2025国際ロボット展を見学してきたので、感想をまとめておきたいと思います。 展示会そのものの感想というより「国際ロボット展をきっかけとして考えたこと」の記事になっていますので、ご了承ください。2回目は人型ロボットについてです。なお、人型ロボッ…
2025国際ロボット展、私も見学してきましたので感想をまとめておきたいと思います。 国際ロボット展の感想というより「国際ロボット展をきっかけとして考えたこと」の記事になっていますので、ご了承ください。まず今回はFANUCの変容についてです。私の偏見…
前回に引き続き、産業用ロボットのスペックの傾向を調べていきたいと思います。 記事の情報に関する注意事項は、前回記事に書いてありますので、未読の方はそちらをご覧ください。 fa-robot-watch.com今回は前回よりも詳細に観察していきますが、体系的に調…
ロボットの基本的なスペックである可搬重量とリーチ、運用面で重要*1になる自重(制御装置等を除く、マニピュレータ部のみの重量)の3つ。何となく、「可搬重量の大きなロボットはリーチも長く、自重も当然重い」という感覚は、皆さんが持っていると思います…
製造業では、アルファベットの略語がよく使われます。 KY(Kiken Yochi)、3M(Man, Machine, Material)、4M(3M + Method)などなど・・・ そのような略語の1つに3Hというものがあり、私は変化点に注意を払うという意味合いで重視しているので、紹介したい…
2025年7月~9月の期間で、ロボット関連のニュースで気になったものをピックアップしました。 なお、ソフトバンクグループがABBのロボット事業を買収するというビッグニュースがありましたが、これについてはもう少し状況を注視していこうと思っています。 (…
今回は機械類の制限(limits of machinery)について、産業用ロボットを念頭にまとめていきます。 別の記事でまとめた、「制限装置」*1とは全く別ものですので、ご注意ください。 出典 概要 各項目の説明 5.3.2 使用上の制限 a) 機械の運転モード及び介入手…
今回は「合理的に予見可能な誤使用」についてISO12100を参考にまとめつつ、思うところを書いていきたいと思います。 製品の安全に関する議論などでちょこちょこ登場しますが、改めて見ていくと、一筋縄でいかないことが分かります。 文字ばかりで、ちょっと…
ロボットの構造と軸数(自由度)についてまとめていきます。 【前置き】軸数?自由度? 6軸ロボットが基本 補足)「手首基準点」 7軸ロボット 軸数が6未満のロボット パレタイズロボット(4軸が主流) スカラロボット(4軸が主流) パラレルリンクロボット(…
産業用ロボットの関節(軸)では、多くの場合モータの回転を減速機で減速しているのは皆さんご存じかと思います。 減速機と言えば、波動減速機*1やトロコイド歯車減速機*2などの精密減速機が有名です。 が、精密減速機とモータだけで駆動系が成り立つかとい…
2025年4月~6月の期間で、ロボット関連のニュースで気になったものをピックアップしました。 ※ピックアップしている記事はメカ中心で、私の目にとまったものですのでご了承ください。 ユニバーサルロボット(UR)社 エプソン ダイヘン ソニー THK 山善 ヒュ…
産業用ロボットの運用を考えるうえでの「空間」(space)について説明をしていきます。基本的にはISO10218-1:2025を元に記載していますが、日本語訳についてはJIS B8433-1,-2:2015*1を参考にしています。 規格での記載順ではなく、説明しやすい順で紹介して…
ロボットの制限装置(limiting device)について、解説していきます。 ISO10218シリーズの2011年版と2025年版とでどのように異なるかも含め、まとめてみたいと思います。 制限装置(limiting device)とは 具体例 制限装置(limiting device)の条件 制限装置の変…
安川電機の大型ロボットMH900の構造がよく分かる動画がありましたので、当ブログの過去記事と照らし合わせながら紹介していきたいと思います。*1 ロボットの内部構造や生産工程はなかなかパブリックな情報として出てこないので、こういった動画は非常に勉強…
今回は産業用ロボットの騒音についてです。 耳栓を装着した人 はじめに 規格の内容確認 ロボットからどれくらいの距離で測定するか どのような動作パターンで測定するか 各ロボットメーカの記載例 川崎重工の例 不二越の例 FANUCの例 Universal Robotの例 測…
