警部補。皆実からは「シンディー」の愛称で呼ばれる。
木村多江:デボラジーン・ホンゴウ…アメリカ大使館参事官。皆実の元妻。時に陰から皆実の捜査に協力する。
吉田羊:佐久良円花(まどか)…捜査一課佐久良班主任。警部補。本庁初の女性捜査一課長候補。
永瀬廉:護道泉…警視庁捜査一課・管理官。由緒正しい護道家の人間で、心太朗の甥っ子だが階級は上。京吾の息子。
上川隆也:護道京吾…階級は警視監。心太朗の義兄で泉の父。次期警察庁長官の最有力候補。
今田美桜:吾妻(あがつま)ゆうき…警視庁刑事部捜査支援分析センター・技術支援捜査官。PCを駆使して捜査を全面的にバックアップする。
松本若菜:播摩みさき…報道番組「WEEKEND REPORT」のキャスター。好感度No.1の看板キャスター。週刊誌にあることないことを書かれた。
吉田鋼太郎:五ノ橋義実…支持率下落で窮地の内閣総理大臣。播摩がキャスターを務める生放送番組への出演中、武装テロリストに占拠され人質となる。
向井康二:栗原幹樹(もとき)…播摩と同じテレビ局で働いていた元番組ディレクター。
渡辺宗也上川周作…警視庁総務部・広報課職員。実は裏の顔がある。

・・・
ラストマン―全盲の捜査官―」は2023年4月期に日曜劇場で放送されたドラマ。福山雅治演じる全盲のFBI捜査官・皆実と、大泉洋が演じる孤高の刑事・護道がバディを組んで難事件を解決していくストーリー。劇場版の「映画ラストマン―FIRST LOVE―」(平野俊一監督)が12月24日に公開されたばかり。こちら見なくては。

 

■「にほんブログ村」にポチをお願い申し上げます。

https://movie.blogmura.com/ranking/in   

https://movie.blogmura.com/moviereview/ranking/in

【2025 NHK紅白歌合戦】サヨナラ2025年。ド派手演出で様変わりなステージ。矢沢永吉がサプライズ登場。

しばらくぶりに紅白を少し見た(30-40分)。
第76回NHK紅白歌合戦が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われたが、特に目立ったのはサプライズゲストとして登場した矢沢永吉のド派手な演出とパフォーマンス。

AKB48は、結成20周年を彩るべく豪華8人のレジェンドともいうべきOGメンバーが現役メンバーに混ざってのパフォーマンスを披露した。AKB48は6年ぶり紅白出場で、前田敦子大島優子は9年ぶりの共演。

20周年スーパーヒットメドレーとして「フライングゲット」「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」「会いたかった」を歌っていた。

35年ぶりの紅白となった久保田利伸はデビュー40周年ということで「1,2,Play」「Missing」「LA・LA・LA LOVE SONG」をメドレーで歌唱。外人ダンサーを引き連れての踊りもよかった。

郷ひろみは古希(70歳)を迎えて、一区切りをつけたいということで紅白卒業を宣言、今回が最後の紅白となった。ラストステージで、自身の代表曲「2億4千万の瞳ーエキゾチック・ジャパンー」を披露。走りながら「億千万!」コールであおりながら、最後には曲を一瞬止めて「サンキュー紅白、サンキュー最GO!」と叫んで締めくくった。

出演者とハイタッチを交わしながらのホール内を全力疾走し、自らの持ちうる力を注ぎ込んだ。

紅白を見るのも今回が「最後(GO)」になりそう(笑)。

・・・

にほんブログ村」(映画レビュー)で昨日1位になりました。いいね(☆)で協力していただいたおかげです。うーん、クール!

本年最後の記事でした。2025年もあっという間でした。サヨナラ2025年。

1年間、ありがとうございました。

 

■「にほんブログ村」にポチをお願い申し上げます。

https://movie.blogmura.com/ranking/in   

https://movie.blogmura.com/moviereview/ranking/in

 

 

【コーヒーブレイク】「2025年回顧」③2025年に見た映画マイベスト10。

年末ということで、以前の記事(12.3)と一部重複しますが、2025年にみた映画で、記憶に残る映画20本を(独断と偏見による好みで)メモ、記録用に選んでみました。
順不同(ただし、1-2位は特に思い入れがある映画です)。

1位:「国宝」☆☆☆☆

2位:「教皇選挙」☆☆☆☆

3位:「爆弾」☆☆☆

4位:「悪い夏」☆☆☆
5位:「正体」☆☆☆
6位:「ANORA/アノーラ」☆☆☆
7位:「サブスタンス」☆☆☆
8位:「でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男」☆☆☆
9位:「入国審査」☆☆☆
10位:「ワン・バトル・アフター・アナザー」☆☆☆


