2023-01-01から1年間の記事一覧
機械設計に限らず、設計のやりがいってなんだろうと考えたことがあると思います。 私の場合の、設計のやりがいについて書きたいと思います。 慣れからのマンネリ化 設計者になってすぐの頃は、とにかく色々な知識を吸収するのに必死で、あまり余計なことを考…
減速機の仕様などでよく目にするバックラッシ・ヒステリシス・ロストモーションを、産業用ロボット位置決め精度と関連付けて説明します。 精密減速機の位置決め精度について バックラッシ ヒステリシス ロストモーション ギヤ・ベルト・プーリなどの位置決め…
2023国際ロボット展を見学してきましたので、感想を残しておきたいと思います。 ※写真が少ないですがご了承ください。(写真は一言許可を得て撮影しています) 今年のトレンドは? EVバッテリの搬送 FANUCの新型1000kg可搬、500kg可搬ロボット Universal Rob…
2023国際ロボット展を見学して、一番印象に残ったMujinについてまとめました。 全体の感想は別でまとめたいと思います。 Mujinとは Mujinの製品はコントローラ 守備領域をどんどん広げている Mujinのハード開発は限定的 ロボットメーカの商売あがったりの可…
職場のルール、特に安全に関するルールの話です。 リスクアセスメント・リスク低減に関連する話として紹介いたします。 リスクアセスメントの最後はルール作り とある職場での事例(仮想) 労災対策でルール追加 新人が来たら そんなこんなでグダグダに ルー…
自動車好きな方であれば、この車種はこのメーカのOEMなどと聞いたことがあるかと思いますが、ロボット業界でのOEMはあるのか?どんな形態か?について解説していきます。 OEMとは メリットデメリット 提供側(A社)のメリット 提供側(A社)のデメリット 販…
垂直多関節ロボットの設置形態について紹介します。 はじめに 床置き設置(Floor mount) 天吊り設置(Ceiling mount) 壁掛け設置(Wall mount) 傾斜設置(Angled mount) 棚置き(Shelf mount) まとめ はじめに 産業用ロボットは地面に設置して使うだけ…
本記事は、2023年11月(ISO10218-1:2011が有効の時期)に投稿し、 ISO10218-1:2025発効後の2025年3月に一部修正・追記をしましたが、 用語の使い方が現行の規格と合っていない箇所があります。ご了承ください。本記事はちょっとマニアックな小ネタです。 人…
産業用ロボットのロボットアームを構成する機械要素についてまとめていきます。 本記事ではさらっと列挙していますので、より詳しくはリンク先記事や各メーカHPなどをご覧ください。 (イラスト)ロボット(6軸)|FA計画.comから画像使用 原動機 サーボモー…
機械安全についての記事をいくつか書いていますが、リスクアセスメント等についてまとめていなかったので、説明していきたいと思います。 すでにいろいろな会社ホームページ・ブログなどで解説がありますので、いまさらという気もしますが、個人的な意見や注…
協働ロボットを扱う場合も含めた機械安全について話をする際、安全やリスクという言葉がたびたび出てくるので、一度まとめておきます。 (この記事は短いです:860文字程度) 「リスク」とは 「安全」とは 「リスク」とは ISO12100での定義を引用します。 リ…
2023年6月27日付でABBが4モデル22バリエーションのロボットをリリースしました。 ニュースリリース:ABB、4つの省エネモデルと22のバリエーションで大型ロボットファミリーを拡充22機種も同時発売!?と、かなりのインパクトがありますね。 下記の動画内でモ…
本記事は、ISO10218-1,2:2011が有効だった時期に投稿しました。 現行のISO10218-1,2:2025では若干事情が異なる内容もありますが、1980年代~2010年代にそのような経緯があった、という記録としてお読みください。ときおり、「80W以下のロボットなら安全柵は…
会社の文化によって様々な意見があると思うのですが、1つの考え方として読んでいただければと思います。私はメカ屋ですが、下記のような制御に関する情報も発信しています。 fa-robot-watch.com その理由は、この記事のタイトル通り「製品の安全対策は機械設…
本記事は、制御(電気・ソフト)のことはあまり分からないという人*1が、大枠のイメージを掴むことを目的としています。設備に関して話をしていると、以下のようなワードが出てくると思います。 安全関連部 安全適合 カテゴリ3PLd ・・・ そのような用語が…
