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探蝶逍遥記

2026年版蝶カレンダー

 毎年恒例になったカレンダー作りです。今年は過去3回実施した香港遠征での撮影画像からセレクトしてみました。各月の割り付けは以下の通り。

1月 ウラフチベニシジミ Heliophorous epicles

2月 ミネウスコジャノメ Mycalesis mineus

3月 シロスソビキアゲハ Lamproptera curius

4月 オジロイナズマ Euthalia phemius

5月 ウラマダラシロオビヒカゲ Lethe rohria

6月 ヤドリギオナガシジミ交尾 Tajulia cippus

7月 ミダムスルリマダラ Euploea midamus

8月 ムモンホソバセセリ Astictopterus jama

9月 ヘレナキシタアゲハ求愛 Troides helena

10月 ベニモンアゲハ Pachliopta aristolociae

11月 ヒョットコシジミタテハ Abisara echerius

12月 ロヒタキマダラルリツバメ Cigaritis lohita

この中から、8月と12月の画像をご紹介しておきましょう。

2026年版蝶カレンダー_f0090680_12094506.jpg


2026年版蝶カレンダー_f0090680_12095001.jpg


 これまでは見開きA3サイズでしたが、今年版はより大きいA2サイズにしてみました。大サイズで見ると結構迫力ある感じ。ブログ画像で見るのと、印刷物で鑑賞するのとはやはり印象がかなり異なりますね。


# by fanseab | 2026-01-08 19:02 | | Comments(0)

謹賀新年

 皆様、新年明けましておめでとうございます。関東地方では穏やかな元旦を迎えたようです。本年も拙ブログのご愛読の程、よろしくお願い申し上げます。コメントも沢山頂けると幸いです。

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謹賀新年_f0090680_15475081.jpg

D7K-34、ISO=500,F4-1/2500-0.7EV、外部ストロボ、撮影年月日・時刻:20101122日、1135分、撮影場所:台湾・台東縣(標高約350m

 今年の画題、ツマムラサキマダラは日本国内にも棲んでいるマダラチョウの普通種。でも表翅の瑠璃色幻光の表現はいつも難しいですね。このショットは崖地に咲くセンダングサ群落にやって来た♂個体で、崖地を見下ろすアングルで撮ったため、うまく背景がボケてくれて助かりました。

 中国語の対句は、馬年に因んで「龙马(龍馬)精神 福寿安康」としてみました。意訳すると『龍が天空を、駿馬が大地を駆抜けるエネルギッシュな精神があれば、幸せで健康に過ごせる』。「新年を迎える毎に1歳老いぼれていくなぁ~」、これ実感(^^; しかしこれは禁句。気持ちが萎んじゃあかんでぇ~!って教訓ですね。是非、今年1年、健康に過ごしたいものです。皆様にとっても素晴らしい一年でありますように!!



# by fanseab | 2026-01-01 07:00 | その他 | Comments(16)

冬のヤナギの樹肌にて (6)ヤナギルリハムシ

 夏場にヤナギの葉をチェックすると、様々な食痕を目にします。こちらの狙い目はもちろんコムラサキの食痕探しですが、目的の痕跡が見つからず、「訳の分からない」食痕に悩まされます。そうした食痕を残す犯人(昆虫)の事例が今回ご紹介するヤナギルリハムシPlagiodera versicolora 。ヤナギ樹肌に頭隠して尻隠さず状態で見つかりました。

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冬のヤナギの樹肌にて (6)ヤナギルリハムシ_f0090680_14361601.jpg

EM12-Z60(8コマ深度合成+トリミング)、ISO=1000F5.6-1/50、外部ストロボ、撮影時刻:1618(12月中旬)

 体長は4mmほど。表面は鮮やかな幻光を放ち、時に緑色、時に深い藍色を呈します。本種の種小名 versicolora は、「玉虫色の」を意味し、光沢の特徴を的確に表現しています。この幻光を見たままに写しこむのは難しい! この作例もB級ショットと言ってよい酷い仕上がりです。銀塩時代から光沢のある甲虫に対して、リングストロボやツインストロボを使うのはご法度とされてきました。理由は甲虫表面に円形ないしは一対の光芒が残ってしまい、甲虫が放つ幻光をありのままに表現することができないからです。何を隠そう、この作例もツインストロボを使っています(^^; ディフューザーはそれなりに大面積仕様で拡散しているのですが、一対の長方形光芒が目立っています。やはり単一光源のストロボを使用し、大面積ディフューザーの形状を工夫して拡散光の光路設計をきちんとせねばなりません。冬の間に時間があれば再トライしたい対象です。

 ところで、このハムシ、ストロボを複数回あてた刺激で動き出し、突然姿を消しました。冬眠と言っても、完全休眠ではなく、温度や照度の変化があれば、危険を察知して直ぐに回避行動を取るようです。


# by fanseab | 2025-12-26 18:58 | その他の昆虫類 | Comments(0)