・・・

次点「エニシング・ゴーズ」☆☆☆

fpd.hatenablog.com


12位~20位(順不同)
劇場版 緊急取調室 The Final」「新解釈 幕末電」「新幹線大爆破」(リメイク)「ザ・メニュー」「室町無頼」「ゴールド・ボーイ」「ビーキーパー」「ぼくが生きてる、二つの世界」「ドライブ・イン・マンハッタン」「ゆきてかへらぬ」「ブルージャイアント」「犬の裁判」「インビジブル・ゲスト‐悪魔の証明-」「摩文仁 MABUNI」「秒速5センチメートル」「裏か表か?」「ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家」「ショウタイムセブン」「TOKYOタクシー」

fpd.hatenablog.com

 

■「にほんブログ村」にポチをお願い申し上げます。

https://movie.blogmura.com/ranking/in   

https://movie.blogmura.com/moviereview/ranking/in   ←こちらがただいま1位に。いつまで?(笑)

【コーヒーブレイク】「2025年回顧」②ことし亡くなった映画俳優・監督たち。BB、CC、RRが同じ年に!

           

ことしも映画を彩った俳優、監督が惜しまれてこの世を去りました。ロバート・レッドフォードクラウディア・カルディナーレブリジット・バルドーなど映画史に残るビッグネームがいなくなりさびしくなります。この3人の頭文字は「RR」「CC」「BB」。

【追悼】2025年に亡くなった俳優、監督たち。

■監督デヴィッド・リンチ(78)…1月16日

 デヴィッド・リンチ

ドラマ「ツイン・ピークス」シリーズや、映画「エレファント・マン」「マルホランド・ドライブ」などで知られる鬼才で主な作品は「イレイザーヘッド」(1976)「エレファント・マン」(1980)「ブルーベルベット」(1986)「ワイルド・アット・ハート」(1990)「ロスト・ハイウェイ」(1997)ストレイト・ストーリー」(1999)「マルホランド・ドライブ」(2001)「インランド・エンパイア」(2006)など。
■俳優ジーン・ハックマン(95)…2月26日
なんといっても映画「フレンチ・コネクション」シリーズのポパイ刑事役。「ミシシッピ・バーニング」「許されざる者」などで知られる名優。
■監督・篠田正浩(94)…3月25日
心中天網島」「鑓(やり)の権三(ごんざ)」などで高い評価を得た。2003年の「スパイ・ゾルゲ」を最後に監督引退。妻は岩下志麻
■俳優ヴァル・キルマー(65)…4月1日
映画「トップガン」で、トム・クルーズの名ライバルのアイスマン役。2022年には「トップガン マーヴェリック」でアイスマン役を、AIで声を復元する技術によって再演。これが遺作となった。
■俳優テレンス・スタンプ(87)…8月17日
イギリスの俳優で「コレクター」「テオレマ」「スーパーマン」シリーズ、「ウォール街」「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」「イエスマン “YES”は人生のパスワード」「ワルキューレ」「ビッグ・アイズ」などに出演。「ラストナイト・イン・ソーホー(2021)が遺作となった。個性の強い性格俳優だった。
■俳優・監督ロバート・レッドフォード(89)… 9月16日
二枚目俳優として「明日に向かって撃て!」「追憶」「スティング」「大統領の陰謀」などに主演、アラン・ドロンとともに人気を博した。「普通の人々」で米アカデミー賞監督賞を受賞。1981年に独立系映画の作り手を育成する「サンダンス・インスティテュート」を創設、併せて「サンダンス映画祭」を主催し、多くの新しい才能を世に送り出した。

fpd.hatenablog.com


■女優クラウディア・カルディナーレ(87)…9月23日

「刑事」「ブーベの恋人」「山猫」「81/2」「ウエスタン」「赤いテント」「華麗なる対決」などに出演。MM(マリリン・モンロー)、BB(ブリジット・バルドー)らとともにCCとして親しまれたイタリアを代表する女優。

fpd.hatenablog.com


■女優ダイアン・キートン(79)…10月11日
ゴッドファーザー」「アニー・ホール」「恋愛適齢期」などに出演し、晩年まで作品に出続けた。ウディ・アレン作品で特に注目された。

