2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
高校生の頃、福永武彦という作家にハマったことがある。 大学に入った年に刊行が始まった全集20巻は今も手元にあり、時々思い立っては頁を繰る。 ニコラ・ド・スタールという画家の名を初めて知ったのは、その「海景」という抽象画が福永の小説『海市』の新…
釣った魚は自分で食べるか人にあげるかのどちらかで、人からもらうことはほぼ皆無。 ・・・だったのだが、先週某日、休みが取れたと息子が一人で釣りに行き、獲物を置いて去って行った。 (イシモチは23センチ、キスは16~18センチ) 場所は馴染みの内房だが、…
少し確かめたいことがあり、再度ペンケース。 裏を漉かずに済む薄手の山羊革。縫っては裏返し、解いてはまた縫う。 毎度ながら試作と実験は楽しく、時間を忘れる。 以下は自分のための備忘: ①山をしっかり跨いで縫って潰した方が、折り返した時にキュッと立…
中学・高校と吹奏楽部だったのだが、中3の時に吹いた金管五重奏曲が忘れられない。 当時私はテューバが担当で、トランペット2本、ホルンの代わりにテナーのトロンボーン、そして1つ下の後輩がユーフォニアム、計5本という編成。 「3つの小品」というタイ…
週末恒例の革弄り、GW中に作ったものと同じ青の山羊革でペンケース。 折り返し部分の裏を漉く(色が変わっている部分)のだが、なかなか同じ厚さにならず、折り返した時に薄い方が少しヨレっとなる。まだまだ課題あるなぁ・・・ このところよく近所のユザワヤに…
John Green の The Fault in Our Stars 読了 (邦題 『さよならを待つふたりのために』)。 甲状腺がんが肺に転移した少女 Hazel と、骨肉腫で片足を失った少年 Augustus。二人のティーンエージャーの儚くも美しい物語。 余命いくばくもない二人がアムステル…
L字型ファスナー付きコインケースの試作、第三弾。 ファスナーの曲がり角を少し緩やかにしたことで随分縫いやすくなった反面、そもそもファスナーを真っ直ぐに付けるのが難しい。う~ん・・・ 因みに今回使ったのはブライドルレザーで、表面に浮き出た蝋(ロウ…
日々変わり映えのしないお昼ご飯ではあるが、たまにその季節ならではのものを食べると、くたびれた身体が少し元気になる気がする。 京橋「美々卯」の季節限定メニュー、これからは鱧。これを食べると、いよいよ夏が来るなぁと実感する。 美々卯 京橋店 中央…
P. D. ジェイムズの An Unsuitable Job for a Woman 読了。 こんなにかっちりしたイギリス英語のスリラーは久々で、字面は簡単そうに見えて実は知らない単語が続く続く。しかも否定×否定で肯定とか、たいがいにしてくれんかなぁ ・・・と思う間もなく、新米…
週末の美術館のハシゴ。2軒目は乃木坂の国立新美術館で開催中の「ルノワール展」。 「ぶらんこ」や初来日の「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」の他にも、初期の風景画や肖像画、おまけにゴッホも3点来ていて、まぁお腹いっぱい。 (ピエール・オーギュスト・…
職場の某先輩の言葉を借りると、仕事をしていて電池が切れる、もしくはカラータイマーが鳴り出すタイミングが、自分の頭で思っている以上に早くやってくる気がする今日この頃。思い立って美術館をハシゴする。 1軒目は新宿の損保ジャパン日本興亜美術館。「…
食事や料理のきっかけは様々だが、食材は勿論、それを盛る器や道具も立派な要素のひとつ。 写真は南木曽のろくろ細工、いわゆる挽物(ひきもの)の鉢。 使う人間がご同様なので文句は言えないが、しょっちゅう箍(たが)が外れるこれまでの寿司桶とはまるで…
今週のバッハ・コレギウム・ジャパン定期演奏会 (5/31 東京オペラシティ)。 この日は余裕を持って会社を出たので、立ち食い蕎麦の「加賀」で腹ごしらえ。 立ち食いと侮るなかれ、注文してから揚げ始めるかき揚げは、適度に隙間があって、ほろりとさっくさ…