「2026年暴落説」と 流動性・AI株の現実的な接点

ここのところ急騰急落を見せるSilver。

 

CME、貴金属先物の証拠金要件を再度引き上げ

CMEグループは、ボラティリティーの高い取引が続いたことを受け、貴金属先物の証拠金要件について

ここ1週間で2度目となる引き上げを行った。

 

31日の取引では銀が下落。

先物価格は一時9.9%下落して1オンス当たり70ドル近くまで落ち込んだ。

プラチナとパラジウム先物も日中に大幅安を記録した。

 

流動性逼迫との関係などをChatGPTに訊いてみた。

 


 

 銀(シルバー)の急騰・急落は流動性と関係ある?

 結論:かなり関係ある。ただし金とは性質が違う。

 

① 銀は「金融資産 × 工業資産」

  • 金:ほぼ金融

  • 銀:

    • 半分は金融ヘッジ
    • 半分は工業需要(太陽光・EV)

② 証拠金とレバレッジの影響が極端

③ 「ドル不足」のときの典型パターン

  1. レポ・SOFRが荒れる

  2. ヘッジ目的で

    • 金・銀が買われる(特に銀は勢いが出る)

  3. しかし数日後

    • 証拠金引き上げ

    • ドル確保のため換金売り

  4. 銀が一気に叩き売られる

👉 急騰と急落がセット

 

金と銀の違い

項目
流動性逼迫耐性 強い 弱い
レバレッジ影響
値動き なだらか ジェットコースター
危機時の役割 逃避先 投機の受け皿

 

投資家目線の結論

だから今の銀は、マクロが壊れそうな匂いを一番早く、過激に反映している

 


 

BTCに続き、銀もこんな調子だとやっぱり警戒しておいた方がいいのか?

 


 

この流動性環境で「一番おいしいポジション」は何か

今の環境は

  • QTで準備金が減っている

  • TGAが巨額に積み上がった

  • 年末規制で銀行がドルを抱え込む → 短期ドル(翌日物)が局所的に高騰

つまりこれは “信用不安”ではなく“配管不良”

 

🥇 1位:短期ドル金利を「売る」ポジション

  • SOFRがFed上限を恒常的に超える状態は政治的に許容されない → Fedは必ず準備金を足す

  • リスクは「利下げ」ではなく「金利の安定」

👉 勝ち筋が“制度側”にある

🥈 2位:ゴールド(現物・低レバ)

これは「地味だけど正しい」。

  • 流動性逼迫=カウンターパーティリスク上昇

  • レポ市場が壊れそうなとき、

    • 株 → 換金対象

    • 債券 → 担保化される

    • 金 → 誰の負債でもない

🥉 3位:ディフェンシブな高品質クレジット(ただし短め)

※ただし ハイイールドは微妙(流動性が抜けると真っ先に売られる)

⚠️ 避けたいポジション

理由は単純:「良い資産」でも、流動性が抜けると売られる

 


 

1月にSOFRが落ち着かなかった場合のシナリオ

 

シナリオA:Fedが即座に折れる(確率:高)

  • 準備金供給の明確化

    • RMP拡大

    • T-bill買い増し

  • 「これはQEではない」と言いながら 事実上の配管QE

マーケット反応

  • 短期金利

  • クレジットスプレッド ↓

  • 株式:一時的にリリーフラリ

  • ドル ↓、金 ↑

ただし 流動性で問題を覆い隠した”だけ

 

シナリオB:Fedが様子見(確率:中)

  • SOFR高止まり

  • レポ市場の価格差拡大

  • 銀行間で「貸せる/貸せない」の分断

マーケット反応

  • 株式:ボラ上昇・じり安

  • ハイイールド・小型株から資金流出

  • 銀・ビットコイン:乱高下

 

シナリオC:Fedが出遅れる(確率:低だが破壊力大)

  • SOFRが継続的に上限突破

  • SRFが毎日数百億規模

  • Fed funds(無担保)も上昇

何が起きるか

  • ファンド・ディーラーの強制デレバレッジ

  • 担保売却 → 金利急騰

  • 株式:流動性主導の急落

  • 信用イベントがなくても市場が壊れる(2019年レポショック+2020年3月の前半)

 

AI株 × 流動性収縮の同時発生リスク

 

