ロシア軍による、ウクライナ軍事施設への攻撃がなされたようですが、地上部隊の侵攻は??
現場の直接確認ができない段階では、報道機関の誤報、各国政府の情報隠ぺいや改ざんなどの情報戦 もあって、予断を許しません。
ウクライナは、もともと、ソビエト社会主義共和国連邦の一国でしたが、この場合の各共和国は、アメリカ合衆国の州レベルの地域組織体のようで。
ソ連軍の相当規模の部隊がウクライナに展開されていましたが、ソ連邦崩壊後、その帰属でひと揉めしています。
施設だけなら、所在地帰属と言う分類もできますが、兵士については、ソ連邦全域から招集展開されているわけで、ウクライナ国民ではないのに、ウクライナ国軍兵士になるのかという問題も。
もともと、ウクライナ配備の部隊は、ソ連邦の、国境サイドに展開されていたという性格もあって、相当規模の戦力ではありましたが、その維持能力は、ソ連邦の負担によるもので、ウクライナの国力で、それを補うにはほど遠い規模。
結果、大幅軍縮となりました。
これには核兵器も含まれていたわけですが。。。
核兵器に関しては、拡散させたくないのは世界の意向であって、ソ連邦をロシアが継承するという観点からは、ウクライナに残したくないのも大国の意向。
結局、3年をかからずに核兵器はすべて廃棄となりました。
これには、米露による議定書によって、ウクライナの安全と独立を保証する約束がありましたが。。。
結局、独自に抑止力を持たない場合、どうなるかと言うのが、クリミアのロシア併合、ウクライナ東部の2国の独立承認、そして今般の侵攻です。
もし、核を含む相当の戦力があったなら、ロシアを含めた他国が軽々しく国境を超えることはありません。
もっとも、核保有国に対して、侵攻した時、核保有国側は、核を使うかどうかの大きな政治判断を突き付けられますが。。。
さて、ロシアは、北京オリンピックが終わるのを待って侵攻し、北京パラリンピック開催前までの短期でことを収めようとしていたようですが。。
ウクライナの抵抗が大きかったせいか、いまだに終わっていません。
ウクライナとロシアの、地上軍の兵力差は約8倍と言われますが。。
守るウクライナは、これに全力投入できますが、攻めるロシアがそれをできない事情もあります。
ロシアは、一応民主国家とは言っても、歴史的な統制国家、当然、反政府の勢いが散在します、
それを牽制するのも、地上軍部隊の役割で、それを全国から抜いてしまったら、各地で反乱が起きかねません。
日露戦争で、ロシアが負けたのも、同様の事情で戦力を極東に集中できなかったためでもあったりします。
そして今回、演習として招集した部隊を、演習後投入したことは、兵士の士気に相当影響しているようで。
自衛隊と違って、実際目先で撃ちあうことに珍しさはないのか諸外国の軍隊とはいえ、個々の兵士は、一人一人の若者で、大半は戦闘経験かありません。
話が違う、というのが現場の実情のようで。
軍事アナリストの大半は、いずれロシア軍が勝つと予想しているようですが。。
この場合の勝敗は、何をもって言うのかと言うのが重要で。
ウクライナを、ロシアの風下に置く、と言う目的を達したいなら、国家国民を配下に収める必要があり。
それは、仮に、ウクライナ政府が降伏しても、国民が従わなければ、反乱軍としてでも、戦闘は続きます。
それはそもそも、東部地域で、親ロシア派の武装勢力が、ウクライナ政府に反旗を翻し続けていたのと同じことで、収まりがつきません。
そもそも、軍事アナリストの見解として、当初は3日でキエフは陥落すると口をそろえて言われてましたが。。。
ソ連時代にも、アフガン侵攻をしたものの、泥沼のゲリラ戦となって、結局ソ連が撤退した経緯もあります。
今回、現場の映像がなかなか目にできる状況にないので、実際のところがわかりにくいのですが。。。
早期の平和が望まれます。
軽装甲機動車 (記事には関係ありません)
