2025年8月23日に長野県塩尻市にて開催されました【第13回】サイバーセキュリティ勉強会2025夏 in 塩尻、及び同懇親会に（登壇）参加しました。本勉強会に参加した様子を簡単にご紹介します。 #shiojiri_cyber
目次
1. 塩尻で勉強会が長く続いている理由は、ワイン
実は私は塩尻の勉強会への参戦歴は、第10回（オンライン参加）からなので、新参者と言っても過言ではないのですが、現地参加（第11回～）しないと分からなかった事があります。
セキュリティ関連の主要セミナーは「温泉地」（白浜、越後湯沢、道後、熱海、九州）で開催される中、多くの方が疑問に思われるであろう事は「なぜ（温泉のない）塩尻なんだろう？」に集約されるに違いありません。
その答えは懇親会（現地）にあります。
全国のぶどう生産量ランキングで、長野県は第2位、塩尻市は少し古いデータですが市町村別順位で全国第9位の生産量を誇ります。
ぶどうと言うと上位に君臨するお隣の山梨県のイメージが強いかと思いますが、実は塩尻は日本でも有数のぶどう産地で、このワインの香りに誘われて多くのセキュリティ関係者が塩尻に集ってくるのです。
サイバーセキュリティ×著名な講師の方々という上質なワインとのマリアージュが、塩尻の勉強会を魅力あるものとしているのは間違いありません。
※飲めない方にはぶどうジュースもあります
他の（一部の）参加者の方とも意見が一致したのが、勉強会は前座（ソレハソレ）であって、ここでお会いした方々とのワイン（又はぶどうジュース）越しの会話こそメインイベントであるという事です。
問題は、最近は意外と参加が狭き門（最大35人）であるという事かも知れません。（※講師でも当然2000円支払います）温泉兄弟のチケット販売「瞬殺」とは比較になりませんが、気づくと枠が埋まってキャンセル待ちに並ぶ可能性もありますので、（次回の）現地参加をお考えの方は、お時間とご興味があれば、懇親会も早めに検討（枠確保）する事をお勧めします。
2. 懇親会がスタート
船の進水式では、洗礼の意味でシャンパン瓶を船体にぶつけて割るそうですが、塩尻でも乾杯の前に活きの良いワインの開封の儀が執り行われていました。
・・・新しい儀式かと思ったのですが、塩尻市の方が思った以上に焦っていたので、命の水が床に捧げられてしまったダケだった様です。
※残ったワインは参加者が美味しく頂きました
ワイン以外にも、実は塩尻でしか（多分）飲めないレアなビールが今回も提供されていました。（写真右のぶどうジュースも、毎回ノンアル系の方が瞬殺していく程に美味しい事でも有名です）
以前の勉強会参戦記事でも書きましたが、ナイアガラ果汁が約50％を占める「ナイアガラホップ」は、気づくと空き瓶姿しか見る事ができなくなるので、今回”も”ワインより先に試飲させて頂きました。
tanome-beer.com
※このビール会社、塩尻市の方が副業で製造している事でも有名です。
今回はハンズオンが2トラックあり、そちらから流れてきた参加者の方もいらっしゃったので、スタッフ・ボランティア・講師の方も含めて過去1（当方比）で懇親会参加者が多かった気がします。
（差し入れを多めに持っていって正解だった気がします。東京から持って行っているので地元っぽくは無いブツが会場に並ぶ事になりますが、懇親会の予算はワインやぶどうジュースといった毎回参加者の方に人気な品に厚めに配分頂いた方が良い気がするので、次回以降も機会があれば頑張って持って行ければと思います）
当然、このために来ていると言っても過言でなないのでワインも頂きます。
正直に言えば、ワインにそんなに詳しい訳ではないので、ソムリエ・・・ぢゃなかった、塩尻市職員の方におススメを聞いて、毎回サイバーセキュリティ以上に塩尻ワインについて勉強しています。
ワイナリーのHPを見ても載っていない事をレクチャー頂くと、よりワインを美味しく味わえる様になる・・・かも知れません。
※写真のワインだと、ワインラベルの赤色の場所の畑で採れたぶどうを使って生産されているそうです。