フェーズ1:金利ストレス

  • SOFR高止まり

  • 割引率上昇

フェーズ2:株価下落

  • NVIDIA / Palantir / AI SaaS 下落

  • 「悪材料なしで下がる」

フェーズ3:ナラティブ崩壊

  • 「AIは例外」が通用しなくなる

  • ドットコム後期と酷似

危険度ランキング

  1. 高PER・赤字AIソフトウェア

  2. AI関連ETF機械的売り)

  3. NVIDIA周辺サプライチェーン

  4. NVIDIA本体(最後に来る)

NVIDIAは「最後まで強く、最後に落ちる」典型

 

Fedは最終的に流動性を出すが出す前に市場は一度壊れ得る

AI株は「成長ストーリー」ではなく「流動性ストーリー」

 

2026年暴落説をAIに訊いてみた

というYoutuberの動画。

 

 

Gemini の主張:極めて弱気

  • 市場は「ローリング・トップ(順番に天井をつける末期局面)」

  • 2025年後半は

    • 先にハイテク・暗号資産・AI関連がピークアウト

    • その後、指数や銀行株が遅れて上昇

  • これは典型的な弱気の非確認シグナル

特に重視した点

  • AI・暗号資産は10月に天井

  • Visa・Costcoなどから 👉 消費者が限界に達している兆候

  • 金・銀S&P・銀行株が同時にピーク 👉 システム全体の流動性ピーク

マクロ判断

  • イールドカーブの「再スティープ化」は ソフトランディングではなく、リセッション前兆

  • レポ市場の緊張・Repo上限撤廃 ➡ Fedが水面下でパニック

投資判断(Gemini)

  • 「Sell」ではなく「Short everything」

  • Bear–Bullスケール:1.0(最弱気)

  • 理由:

    「建物はまだ崩れていないが、すでに燃えている。早く逃げないと、正しくても遅くなる」

 

GPTの主張:慎重・中立

コア結論

  • ピークの集中は興味深いが、決定的証拠ではない

  • イールドカーブの再スティープ化も、景気後退の“可能性”であって確定ではない

  • レポ市場の緊張は、年末要因やTGAの影響の可能性

投資判断(GPT)

 

Grok(第三者AI)の裁定

Geminiはストーリー性が強く、仮定の飛躍がある

GPTは証拠と不確実性を適切に扱っている

 

 

個人的にはGeminiの見解が気になるので深堀してもらった。

 


 Geminiの中核主張を一行に圧縮すると

これは“イベント予測”ではなく「市場の出口構造がすでに始まっている」という主張

Geminiは「2026に暴落する」と言っているようで、実はもっと厄介なことを言っている。

 

Geminiが組み立てている“因果チェーン”

Step1:ピークの並び方が異常

  • 6月:Visa、CoreWeave(消費・AIの純プレイ)

  • 10月:Bitcoin、NVDA、AMD(リスク・レバレッジ

  • 年末:JPM、S&P、Caterpillar(指数・循環株)

 

Step2:これは「健全なローテーション」ではない

健全な強気相場:Aが落ちる → Bが上がる → Cが続く

今回:Aが落ちる → Bも遅れて落ちる → 指数だけが“取り残されて上がる”

👉 Geminiはこれを rolling top と定義

 

Step3:「指数が最後まで持つ」は危険信号

機関投資家は ・まず純度の高いテーマ株を処分

       ・次に個別株

       ・最後に指数を“流動性出口”として使う

個人投資家が見ている「指数の強さ」は“逃げ場としての強さ”

 

Geminiが一番重視しているのは「景気」ではない

 Geminiは「GDP」「雇用」「CPI」主軸にしていない

 見ているのはこの3つだけ

  1. 流動性の分配順序

  2. 誰が先に降りたか

  3. 金融システムの配管(repo・FFR・2年債)

👉 だから話が一貫して「冷たい」

 

 Yield Curve(イールドカーブ)の使い方が“攻撃的”

Geminiのロジック:

  • 逆イールド → 予告

  • 正常化(uninvert)→ 発火装置

ここまでは教科書。

しかしGeminiは一段踏み込む

👉 これは 市場がFed政策金利を否定している = Fedは遅すぎる」という債券市場の叫び

 

Repo(レポ)を“最後の証拠”にした理由

Geminiが最も確信を深めたのはここ。

Fedが ON RRPの上限を撤廃、しかも「大きく報道されず」「技術的調整として処理」

Geminiの解釈

中央銀行は “本当に必要な時” だけ安全装置を外す」

 