fpd.hatenablog.com


■俳優ビョルン・アンドレセン(70)…10月25日
なんといっても「ベニスに死す」の美貌の少年役。2019年のホラー映画「ミッドサマー」にも出演。
名優仲代達矢(92)…11月8日
日本映画界の重鎮で「人間の條件」「用心棒」「椿三十郎」「天国と地獄」「影武者」「乱」など昭和を代表する名画の数々に出演し、主宰する無名塾役所広司を始めとする後進の育成にも務めた。
■監督・原田眞人(76)…12月8日
仲代達矢も出演した映画「金融腐蝕列島 呪縛」や「クライマーズ・ハイ」などの社会派作品を手がけた。「日本のいちばん長い日(2015)「関ヶ原」(2017)「検察側の罪人」(2018)「燃えよ剣(2021)「ヘルドッグス」(2022)「BAD LANDS バッド・ランズ」(2023、遺作)
■監督ロブ・ライナー(78)…12月14日
青春映画の金字塔「スタンド・バイ・ミー」や、「恋人たちの予感」、ホラー映画の傑作「ミザリー」で知られる。死因は衝撃。
■女優ブリジット・バルドー(91)… 12月27日
「素直な悪女」「軽蔑」などで小悪魔女優と呼ばれ、1950年代~60年代にかけて「べべ(BB)」の愛称で親しまれたフランスを代表する女優。主な作品には「裸で御免なさい」「世にも怪奇な物語」「ラムの大通り」など。

 

謹んでご冥福をお祈りいたします。

 

■「にほんブログ村」にポチをお願い申し上げます。

https://movie.blogmura.com/ranking/in   

https://movie.blogmura.com/moviereview/ranking/in  

【コーヒーブレイク】「2025年回顧」①2025年「四丁目ブログ」の年間王者の称号を獲得しました(笑)。

     

ALWAYS四丁目 ギドラのお城」ブログの毎月の様々なクイズ合戦で年間ポイント獲得ランキングで優勝し2025年度「年間王者」になることができました👏👏👏。1年間の長期戦でやや先行していたものの12月にかなり追い込まれて、ゴール直前で並ばれるところを、最後のひと踏ん張りで逃げ切ることができました。

年間クイズ・レースに参加したのは総勢12人でした。

<年間ポイント獲得ランキング>  

得点><参加者>           

  212点      fpd      ※年間王者  

  205点     浮遊人さん      

191.5点    猫姫さん       

  187点     ジーナさん      

  178点    モモタロウさん   

  149点    およやんさん    

  142点    えみこさん     

  113点  夜だるまさん   

 78.5点 熊本ミノルさん   

    75点 tosaさん      

 65.5点   tatsuさん          

  38.5点     ベベさん       

ghidorahcula719.hatenablog.jp

年間の主なクイズは、ざっと挙げただけでも、箱根駅伝優勝校(上位3校)、大相撲(6場所)優勝予想、高校野球(春・夏)、将棋(藤井名人の防衛対局など)、ボクシング(王者井上の対戦予想など)、競馬予想(日本ダービー宝塚記念天皇賞ジャパンカップ有馬記念など)、クイズ合戦(春・秋)、年間予想クイズ(プロ野球、米大リーグ・大谷予想など)、年末なんでもクイズ、コメント数のキリ番&ゾロ目到達日予想、毎月の城隍決定戦、四丁目町民出題の3択問題クイズ、その他諸々。

ギドラさんによると、2025年はクイズの総数は90個。

2026年も1月2日、3日に開催される「箱根駅伝」の予想クイズもすでに始まっています。

ghidorahcula719.hatenablog.jp

「年間王者」は「有馬記念のようなものですね。途中の天皇賞ジャパンカップで負けても最後に帳消しにしてくれます(笑)。うーん、クール!

2025年も終わり、カウントをゼロに戻して、2026年のクイズ合戦がもう始まっています。来年も年間王者を目指すぞ(笑)。

 

■「にほんブログ村」にポチをお願い申し上げます。

https://movie.blogmura.com/ranking/in   

https://movie.blogmura.com/moviereview/ranking/in  

 

映画「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」(常廣丈太監督・井上由美子脚本、2025)を見る。2度の延期を経て公開。

映画「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」(2025)を見る(MOVIXさいたま)。緊急取調室というのは、可視化された特別取調室で厄介な被疑者と対峙する捜査一課の取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班=通称・キントリ」のこと。
「緊急取調室」は長年シリーズとしてテレビ放送されてきたが、ドラマ版はほとんど見ていない。劇場版でファイナルとあるように、総集編のような形で、単発で見ても面白かった。

この映画は公開までに紆余曲折があったという。詳細は下記(※)。ドラマ版と同じく常廣丈太監督・井上由美子脚本のタッグで制作。

超大型台風の連続発生により日本が非常事態に陥る中、内閣総理大臣・長内が災害対策会議に遅れて到着したことから、その「空白の10分」を糾弾する男が長内総理を襲撃する事件が起こった。

