実在の強盗を題材にしたバディものの西部劇。
始めこそ順調だった強盗も長くは続かず、やがて物語は逃亡劇へ。
場所を転々とし一時は更生を誓うも、かつての自身の行為が阻む。因果応報。
シーン別では、序盤の>>続きを読む
タイトル通り、戦場を生きたユダヤ人ピアニストを描いた実話ベースの物語。
冒頭のピアノ演奏シーンから惹きつけられる。
序盤は身なりが整っていて食事も確保されているが、物語が進むにつれてやつれて服はボロ>>続きを読む
押井守監督によるOVA。
主要な登場人物は2人で台詞もかなり少ない。劇中内の舞台や物語の説明もないに等しくかなり抽象的な作風。それ故に観客側は能動的に解釈していくか、受動的にただ映像美を浴びるかのどち>>続きを読む
細田守監督最新作。これまで3年おきの公開ペースであったが、本作は前作から4年振り。
父親の敵を殺そうと生きる王女と人を生かす看護師の青年の相反する2人の旅路を描くファンタジー。
基本的に現実世界は作>>続きを読む
劇場版第22作目。尊厳を失った世の父親が頑固(物理)になる。
ひろしが高性能のロボになったことで家族から父親として頼られるようになる。しかし、実はロボはコピーであり本物のひろしがいたことで、能力が劣>>続きを読む
劇場版第10作目。戦国時代へのタイムスリップもの。
子供にも観られるシリーズなこともあってか、戦闘において出血描写はなく、倒れる人はいる程度のマイルドな表現。
しかしだからこそ、不意を突く終盤の描写>>続きを読む
劇場版第4作目。新設のテーマパークを舞台にした奇妙な物語。
映像面では、ホラー演出やネットミームにもなっている背動アクションが見所。
舞台は同じでも、しんのすけが孤立した途端にロングショットに切り>>続きを読む
制作に行き詰った映画監督の現実逃避が次第に現実を侵食していく物語。アート寄りの作品。
本作は現実と主人公の妄想・回想パートに分かれるが、現実パートも無機質な舞台で衣装や描写が宗教じみているため、それ>>続きを読む
巡業で通る道。演じる道化。恵まれぬ環境下で選択する道筋。男女2人の旅芸人のロードムービー。
主人公である女優の表情や演技が印象に残る。見開いた目、陽気さと哀しみが伝わる表情、やや挙動不審な素振り、と>>続きを読む
日本でも話題となった中国発のアニメーション作品、6年越しの続編。
今作は前作で出番が少なかったキャラが活躍。修行を経て成長したシャオヘイがメインのアクションもあるのが嬉しいところ。
新キャラにして第>>続きを読む
シリーズ完結編の第2作目。前作では描かれなかったグループにスポットが当たる。完結に向けて前作よりもややシリアスな展開あり。
映像面では、多数登場する各キャラがポージングや仕草で描き分けられた上で、芝>>続きを読む
同名小説が原作。周りのことが見えなくなるほど何かに熱中する、"トリツカレ"てしまった人々の恋愛模様。
角張った独特のデザインで陽気に動くキャラ達の姿はさながら動く絵本のように映る。ミュージカル要素も>>続きを読む
藤本タツキ氏の17歳から26歳までに描いた短編集が原作としたオムニバス作品。
台詞や描写に青臭さはありつつも、どこか生きづらさを感じる現代で肯定感が得られるような作品たち。
『人魚ラプソディ』
監督>>続きを読む
藤本タツキ氏の17歳から26歳までに描いた短編集が原作としたオムニバス作品。
台詞や描写に青臭さはありつつも、どこか生きづらさを感じる現代で肯定感が得られるような作品たち。
『庭には二羽ニワトリがい>>続きを読む
名作映画と言えば必ずと言っていいほどに名前が挙がる作品。
看守や一部受刑者からの虐待も日常茶飯事な刑務所が舞台。辛い環境ではあるが、長い服役期間と共に仲間もでき自分にとっての居場所になり得る。現実で>>続きを読む
SF映画の金字塔。1968年公開と人類初の月面着陸の前、かつCG未導入の時代の映画でありながら、宇宙を舞台とした近未来を描き切った作品。
無重力、AIの反乱など宇宙や近未来の表現が現代から見てもさほ>>続きを読む
たかが自転車、されど自転車。失業者が仕事に必要な自転車を盗まれてしまい、探し回るシンプルな物語。
タイトルからして自転車が盗まれるのが分かるが、それがどのタイミングなのか分からず序盤からハラハラとさ>>続きを読む
女性画家と令嬢の恋物語。
絵画が題材なこともあり、映像としても美しく映るものが多い。
本作は主な舞台が波打ち際や暖炉前のある部屋であることで、色合いや登場人物の身なりも相まってさながら絵画のように画>>続きを読む
