fortia’s レビュー

カメラと猫と音楽と骨董品

調子はずれの笛の魅力

昔遊んだゲームの音楽で印象に残る曲があった。

少し調子はずれの澄んだ笛の音が今も記憶に残っている。

でも本当に調子はずれだったのかどうか自信がない。確かめたくyoutubeで探したら見つかった。

2:33から。そこから再生するようにしてある。

祭囃子の笛のような、どこか懐かしい音色。

和楽器と思われるこの笛(篠笛?)の音階は西洋楽器のそれと一致していないのかもしれない。やはりずれている。しかしそれが逆に良い。丁寧な演奏なのに音が外れているせいでぶっきらぼうに聞こえる。透き通った音色なのに周囲の音とずれて調和しない。そういうギャップがこの笛を特別な存在にしている。

ピッチのずれを良しと感じてしまう感覚では音痴の矯正は難しいのかもしれないとも思った。

キーボード相手にハモりの練習をしていると、チューナー的には外れた音高なのに「調和している」と感じる時があって困る。一方、カラオケで外したり当たったりを繰り返しているうちに「正確なピッチというのは有無を言わさずに体感されるものだな」と実感するようにもなって、音程への疑問は深まるばかり。

 

 

カロリーメイトの代わりにサプリを検討する

先月中頃から胃の調子が悪く、毎日食べやすいものを選んで食べている。

栄養不足が気になるからカロリーメイト。胃もたれしないので助かる。

昔から味や食感が好きでよく食べていた。最近は値上がりしたこともあり購入しなくなっていたが、胃が不調になってから毎日のように食べている。普段行くスーパーでは一箱150円で購入できるが他は大抵200円する。毎日食べていると意外と大きな出費になる。

栄養が気になるだけなら安いサプリでいいんじゃないだろうか。

そんな疑問が生じた。論理的に考えればカロリーメイトとはサプリを練り込んだパンである。

パン食ってサプリ飲んでればいい。機能的にはそれで同じと気付いた。

ただ、もしかしたらカロリーメイト特有の重要な栄養素があったりするかもしれない。公式サイトで「点滴に代わる栄養食や宇宙食がコンセプト」などと謳っているから、何かすごいもの…具体的には何も思い浮かばないが、すごい何かが潜んでいるような気がしてしまう。キャッチフレーズは大切だ。

そこで、本当にサプリでカロリーメイトを代替できるのか、含まれている栄養素で比較してみることにした。

カロリーメイト一箱に含まれる栄養成分

これらの成分を同等に摂取できればサプリでいいはず。

マルチ系サプリの成分を見てみると栄養素の種類が多く、どれを選んでも十分カバーできそうに見える。

今回比較対象として選んだのはDHCのマルチビタミンミネラルのサプリ。 

500~600円で買える安価な品。1日あたり5粒。2粒摂取するとカロリーメイト一箱と同じくらいの成分になる。なお私はこのサプリをおすすめしているわけではない。当初は1日3粒で一食分として計算しやすいFANCL製品と比較していたが突出するビタミンがあってデータとして扱いにくいのでこちらにした。

1日あたり栄養摂取の推奨量および目安量を1とした場合のそれぞれの割合をグラフにした。

青軸がカロリーメイト、オレンジ軸がサプリ。今回のサプリにビタミンAは含まれていないが、こちらを参考にβ-カロテン/12で計算した。

ビタミンとミネラルはおおまかに言って同じくらい摂取できそう。タンパク質や脂質、糖質はサプリに含まれていないから、ここを補う必要がある。

そこでパンだ。

写真に写っているのは8枚切りだが、今回は計算の都合上6枚切りの栄養成分を採用する。

意外と塩分が多い。 

で、この食パン1枚の脂質、タンパク質、糖質(炭水化物)を加えた結果がこれ↓

うーん、そんなに変わらないな。脂質が不足している。

牛乳を一杯飲むことにしよう。

この栄養成分表の数値をさきほどのデータに追加する。

どうだろう。脂質が思ったより増えないがカルシウムは増えたしカリウムも入ってきてバランスは良くなった気がする。脂質はオリーブオイルでも舐めておくことにしよう。おおよそこの組み合わせでカロリーメイトを代替できると言えそうだ。