「空白の10分」に総理大臣は何をしていたのかがカギで、中盤以降に明かされる。一国の総理ともなると、スケジュールは分刻みなのかもしれない。

それにしても、重要会議とはいえ、わずか10分など移動を考えれば起こりうると思うので、なぜこだわるのかと不思議に思ったが、この10分の謎こそがこの映画の核心部分だった。

・・・

超大型台風が連続発生し、国家を揺るがす非常事態の最中、内閣総理大臣・長内洋次郎(石丸幹二)は、災害対策会議に10分遅れて到着する。

さらに、その「空白の10分」を糾弾する暴漢・森下弘道(佐々木蔵之介)が現れ、総理大臣襲撃事件が発生する-。

警視庁は、森下の起こしたテロ事件を早急に解決するため、キントリの緊急招集を決定。真壁有希子(天海祐希)らキントリチームは取調べを開始する。

だが、森下は犯行動機を語らないどころか、取調室に総理大臣を連れて来い!と無謀な要求を繰り返す。

森下の取調べが行き詰まる中、長内総理に“ある疑惑”が浮かび上がる。

「総理を取調べたいんです」有希子は真相解明のために総理大臣を事情聴取すべく動き出す。熟練のチームワークと緊迫の心理戦。キントリは全てを懸けて、前代未聞の取調べ、内閣総理大臣との最後の闘いに挑む。

・・・
緊急取調室で真壁有希子(天海祐希)らキントリチームは長内総理を襲った犯人・森下弘道(佐々木蔵之介)の取調べを開始するが、森下は犯行動機など一切語らず、長内洋二郎総理(石丸幹二)との面会を要求する。長内総理に合わせれば真実を語るというのだ。
そんな中、長内総理にある疑惑が浮上し、真壁は真相解明のため長内総理の事情聴取に乗り出すが、現職の総理大臣を呼び出して事情聴取するなどどう考えても不可能。

警視庁の副総監である磐城和久(大倉孝二)は元キントリ班員であったことから磐城に総理に打診するように頼むが、磐城はできるわけないと真っ向から反対。

キントリチームは策を練る。あるアイデアが浮かんだ。
超大型台風で緊急事態が発生していることから、災害などにあたり指揮を執っている警視庁総監・永松(平泉成)を激励する名目で総理に警視庁を訪問させ、緊急取調室での現場を見てもらおうという計画だった。

警視庁では、総理の導線(歩くルート)の変更を主席秘書官・光園寺(徳重聡)に伝えると難色を示されたが、キントリ班は緊急取調室に総理を連れていくことに成功した。

総理はキントリの目論見を見抜いていた。自らわざと「キントリの罠」に乗ったというのだ。総理は、事情聴取される側でなく、聴取する側の立場になりキントリの真壁を聴取したいというのだ。

総理が、緊急取調室の外側の人間を退場させて、録音も停止することを条件にして、聴取を始める。総理は「なぜ自分を聴取しようと考えたのか」と激しく迫るのだった。

・・・
物語のスリリングな展開、会話劇の妙、一癖も二癖もある俳優陣の演技が見どころだった。25年間、抱えてきた執念の塊のような人物・森下(佐々木蔵之介)がギラギラとした目で迫力があり圧巻。

森下と総理になった長内との間には浅からぬ深い深い因縁があった。

大倉孝二の警視庁の副総監という役は重すぎるのではないかと思うが、これまでにも上にはペコペコで部下には圧力をかける小心者のような役が似合う。

 「いやいやいやいやいや、そんなことできるわけねえだろう」

大倉副総監が、キントリから総理の聴取を取り付けてくれと言われた時に返す言葉が「いやいやいやいやいやいやいや…」と手を横に振りながら言うのが、口癖なのか笑わせる。

総理の暴走を見張りお目付け役のような副総理・外務大臣の岩倉(小野武彦)の存在は、アニメ付きで口元が曲がり恫喝するような態度のどこかの国の元副総理に似ている。

主演の真壁(天海祐希)は、圧倒的な観察力と心理戦で被疑者の嘘を暴き、感情に流されない冷静さと、内に秘めた強い正義感で、このシリーズは天海祐希の代表作かもしれない。