本記事は、ISO10218シリーズ:2011にもとづいて投稿したため、現行のISO10218シリーズ:2025と合致していませんが、一部内容を修正した上で記録として残しています。ISO10218シリーズ:2025においては、下記で紹介しているような運用形態は、通常の産業用ロボッ…
本記事は、元々「協働ロボットの『安全適合監視停止』について①~前置き:ロボットの『停止』について~」というタイトルで公開していましたが、 ISO10218シリーズ:2025の発効時に「安全適合監視停止」が協働アプリケーションの要件から外れたため、2025年3…
サイズが全然違うのに、似たような思想で設計されているロボットがあり、面白いと思ったので紹介します。 不二越(NACHI)のMC1000DL オリムベクスタ(オリエンタルモータ)のOVR480K5N、OVR680K5N、OVR880K5N 何が似ているか? 不二越(NACHI)のMC1000DL 1…
本記事は間違った規格の解釈に基づいて記載していたため、新しい記事として投稿しなおしました。 fa-robot-watch.com本記事では、取り消し線および追記にて訂正しています。誤情報を掲載していたことをお詫びいたします。協働運転要求事項の1つである、「速…
今回は、ユニークな機構のロボットとして、スギノマシンのCRbをご紹介します。 www.sugino.com スギノマシンとは ロボットの構造 スコットラッセルリンクとは メリット まとめ スギノマシンとは 株式会社スギノマシン 株式会社スギノマシンは、富山県に本社…
ロボットの配線で最も悩ましいのが、関節部分の処理です。 ロボット配線特有の難しさについて紹介していきたいと思います。ロボットの配線が特別に難しい!ということを言いたいわけではありません。 他分野での配線も、特有の難しさがあると思います。 こう…
前回の記事では、必須の配線(ロボット駆動用配線)とユーザ用配線で分けて考えてみましたが、中を通すか外を通すか、という見方もありますので紹介します。 中を通す メリット デメリット 外を通す メリット デメリット 防じん防滴(IP性能)について まと…
ロボットの配線・配管について紹介していきたいと思います。 (なお、制御装置内の配線や、制御装置とロボットの間の配線については除きます) 1回目はロボット内を通っている配線の分類です。 ロボットの配線は、必須の配線とオプショナルな配線に分けて考…
産業用ロボットは、ツールを付け替えることで様々な用途に使用できる汎用性が特徴ですが、悪く言えば器用貧乏とも言えます。 ですが、特定用途(ニッチ?)のために存在するロボットもあります。 それが、「自動車塗装工程でのドア開閉用ロボット」というピ…
本記事は、ISO10218シリーズ:2011が有効だった時期に投稿しましたが、 2025年のISO10218シリーズ改訂を受け、タイトルや内容を修正しました(2025年3月) なお、本記事ではHand-guided control: HGCの要件など、技術的側面には触れていません。ハンドガイド…
ロボットにも得意な向き、不得意な向きがあるという話です。 「右利き、左利き」は本記事で勝手に呼んでいます。 左右対称のアプリケーション 手首が左右非対称 例1・不二越のSRA100H 例2:川崎重工のBX100N 第4軸をひっくり返せば? 左右に気をつけない…
以前、ロボットの機構として平行リンク機構を紹介しました。 fa-robot-watch.comその中で、平行リンク機構のロボットは、リンク構造ではないロボットに比べて動作範囲が狭くなると書きましたが、もう少し具体的に説明しようと思います。 なお、今回の記事で…
トヨタ自動車がギガプレス(ギガキャスト)に乗り出すというニュースがありました。*1 motor-fan.jpこれを機に自動車の製造方法が大きく変わるのではないか?と言われています。 自動車業界と二人三脚で発展したロボット業界にも、当然影響があると思います…
本記事は、2023年6月にISO10218-1および-2:2011、ISO/TS15066:2016に基づいて投稿しました。 ISO10218シリーズ:2025が発効されたのを受け、2025年3月にタイトルや一部内容を修正しました。前回の記事はほぼ規格の説明になってしまいましたが、後半の今回は実…
本記事は、2023年6月にISO10218-1および-2:2011、ISO/TS15066:2016に基づいて投稿しました。 ISO10218シリーズ:2025が発効されたのを受け、2025年3月に一部内容を修正しました。 ただし、規格番号や用語などの修正が主であり、内容に変更はありません。協働…



