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【注目の天文現象】 2026/1/4未明~明け方 しぶんぎ座流星群が活動ピークを迎える

Sh2-298

【Sh2-298】
赤経:07h18m38s 赤緯:-13゚11' 55"
星座:おおいぬ座
視直径:22'
他カタログNo.:NGC2359
ニックネーム:トールの兜(かぶと)星雲(Thor's Helmet nebula),
       アヒル星雲(Duck nebula)
南中日時(@東京):11月22日03時,1月6日00時,2月20日21時 ※目安です。


[撮影日時/撮影地]
2019/04/06 19:36 / 静岡県東伊豆町
[撮影機材]
キヤノンEOS60Da+タカハシε-180EDC,アイダスNB1フィルター使用,
タカハシEM-200Temma2M赤道儀
ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
[撮影条件]
ISO1600,露出7分×8コマ
[画像処理]
Digital Photo Professionalにて現像,
ステライメージ8,PhotoshopCS3にて処理,
トリミングあり
 
[メモ]
おおいぬ座の北東部、いっかくじゅう座との境界近くにある散光星雲です。西側の明るい部分が北欧神話に出てくる雷神トールが頭にかぶっている兜のように見えることから、それが愛称として付けられています。また、高輝度部の円形領域とその南にある突起部を鳥の頭部と嘴に見立て、アヒル星雲と呼ばれることもあります。ウォルフ・ライエ星という特異な星が外層のガスを放出することで形成された星雲と考えられており、複数の元素が異なる輝線で発光しているため、写真では暖色系(主に電離水素の発するHα光)と寒色系(主に電離酸素の発するOⅢ光)の対照的な色が混在した姿として捉えられます。それらの輝線波長だけを選択的に透過するデュアルバンドパスフィルターを使って撮ると、上の写真のように東側の淡い部分の広がりも描出することができます。淡いので小口径望遠鏡での観望対象にはなりませんが、口径40~50cmクラスの大きな望遠鏡と、電離酸素の発する輝線に合わせたOⅢフィルターを用いれば、眼視確認できるようです。
 
[星図]


 AstroArts社ステラナビゲータにて作成