他には小日向文世田中哲司野間口徹、でんでん、塚地武雅鈴木浩介勝村政信といった名バイプレーヤーがわきを固める。

取り調べなどの人物の状況をカメラが360度回りながら映したり、画面の構図がやや斜めになるなど緊迫感のある展開も見どころだった。

蛇足:佐々木蔵之介の演技がすばらしく、今年の「助演男優賞」候補に佐藤二朗(「爆弾」)と横浜流星(「国宝」)とともに挙げたい(笑)。

・・・

(※)映画公開までの紆余曲折

本作は、公開に至るまでの紆余曲折も含めて語られることの多い作品でもある。当初は2022年公開予定だった。しかし作中の設定が安倍晋三元首相銃撃事件と酷似しているとして延期された。

さらに2023年、市川猿之助による自殺幇助事件、永山絢斗大麻取締法違反が相次ぎ、当初バージョンおよびそれに直結するテレビスペシャルは事実上“お蔵入り”となった。

そのため、一時はシリーズそのものの存続すら危ぶまれ「呪われた作品」とまで言われる事態に発展したのだった。

しかし制作陣はシリーズ消滅という最悪の結末を回避する道を選ぶ。内閣総理大臣・長内洋次郎役を石丸幹二に変更し、再撮影を敢行。長い時間と調整を経て、まったく新たな劇場版として完成させたのである。といういわくつきの作品だった。

 

www.youtube.com

 

■「にほんブログ村」にポチをお願い申し上げます。

https://movie.blogmura.com/ranking/in   

https://movie.blogmura.com/moviereview/ranking/in  

 

【訃報】フランスを代表する女優ブリジット・バルドー(BB)(「素直な悪女」「軽蔑」「ラムの大通り」)死去。91歳。

フランスを代表する女優ブリジット・バルドー(愛称BB:べべ)が死去した。91歳だった。AFP通信がブリジット・バルドー財団の発表として報じた。その魅力から小悪魔女優ともいわれた。

ことしは「華麗なる対決」(1972)に共演したクラウディア・カルディナーレが9月に亡くなるなど、訃報が続いている。

1950年代後半から70年代にかけて、BB(ベベ)の愛称で世界的な人気を誇り、第一線を退いてからは動物愛護活動に熱心に取り組んでいたという。

ブリジット・バルドーは1934年、パリ生まれ。仏紙ルモンドなどによると、裕福な家庭で育ち、1950年に雑誌「エル」の表紙を飾ってモデルとして鮮烈にデビュー。

18歳でのちに映画監督となるロジェ・バディムと結婚し、彼の監督第1作「素直な悪女」(1956)での官能的な演技によって一躍スターになった。

1957年にバディムと離婚してからは、有名俳優らとの相次ぐ恋愛でも話題になった。ジャンリュック・ゴダール監督の「軽蔑」やルイ・マル監督の「ビバ!マリア」などの人気作品に出演。

fpd.hatenablog.com

fpd.hatenablog.com

fpd.hatenablog.com

fpd.hatenablog.com

fpd.hatenablog.com

演技派俳優として円熟期に入った1973年に引退した。その後は動物愛護活動の財団を立ち上げ、野生動物の保護などに取り組んだ。

お気に入り映画を1本挙げるとすれば「ラムの大通り」。ハスキーな鼻声で歌う歌がよかった。

www.youtube.com

この1年余りで亡くなったフランス、イタリアの1960年代~70年代に活躍した俳優、女優はかなり多い。

フランス・イタリアの主な俳優・女優の訃報(過去1年)
  • ブリジット・バルドー(フランス)
    フランスを代表する伝説的な女優・歌手であり、動物愛護家としても知られるブリジット・バルドーさんが、2025年12月28日に91歳で亡くなりました。
  • クラウディア・カルディナーレ(イタリア/フランス)
    1960年代のフランスやイタリア映画界を代表する女優の一人であるクラウディア・カルディナーレさんが、2025年9月23日に87歳で亡くなりました。
  • レア・マサーリ(イタリア)
    「イタリア人の中で最もフランス的」とも評されたイタリアの女優レア・マサーリが、2025年6月27日に91歳で亡くなりました。
  • ミシェル・ブラン(フランス)
    フランスの著名な俳優・監督であるミシェル・ブランさんが、2024年10月3日から4日にかけての夜に72歳で亡くなりました。
  • アラン・ドロン(フランス)
    フランス映画界のレジェンド、アラン・ドロンさんが2024年8月に88歳で亡くなっています。
  • アヌーク・エーメ(フランス)
    『男と女』などの作品で知られるフランスの女優アヌーク・エーメさんが、2024年6月に亡くなっています。
     

・・・

ご冥福をお祈りいたします

 

■「にほんブログ村」にポチをお願い申し上げます。

https://movie.blogmura.com/ranking/in   

https://movie.blogmura.com/moviereview/ranking/in