男女3人のダンスシーンが有名で後の作品にも影響を与えた作品(直近だと『チェンソーマン レゼ篇』OPの一部ダンスだと思われる)。
特に印象的だったのは、カットの切り替えが激しいタイトルバック、一分間沈>>続きを読む
屋敷を舞台に繰り広げられる愛憎劇。
奥行きのある屋敷内において、1カットで代わる代わる人物が登場する映像が面白い。あるときは扉から、あるときは歩いてきてフレームイン。
同時多発のトラブルの様子を画面>>続きを読む
魚豊氏の連載デビュー作が原作。タイトル通り100m走が題材。
劇中で100mを走るシーンが何回もあるが、構図やカメラワークにバリエーションがあり飽きは来ない。
レース描写はテンポの関係でカットされて>>続きを読む
シリーズ初の劇場版。原作第38〜52話の作中人気エピソードが映像化。
基本的に原作準拠で作画や演出で盛る、大半のファンが求めていたであろう作り。
■演出面
ドラマパートは、TVシリーズに近い間の取り>>続きを読む
長年離れ離れになっていた家族のロードムービー&ホームドラマ。
広大な土地で流れるブルース調の劇伴がハマる。頑なに口を閉ざす主人公のバックグラウンドが気になりながらも物語が進んでいく。
本作で特に惹>>続きを読む
戦国時代の最中、高望みし選択を誤った夫婦の破滅と再生の物語。
シーン別では、屋敷で引き留められた際に男性側へ被さるように影を落とすライティング、クライマックスで実家を周回した際に死んだはずの妻がいる>>続きを読む
偽りの愛がいつしか真実となる逃避行。
無実だが権力を前にしたどうしようもなさがある中、周辺人物の温かみに触れる。これまで築いてきた人物像が窺える。特に主人公の父親の言動が印象に残った。
映像面では>>続きを読む
小津監督の代表作。老夫婦が広島と東京を行き来して、周辺人物と同じ時を過ごすシンプルなストーリーライン。
本作では、歳を取るにつれて希薄になる親子関係がありありと描かれる。邪険に扱われる様子は可哀想に>>続きを読む
父と娘の親子愛を描いた物語。
俳優の演技も相まって、日常的ではあるが何か拍子で壊れてしまいそうな危うい空気感。
淡々とした父親の台詞にも温かみがある。故にラストシーンは哀愁が漂う。
初めて小津監督>>続きを読む
警察と強盗集団の攻防をそれぞれの立場から描く作品。
アクションものではあるが、同じくらいに愛情にも焦点を当てた物語。
犯罪に手を染める者にも愛人や家族はいる。仲間意識もある。
一度、手を染めると刑務>>続きを読む
1927年公開のサイレント映画。
とある夫婦の夫が悪女に唆され人生のどん底に落ちるも、幸運が重なり幸せの絶頂へ。微笑ましい様子をありありと映す。
たまにシーンの合間に台詞の字幕を挟む構成。一部字幕>>続きを読む
※『MIU404』『アンナチュラル』未視聴
現代の物流業界を取り巻く環境に警鐘を鳴らす作品。同監督×脚本家のTVドラマ『MIU404』『アンナチュラル』 と同一世界でその人物も登場するが、未視聴でも>>続きを読む
帰省先の実家での家族のひと時を描いた作品。
序盤は家族団らんとした楽しい時間。小言の多い母と頑固な父。目の前で言い合い周囲が気まずくなる空気でリアリティがある。是枝監督の他作品でもあったが、下ごしら>>続きを読む
時代や血筋に翻弄されながらも人生を全うする2人の歌舞伎役者を描く物語。
子供時代から時系列順に描かれる構成。主演2人の実年齢を超えた年代も演じる。
男から見ても格好良く美しい2人の姿。歌舞伎のシーン>>続きを読む
ローマ教皇死去に伴い、新たな教皇を選出する選挙の様子を当事者側の目線で映した作品。
ストリングス中心のスリリングな劇伴が流れる中、舞台の礼拝堂の重苦しい空気が伝わってくる映像。街や市民はほぼ映さず半>>続きを読む
戦時中の神戸や西宮を舞台に生きる兄妹の物語。
冒頭から2人の結末は分かり、走馬灯のように過去を辿っていく構成。
劇中では死体や火傷痕、傷跡、痩せこけた体、体に湧く蛆虫など凄惨な状況も隠さず映す。登場>>続きを読む
人間と人魚、2種族間の恋模様を描いたオリジナル作品。制作期間7年、総作画枚数10万枚以上という大作の触れ込み。
まず目を引くのがいかにもSTUDIO4℃らしい独特なビジュアル。アナログタッチでアート>>続きを読む
歳の離れた男同士の淡いひと夏の物語。
イタリアの自然に囲まれた土地が舞台。美形な登場人物が戯れたり水浴びする姿はそれだけで画になる。もし同じ物語でも、違う国だったら雰囲気がまるで違うだろう。
中盤>>続きを読む