GPTの反論は正しい部分も多い。

GPTの主張

  • ピークの同時性は偶然かもしれない

  • Repoは季節要因の可能性

  • クレジットスプレッドは崩れていない

ただしGeminiはそこを認めた上で言っている

 

 本質的な対立点

視点

Gemini

GPT

役割

マクロ戦略家

リスク管理

強み

早い

正確

弱み

早すぎる

遅すぎる

恐れているもの

資本消失

機会損失

 


 

Geminiが「間違っている可能性が高いポイント」

 

流動性ピーク=即・システム崩壊」とみなしている点

Geminiはこう仮定している:

Repoが動いた
=銀行が限界
Fedは制御不能
=崩壊は時間の問題

これは論理が1段飛んでいる

 

⚠️ 過剰に悲観している点

① クレジット市場を軽視

  • 本当にクラッシュ前なら、HYスプレッドが先に拡大

② 「スマートマネーが完全撤退」仮説

  • 実態:軽くなっただけ

    • 完全撤退なら指数も崩れる 👉  “distribution”は進行中だが未完

 

Geminiの最大のバイアス

「最悪の形でしか終わらない」

これは戦略家としては正しいが、投資家としては高コスト

 

では「2026クラッシュが起きない世界線」は?

 

🌍 世界線A:「長期高原(plateau)相場」

特徴

  • 指数:横ばい

  • AI株:選別が進む

  • ボラ:高止まり

  • SNS:ずっと悲観

👉 一番多い負けパターン

 

🌍 世界線B:「AI主導のソフトランディング」

条件

  • AI投資が:CAPEX → 利益に転換

  • Nvidia以外が:ちゃんと稼ぐ

  • 雇用:崩れない

👉 Geminiが最も軽視している線

この場合

株は:上がらないが落ちない

金利高止まり

クラッシュ:不発

 

🌍 世界線C:「小型クラッシュを何度も起こす」

  • 15%級を2〜3回

  • しかし -40%は来ない

👉 Fedが一番望む形

 

 投資家にとっての“現実解”

Gemini vs GPTの真ん中

やるべきこと

  • ❌ 全部ショート

  • ❌ 全部ホールド

⭕ 有効な構え

  • レバレッジ削減

  • AIは:

    • インフラ寄り

    • キャッシュ創出重視

  • 流動性資産:

    • 常に余白を持つ

 

 

 

 

いいかな? どうかな?

 

S&P500、TOPIXはジリ高で最高値更新したが、その後はグズついている。

Nasdaq100は所謂三角保ち合い。

 

https://invst.ly/1eadyc

 

どうかなー。

一旦「騙し」で上抜けてから下がる方が好きなパターンだけど。

 

等加重平均のRSPを見ると、10月以降は2024年の高値水準を割る場面も目立つ。

それでも最高値は更新しているから、バリュー優位のローテーションが起きているとポジティブに

評価することも出来る。

 

https://invst.ly/1ead-n

 

BTCも相変わらず冴えず、週足15MA ⇒ 50MAのデッドクロスが完成。

しかし短期で50MA辺りまでのバウンスは狙えるかもしれない。

 

https://invst.ly/1eae4r

 

ここでまた流動性の話。

 

 

Fedが12月からTビル購入を開始し、流動性は改善しているはずなのにスタンディング・レポ(SRF)から

過去最大の約750億ドルの借り入れを記録。

年末・四半期末要因が大きいので、この逼迫が1月以降も続くかどうか。

 

年後半、財務省口座(TGA)の積み増しで市場から流動性を吸収してきたが、これはその後に

市中に出回るものなので、今後は流動性改善を「基本的には」期待出来る。

しかしTGA補充の意図は、短期債の償還(5日で約6,000億ドル)に備えたものであり、今後また政府の

シャットダウン等に備えたバッファであるため、市中には出回らない可能性が高い。

 

また、11月に特にトラブルもなく過去最長の政府閉鎖を終え、市場は油断しているようだが

1月30日までのつなぎ予算を得たに過ぎない。

 

中旬辺りまでは持ち直す場面もありそうだけど、月末にかけて⇩って感じかな。

 

 

テストで満点、 笑顔は3点

 

前回は、終盤にテーマから逸れてしまったので、仕切り直し。

 

 