ちなみに今回はカロリーメイトに含まれている栄養素のみを比較対象にしている。マルチ系サプリはこれ以外の栄養素も含んでいるから、守備範囲としては「サプリ+食パン+牛乳」の方が広いと思われる。カロリーメイトに秘密の成分が含まれていない限り。

肝心のお値段はと言うと。サプリは1粒あたり5円ほど、食パンは一番安いのを買うと1枚あたり20円くらい、牛乳は一杯40円くらいの計算になる。計70円くらい。

安いには安いが、カロリーメイトが150円で買えると考えると、それほど魅力的には映らない。カプセルや錠剤を飲むのは愉快なことではないし、何よりカロリーメイトはおいしく食べられるから。

 

 

30mmF1.4DCDNをフルサイズで使う

α1 + 30mmF1.4DC DN    ISO100, 1/10000秒, F1.4

シグマのAPS-C用レンズをフルサイズデジカメに付けた。コンテンポラリーシリーズのレンズ。

装着した姿はバランス良く見えるが、実は間違った組み合わせ。本当はもう一回り小さなカメラ用のレンズである。

だから冒頭の写真のように四隅に写らない部分ができる。でも問題はほぼそれだけだ。両端を切り落としてしまえば正方形フォーマットの写真にできるし、黒い部分を残したままでも別にいい。

α1 + 30mmF1.4DC DN    ISO100, 1/16000秒, F1.4 ハイライト抑制シャドウ持ち上げトリミング

↑両端を切り落とした写真。

α1 + 30mmF1.4DC DN    ISO100, 1/4000秒, F1.4

↑こちらはそのまま。四隅が暗くなる写真の場合はまったく気にならない。

α1 + 30mmF1.4DC DN    ISO100, 1/1000秒, F1.4 トリミング

右上切り出し

構図によっては本来ボケていくべきところにピントが来てしまったりすることも。

α1 + 30mmF1.4DC DN    ISO100, 1/2000秒, F1.4 トリミング

α1 + 30mmF1.4DC DN    ISO100, 1/8000秒, F1.4 トリミング

いい空模様だった。根岸競馬場跡。

α1 + 30mmF1.4DC DN    ISO100, 1/8000秒, F1.4 トリミング

金網越しに撮ったから写り込みがある。

 

解像力も十分。周辺も絞れば良好。

 

α1 + 30mmF1.4DC DN    ISO100, 1/10000秒, F1.4

α1 + 30mmF1.4DC DN    ISO100, 1/8000秒, F1.4

 

ゴムローレットは購入してから割とすぐに白化した。防湿庫で管理しているので保管状態が悪いこともないと思う。

グレーがアクセントになってデザインとして考えると悪くない。



練習しても上手くならない理由

ブラバン部員だった頃、毎日一生懸命サックスの練習をしていた。音も出るし指も動くようになったが、何か違った。指は動いているはずなのに転んでしまう。練習不足と思って機械的な練習を繰り返したが、できるようにならない。当時は何が問題なのか分からなかったが今は分かる。リズム感がなかった。

最近になってファンクのような細かく刻む音楽を好きになり、これに合わせてキーボードを鳴らして遊んでいるうちに16分音符のタカタカという音価を認識できるようになった。もちろん頭ではその長さを理解していたが「感覚」がなかった。16部音符を適切なタイミングに「嵌める」感覚が身に付くと、高速フレーズの練習を繰り返したわけでもないのに高速フレーズを正確に演奏できるようになった(自分比)。

 

カラオケで同じ歌を週三で二年間歌い続けても音を外し続けている。声が出ないわけじゃない。キーを下げようが上げようが外す。ハミングしても外す。キーボードを持ち込んで和音を鳴らし、ゆっくり歌ってみても外す。コントのようだ。

この原因も最近分かりつつある。和音が一緒くたにしか聞こえていなかったから、そこから音をイメージして歌うことができなかった。「聞こえていない伴奏」に合わせて歌えるはずがない。まあ単音にも合わせられないことがあるから違う原因もあるとは思う。