参加者があまり多くない時の懇親会（※去年の夏は台風の影響で現地参加者が少なかった）では、講師やスタッフの方から知見に富んだお話をお伺いしたりして、それはそれで楽しかったりするのですが、今回は多くの一般参加者の方にお声がけ頂きました。
今回を含め何度か塩尻で登壇もさせて頂いているので、そちらで知った方もいらっしゃいましたが、Twitter（X）をフォローして頂いている方なども多かったので嬉しかったです。
懇談の内容はワインが全ての記憶を消してしまったのでほとんど覚えてませんが、前回の私のセミナー記事を見て塩尻に来ましたといった方や、私の記事や発信情報で後押しされて、セキュリティ分野に「転職しました」（キタきつねさんのお陰です・・・）という方もいらっしゃって、何かのお役に立てている事に感慨深いものがありました。
3. LT参戦は「塩尻市Quiz」
勉強会の方では【第2回きつねセキュリティ検定】というクイズをさせて頂いたのですが、オンラインと現地のハイブリッド開催という事もあり「賞品は無し」という形で実施しました。
前回参加したSEC道後2025では、西村あさひ法律事務の北條先生と、楽天フィンテックCSIRTの鳥越さんの車座会議（脅威インテリジェンス系のクイズ）に参加させて頂き、お二人のお話に勉強になる事が多かったのですが、本選のクイズ大会で運よく優勝した際に景品を頂いたのも嬉しかったので、今回主催者にお願いし、懇親会のLTでは自腹で賞品を提供したクイズをやらせて頂きました。
※尚、塩尻の懇親会ではLT応募も可能になっています
現地参加するのであれば、塩尻市の事を知っていて当然（塩尻市の事も学ぼう！）というコンセプトで「塩尻市（非公式）QUIZ」をやらせて頂き、ささやかながら自腹で賞品も提供致しました。
※意外と好評だった気がするので、次回もあるカモ!?
次回？の参考まで、若干の問題解説をしますと、懇親会には塩尻市職員の方もいらっしゃるので、その回答をカンニング参考にする事で、最初の方のクイズは簡単に突破できます。
回答者が全滅したのが8問目です。（ノーカウントにしました）
山賊焼きの発祥を塩尻市と争ったこともある松本市のひっかけだと思われた方が多かった様でした。
9問目も難問だった様です。塩尻の本山宿が中山道の何番目の宿場町？という、塩尻市の歴史遺産でもある本山宿に関するクイズだったのですが、【そんなの知らねぇよ・・・】といった空気が会場に流れ、生き残り正解者が結構減りました。
※ヒント：スマホを有効に使おう！（使ってはいけないとは言っていない）
「塩尻勉強会のガイド」という、重箱の隅を突っつく問題も好評だった気がします。
※因みに後半の方の問題は、スマホを有効活用しても時間内に探し出すのが少し難しい様に作ってました。
クイズに参加頂いた方、ありがとうございました。
（賞品をGETされた方、おめでとうございます）
4. 懇親会～2次会へ
懇親会の写真ですが、勉強会でも度々登壇されていて、今回も最後に登壇されていたアスタリスク・リサーチ（OWASP）の岡田さんの投稿写真がイイ感じでしたので、引用させて頂きます。※キタきつねも映ってました
こうした懇親会に参加すると、アッという間に時間が過ぎ、飲み足りない＆話したりないといった想いも強くなりますが、次回参加へのモチベーションという意味では、丁度良いのかも知れません。
この後は、お時間がある方（有志）で2次会（割り勘）に向かい、延長戦です。
※今回は人数が多かった事もあってか、初めての2階宴会場でした
最後に、主催の大原さんのX投稿を引用して（この記事は）終わります。
#キムタクチャーハン最高！
→（今回も松本編）に続く
参考：
foxsecurity.hatenablog.com
foxsecurity.hatenablog.com
foxsecurity.hatenablog.com
foxsecurity.hatenablog.com
※今回(2025夏 in 塩尻）のキタきつね登壇資料はコチラ↓です。（第2回きつねセキュリティ検定）
www.docswell.com
更新履歴
