
三菱一号館美術館で開催中の「カンディンスキーと青騎士」展。
その会場で見つけた、その名もずばり『青騎士』。先日の記事でも触れた1912年創刊の年刊誌、その復刻版の日本語訳です。
私はこの手のハードカバーは滅多なことでは買わない主義(要するに、置き場ネックなだけ)ですが、この本はその4,600円+税という販価にもかかわらず、自分の部屋に置きたいという誘惑に勝つことが出来ませんでした。
まだパラパラとしか見ていませんが、色々な芸術家の論考を中心に、カンディンスキーやマルクの作品をはじめ色々な図版(カラー・白黒)あり、はたまた楽譜もあったりと、訳者の言葉を借りればまさに「創造的混沌」。芸術の、新しい方向性へのエネルギーに溢れています。
例えば、これはカンディンスキー。

こちらはフランツ・マルク。

と思ったら、ドイツ/バイエルン地方の古い鏡ガラス絵があったり、

イースター島の像?

またまたカンディンスキー。

さらにはゴッホと日本の木版画が並んでいたり、

楽譜が折りたたんんで挟まっていたり
(シェーンベルク)
(アルバン・ベルク)全く、はっきり言ってどこから手を付けてよいやら分かりません
しかし、読み物としてはがっぷり組めそうな構成で、読む前から久しぶりに、いい意味で挑戦的な刺激を受けています。通勤電車のなかで読むにはちと難ありなので、部屋でバッハとウィスキーをお供に、ゆっくり読んでいきたいと思っています。
カンディンスキー/フランツ・マルク編(岡田素之・相澤正巳訳)
『青騎士』(白水社)