いずれにせよ感覚の土台が整わないと機械的な練習も活きないという教訓。もっと早く気付きたかった。

 

リズム感、というよりテンポ感のなさについてはブラバン部員だった頃も自覚があって、当時指導に来ていた音大出身の先生に相談したことがある。

「演奏中に拍の感覚がなくなってしまうんですけど、どうすればいいんでしょうか」

と問う私。大学を出たばかりのその若い先生は困った顔をして

「拍がなくなるっていう感覚が分からないから、どうすればいいか分からない」

と答えた。ショックだったとか悲しかった記憶はない。恥ずかしい相談をしてしまった、とは思った。

当時の私はこちらの記事に書かれている生徒と同じような状態だった。一定周期で刻まれるはずの拍の感覚がない。あるいはあっても演奏中に消えてしまう。

記事内で紹介されているリズムトレーニングはとても有効だと思う。こういうのを右手左手釣られずできるようになると症状が改善してくる。私もカウントを声に出しながら手足で別のリズムを叩いたりしていた。(していた、ではなく今も続けなくては…)

こちらの先生のように色々試行錯誤して解決方法を模索してもらえるのは生徒からするとありがたい。私がボーカル教室の門戸を叩いた時も、蓄積された音痴矯正ノウハウがあるものと期待していた。実際は何もなくて驚いたけど、自分であれこれ調べて音痴矯正を試みるとこれが非常に難しく、ソルフェージュ指導しないボーカル教室があっても仕方ないと思える。

ピアノ教室の先生方のブログを読んでいると、子供向けレッスンでソルフェージュは普通に組み込まれているから、音痴改善を目指す大人はボーカル教室だけでなくソルフェージュ指導してくれるピアノ教室も合わせて探すといいかもしれない。少しずつだが訓練すれば音感も付いてくる。あと音程について考えると色々な気付きがあって楽しい。

 

 

 

鉄脚上の文机

数年前ヤフオクで買った文机。姫路から来た。

1,000円スタートで入札者は私以外いなかった。送料未定の着払いという品で、いくらかかるか不安だったが出品者が小さく梱包してくれたおかげで送料1,500円くらいに収まった。合計2,500円くらい。当時はまだ輸送費が安かった。

この文机。一体どういう状態になっているのかというと。

テーブルの上に乗っている。

ちなみにこのテーブルもヤフオクで入手した品。落札価格21円。形は正方形。

数年前のメールなので画像がリンク切れ。ヤフオクは直近の取引以外記録に残らないのが残念。

 

二つとも足踏みミシンの鉄製の足で支えられている。もちろんこれらもヤ

文机を支えている足はルーター置き場に。

手前の踏み板は退屈した時にギコギコやって遊ぶ。はずみ車はどこにも繋がっていないので空転するのみ。

机の下に長いキーボードを収納できる。

おしゃれなワンポイントデザイン。

歪みはあるし、

落ちない積年の汚れもある。

削ってニスの塗り直しをやってみようかと思ったがテーブルの方で失敗したので諦めた。

木目が美しい。

引き出しにはPCやモバイルディスプレイを入れたり

ガラクタを入れている。

 

ヤフオクで日本の古い家具や調度品を物色していると西の方の出品が多いことに気付く。

考えてみれば日本の中心は長いこと西だったのだから当たり前か。

 

 

 

 

