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無料のメーラー「Thunderbird」v147.0がリリース ~コンパクトビューの利便性を向上【1月26日追記】

日本語ロケールでメッセージフィルターを作成できない問題などを修正、脆弱性の修正も

「Thunderbird」v147.0

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v147.0が、1月13日にリリースされた。Windows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、公式サイト「thunderbird.net」や「Microsoft Store」からダウンロードできる。Windows版はWindows 10以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能だ。

 本バージョンでは、フォルダーペインのコンパクトビューでフルパスを表示するオプションが追加された。有効にすると[メッセージ作成]ボタン右にある[フォルダーペインのオプション]-[フォルダーモード]メニューから[お気に入りフォルダー]などを表示し、コンパクトビューに切り替えると、フォルダーペインでフルパスを確認できるようになる。

フルパスを表示するオプション
[フォルダーペインのオプション]-[フォルダーモード]メニュー
コンパクトビューに切り替え
フルパスを非表示
フルパスを表示

 また、特殊フォルダー名をローカライズできる『mail.useLocalizedFolderNames』オプションが設定エディターから利用できるようになった。合わせて特殊フォルダーをローカライズする場合は、あらかじめセットされた名称にローカライズする仕様に変更されている。

『mail.useLocalizedFolderNames』オプション

 25件の不具合修正も行われており、Exchangeアカウントの設定中やEWSのゴミ箱を空にした際にクラッシュする問題や、日本語ロケールでメッセージフィルターを作成できない問題などが修正された。

 このほか、セキュリティ修正も行われているが、詳細な情報は未公開となっている。情報が公開され次第、本記事に追記する予定だ。

[2026年1月26日編集部追記] 「Thunderbird」のセキュリティ情報が更新され、脆弱性の詳細が判明した。それによると修正された脆弱性は全16件で、その内7件がMozillaの基準で深刻度が4段階中2番目に高いhigh、6件が3番目に高いmoderate、3件が最も低いlowと評価されている。

 「Thunderbird」は既定でスクリプトが無効化されているため、「Firefox」ほどの影響はないが、サンドボックス回避や権限昇格の恐れがある問題も含まれているため、できるだけ早いアップデートを推奨する。