パッシブ投資とアクティブ投資(特に個別株)は、同じフィールド上で行われてはいますが、種目としてはかなり

毛色が違うものなので単純に比較出来るものでありません。

我々は機関投資家ではないので、四半期なり年間なりの期間成績を問われることはありませんし、他人の資金を

運用していないので、キャッシュ待機を咎められる謂れもありません。

 

誤解を恐れずに言えば、「市場平均のパフォーマンス」と「市場平均連動ファンドを保有している人間の勝ち負け」

はイコールではありません。

投資家の利益は、端的に言えば(インフレ調整後の通貨価値で見た)買値と売値の差額です。

 

一括投資であれば、始めたタイミングの運は当然ありますし、積立にしても相場が良い時は欲が出て

高値で無闇にボーナスを注ぎ込んだりして取得単価を上げるリスクがあります。

投資期間内のインデックスの年間騰落の「勝率」が勝ち越していたとしても、インデックス運用者の投資成果が

プラスになるとは限りません。

S&P500やオルカンなんかを保有していれば当然為替リスクもありますし、安直な理由で現金保有者を

小馬鹿にしていると竹箆返しを喰らう羽目になりかねません。

 

 

今更こんな当たり前のことを言っても何の足しにもならないので、話の枕はこれぐらいにして

前回の記事の最後で筆が滑った原因となった、片山氏の投稿に対するこのブコメについて。

過去たまたまじゃんけん大会で勝った人が「私はじゃんけんの才能がある」と勘違いした結果、ここ10年ほど

インデックスにボロ負けしてしまい、インデックス投資への恨みで怪文書を書くというよく見るパターンですね。

 

このようにインデックスを盾にマウントを取りたがる人は一定数います。

実際、偉そうに講釈垂れながら年中売ったり買ったり、個別株で何倍当てたなどと自慢気に語っている人が

ポートフォリオ全体ではインデックスと大差ないリターンだったりしたら、虚仮にしたくなる気持ちは分かります。

 

私は、片山氏のことは知ってはいましたが、レオスに入社した後は個人での売買はほとんどやってない

のだろうぐらいに思っていました。

しかし、ちょっとググれば 住信SBIネット銀行への投資でこの2年で資産が3倍ぐらいに増え、累計利益

は200億~300億円」なんて記事が出てくるわけです。

 

 

よく知らずにアクティブ投資全般を貶しているなら、投資初心者によくある『馬鹿の一つ覚え』で済む話

なのですが、この人は恐らく片山氏のことをある程度知った上でマウントを取りに行っているように見えます。

 

ただ、これだけだとまた『 ”偶々” ”短期的に” 良い出目を引いただけ』みたいなことを言われそうですが

住信SBIの勝ち分を除いても、2015年からの約10年間で25億 ➡ 150億と資産が6倍になっているようなので

「ここ10年ほどインデックスにボロ負け」という物言い自体が出鱈目の可能性が高いです。

 

- YouTube

 

仮に本当にここ10年でインデックスに劣後していたとしても、2005年から2015年の10年間で65万から

25億に増やした実績が消えてなくなるわけでもないですし、減らさないだけでも凄いことだということは

真面に投資(トレードなら猶更)をしている人間なら分る筈です。

2011年の震災時には、二日で資産が半分になったのに、そこから巻き返したりしているわけですが

そういう離れ業を一切「運」で切り捨てるのは奴隷道徳的自己慰撫の印象が否めません。

 

また清原達郎氏の記事でも

清原氏はタワー投資顧問の基幹ファンド「タワーK1ファンド」で25年間で93倍のパフォーマンスを残した凄腕ファンドマネージャー

去年11月から現金を寝かせていたってことでしょうけど、去年の11月から市場平均(全世界株式)

は25%上がっている。つまりこの人は15%以上市場平均に負けている。

比較対象を書かないと意味ないですよ。

 

なんてことを書いていましたが、記事を読めば分かりますが「去年(2023年)11月に引退」とあります。

また、清原氏は証券会社に230億円現金があって、注文を出した内メガバンク105億円分だけ約定していたようです。

 

試しに2023年11月からの

IShares MSCI ACWI ETF(円建表示

NEXT FUNDS 東証銀行業株価指数連動型上場投信

を表示すると以下のようになります。

 

 

清原氏が参戦した令和のブラックマンデーからだと次のようになります。

 

