仕事始めの昼飯は10年近く通う馴染みの店へ。商売っ気が無い女将、松の内は開けてないかな?と思った通り、遠目に見て暖簾が出てない。で、近づくと店先が妙に整理され、店の引き戸が開いていた。
オレに気づいた女将、店先に出てきて「お店、去年末で閉めたのよ、ずっと前から扉に張り紙はってあったでしょ?」オレ、「気づいて無かった・・・」

閉店の理由を話してくれた。経営に問題はなく、個人の都合、予定通りの閉店だったそうだ。惜しまれながらの円満閉店、それを聞いて少しだけ気が晴れた。そして最後に女将に別れの挨拶できたのは、ほんとに救い。
閉店、分かってたらもっと通ってなのになー、なんて後悔しながら店を後に。馴染みの閉店は、親友を一人失うようなもの。暖かくも、風がすこし冷たい職場への帰り道、ちょっと目が潤んだよ。
人生一期一会、出会い一回、食一回、真剣に向きあわないとなって改めて思ったね。それはさて置き、これからオレの昼飯どーしてくれんのよ。