産業用ロボット関連の記事やカタログなどで、「ISO10218」という規格番号をよく目にすると思いますが、どのような規格なのか?ということを大づかみできるように、まとめておきたいと思います。 この記事をとっかかりとして、「ちょっと規格自体を読んでみよ…
1月~3月の期間で、ロボット関連のニュースで気になったものをピックアップしていきます。 今年は2025国際ロボット展(12/3~12/6)(2025国際ロボット展)もありますし、どのような新製品が登場するか・どのような動きがあるか、楽しみです。 ※ピックアップ…
2025年のISO10218シリーズ2025版の発効に伴い、下記の記事を修正しました。 今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。 記事を修正する様子 誤情報の修正(新記事) 前面書き直し(新記事) 部分的な修正 語句の修正など コメント追加のみ 旧情報を記録…
本記事は、下記の記事の訂正版となります。 協働ロボットの「速度及び間隔の監視」について - FA・ロボット業界の片隅から 旧記事は間違いの箇所について注記を追加した上で残しています。 誤情報を掲載していたことについて、お詫びいたします。いまいち考…
本記事は、下記の過去記事を書きなおしたものです。 2025年2月のISO10218シリーズ改訂によって大幅な書き直しが必要となったため、過去記事は記録として残し、新たな記事として投稿しました。 fa-robot-watch.com はじめに ISO10218-1/-2: 2025では 3.1.1.4 …
ISO10218シリーズ2025で、「ロボットシステム」や関連する用語の定義が変わったため、整理しておきたいと思います。 なお、分かりやすさ優先で、意訳した部分・ざっくり書いた部分がありますので、正確なところは原文を参照してください。 ISO10218-1:2025を…
産業用ロボットの安全に関する規格の改訂版となる、ISO10218-1:2025、ISO10218-2:2025が2025年2月に(やっと)リリースされました。 私はとりあえず買いましたが、冒頭の部分は下記リンクから見ることができます。https://www.iso.org/obp/ui/en/#iso:std:is…
ロボットでも多用している軸受。 機械設計者として駆け出しのころは、とにかく表面的に計算を進めるという感じでしたが、一度ベースになっている考え方を確認してみると、より理解が深まりました。 私自身がもっと早く知っておきたかった、動定格荷重・静定…
今回はロボットジャケットについて紹介していきます。 ロボットカバー・ロボットスーツ*1などとも呼ばれますが、本記事ではロボットジャケットで統一していきます。 ロボットジャケットとは? ロボットジャケットは下記の動画のように、ロボットを保護する布…
一般的な産業用ロボットは「セミクローズドループ制御」となっています。*1 「おいおい『オープンループ』と『クローズドループ』は知ってるけど半分クローズってどういうこと?」と思った方、この記事を読んでみてください。 (なお、産業用ロボット以外で…
機械設計を始めたばかりの人にとって、さび止めの表面処理って案外迷いどころだと思います。 硬度アップや摩擦低減など、積極的に機能を付加する表面処理はまだ検討しやすいのですが、防錆処理は、慣れた人はさらっと決めてしまうことが多く、初心者は逆に考…
最近のロボット関連のニュースで気になったものをピックアップしていきます。 ※メカ中心です。 【ミスミ】ロボット導入の支援サービス本格化 【FANUC】大型ロボットM-1000のバリエーション追加 【FANUC】防爆対応の協働ロボット発表 【安川電機】1000kg可搬…
協働ロボットがリリースされた際など、「第三者認証取得」というフレーズを目にすることがあると思います。字面からなんとなく意味はわかりますが、「第三者って誰?」「認証を取得しているロボットの方がいいの?」といった疑問について、Q&A方式で説明して…
今回は、ロボットが外力を受けた場合や、他物体との干渉による反力を検知する方法についてまとめていきたいと思います。 外力と干渉は異なりますが、この記事ではあまり区別せずに使っています。 外力を検知する目的 電流による検知 手先の力覚センサによる…
ロボットの話ではなく機械設計の話、検図の手順です。 ヌケモレの無い図面を目指すために、私が気を付けていることを紹介します。なお、本記事は部品図の単純ミスを防ぐという観点でのチェックとなります。 機能面も含めた組図チェックや、加工性も考慮した…