カビ除去後のオートテレロッコールで撮影

清掃したオートテレロッコール。カメラに付けてみたら遠くにピントが合わない。マウント部分を分解した時にずれてしまったようだ。

ヘリコイドを外して組み立て直した。一手間かかったが機能不全だった絞り連動ピンも直せて結果的にはよかった。

清掃後のレンズで撮影してきた。

α1 + AUTO TELE ROKKOR-QF 200mmF3.5    ISO6400,  F3.5,  1/250

切り出し

カビを除去したことにより玉ボケ内部の影は消えた。↓これはカビ除去前のボケの様子。

カビあり時の玉ボケ。カビが影を作っている。

α1 + AUTO TELE ROKKOR-QF 200mmF3.5    ISO4000,  F3.5,  1/250

カビあり時の写真

カビありの時はソフトフォーカスレンズのようなフレアが生じていたが、カビ除去によりそれは消えた。

写真としてどちらが良いかは好みによるだろう。

α1 + AUTO TELE ROKKOR-QF 200mmF3.5    ISO100,  F3.5,  1/1000

切り出し

オートロッコール時代の200mmレンズの絞り開放で、この結果はなかなか優秀ではないだろうか。色収差はあるし柔らかめの描写ではあるもののかなりハイコントラスト。

α1 + AUTO TELE ROKKOR-QF 200mmF3.5    ISO100,  F3.5,  1/500

でも逆光ではオールドレンズらしさ全開に。

α1 + AUTO TELE ROKKOR-QF 200mmF3.5    ISO6400,  F3.5,  1/250

前ボケのススキの形を残すために少し絞るべきだった。

α1 + AUTO TELE ROKKOR-QF 200mmF3.5    ISO6400,  F3.5,  1/250

クリスマス期間ということで横浜美術館の前の広場に屋台や謎のドームが現れていた。

α1 + AUTO TELE ROKKOR-QF 200mmF3.5    ISO1600,  F3.5,  1/250

α1 + AUTO TELE ROKKOR-QF 200mmF3.5    ISO12800,  F3.5,  1/200

α1 + AUTO TELE ROKKOR-QF 200mmF3.5    ISO10000,  F3.5,  1/250

↑こちらはあぶ刑事の舞台にもなった福富町界隈。以前この辺りで撮影している時にちょっと怖い目にあった。最近はカメラを構えないようにしているが独特の雰囲気があるのでつい撮りたくなる。

α1 + AUTO TELE ROKKOR-QF 200mmF3.5    ISO12800,  F3.5,  1/80

街中でスマホカメラを向けるのすら誰かの脅威になり得るわけだから、長い望遠レンズのカメラなんてなかなか。と言いつつ撮影してる。

SR-1sとの組み合わせ



 

三和音の上と下がかすかに聞こえる

一年前は一緒くたにしか聞こえなかった三和音の上と下がかすかに聞こえるようになった。

聴音訓練アプリMyEarTrainingの科目に、和音を聞いて転回形のどれか当てるというのがある(Exercise -> Standard -> Chord Inversions)。

ジャーンと鳴った和音が↑この3種類のどれかを当てるというもの。

 

実際は音が鳴っている

この例ではドミソではなくソシレが鳴っているが相対音感訓練なのでこれもドミソと聞く。多分。
アプリでは画面下にRボタンがあり、押すとその和音のルート(ド)が鳴る。

 

始めた頃は全然分からなかったが、最近は上と下がある程度分離して聞こえるため判別できる(何回も聞き直してようやく)。ある程度、というのは転回形によって分離できたり混ざり合ってしまったりするから。具体的には、基本形の場合は一番下のドが聞こえる。第一転回の時は下と上(ミとド)が聞こえて第二転回の時は下のソが聞こえて上二つは混ざって聞こえる。音域によって上のミも聞こえることがある。ドが聞こえたら基本形、下のミが聞こえたら第一転回、下にソ、あるいは上にミが聞こえたら第二転回、という判別をしている。画像の誤答はなんだろう。まあ何回も聞き直さないと分からない程度だから。急ぐとメタメタになる。

これができてどうなるのかというと歌いやすくなる。前はピアノで弾いたドミソの和音からドを歌えなかった。今は和音を聞いてドやミをイメージして歌える。外すことの方が多いが。

ハモりを歌う人たちはどうやっているのか不思議に思っていたが、この感覚が発展すればできるかもしれないと今は感じる。歌だけでなくピアノやギターでも和音の鳴らし方など変化するかもしれない。あと、多分これが耳コピへの第一歩だと思う。「ベースを聞くのが基本です」と言われても別の音と混ざってしまって、これまで聞き取れなかった。

私同様に大人になってから初めて音感訓練に取り組む方はIntervals課題から始めた方がいいかもしれません。アプリの使い方などで分からないことがあればコメントください。