 

確かに比較対象を書かないと意味がないですね。

真面なインデックス投資家なら「短期のパフォーマンスを切り取って比べるなんて」と呆れるところ

でしょうが、残念ながらインデックス支持派であるこの人から始めたことです。

 

2024年8月の記事ですから、その後のリターンはこの時点では分からないにしても、引退した人間にまで

マウントを取ろうとするのは少々見苦しくはないでしょうか。

引退という事実を単に読み落としたのか、それとも知ってて尚書かずにはいられなかったのかは不明ですが

長期間キャッシュで待機している時点で、何か事情があると勘付かない辺りからして少々鈍いと言わざる

を得ません。

 

一応この人の名誉の為に断っておきますが、投資関連のトピックで度々見掛けますが、付焼刃の知識で

粋がっている投資初心者なんかとは違って、それなりに投資理論を理解はしているようなので指摘自体

には概ね同意は出来ます。

ただ、少し調べれば誰でも言えるような教科書的知識でマウントを取っているだけなので、ペーパーテスト

では100点を貰えるのでしょうが、実際の運用についてはインデックスと言えど運頼みです。

インデックスの運用は名目上 ” 99点 ” などと称されてはいますが、この得点は飽くまで『型としての正確さ

に対するものに過ぎません。

 

 

余談ですが、試しにChatGPTに

100万円を元手に、10年で100億円稼いだ投資家について

「この人の方法論は再現性が低い」は「真」だが、「再現性の低い方法論を駆使する人間の功績は単なる運」は「真」か「偽」か?

 

という問いを投げてみました。

※以下の青文字が回答

 

「再現性の低い方法論を駆使する人間の功績は単なる運である」
→ 答え: 偽 ❌

 

「再現性が低い」は真だが、「単なる運」は論理の飛躍。

 仮に「運だけ」で説明できるなら:

  • 同じ市場・同じ時代に

  • 同じ確率分布の中で

  • 同程度の人数が

同様の成果を出していなければならない。

ex ante(事前評価)

  • 結果が出る前に、その行動・判断が合理的だったか

  • 利用可能な情報・確率・リスク管理に基づく評価

  • 再現性・一般化可能性を重視

👉 問うているのは「その判断は“期待値的に正しかったか」」

ex post(事後評価)

  • 結果が出た後に、何が起きたか

  • 実際に得られた成果・損失・影響を評価

  • 希少性・インパクトを重視

👉 問うているのは「実際に何を成し遂げたか」

 

多くの議論は、評価軸のすり替えで破綻する。

典型例

  • 成功者に対して

    「それ、再現性ないよね?」 →  ex ante評価を持ち出して功績を否定

  • 失敗者に対して

    「結果が出てないからダメ」 →  ex post評価だけで意思決定を断罪

これらは後出しジャンケンで論理的越境。

 

だそうです。

なぜ ex ante で語られがちなのかについては「教育・啓蒙の文脈」と「認知的不協和の解消」とのこと。

 

上述の人も前者であるとは思いますが、あまり小市民的嫉妬とも書生的正義感ともつかない感情を

滲ませる発言を繰り返していると「認知的不協和で怪文書を綴っているのは自分だろ」と言われかねない

ので程々にしておいた方が良さそうです*1

 

 

*1:でもまあ、偶にいますよね、こういう母乳の代わりにバートン・マルキールの爪の垢を煎じて飲まされて育ったような原理主義インデックス投資信奉者が

所見ややあり

 

またもや問題児オラクルが足を引っ張る。

 

オラクルのデータセンター出資からブルー・アウルが撤退

オラクルの38兆円リース契約、次のAI「爆弾」

 

アマゾンはAIデータセンター建設資金提供から手を引くそうだ。

 

コンシューマ事業から撤退したMicronの好調な決算や日銀のタコ派の利上げのお陰で株価は持ち直す。

 

予想外に鈍化したCPIは穴だらけで信頼性に欠ける 

10月はデータ欠損でCPI報告書のページに空欄が生じる事態となった。

エコノミストらは、このデータ欠落が実質的に同月の物価上昇をゼロと仮定したのと同じ効果をもたらしたと指摘。

それにより11月のCPIには相当な下押し圧力がかかったとみている。

また、調査期間が短縮されたこともデータをゆがめた可能性があると指摘する声もあった。

 

まあ、来月初旬の雇用統計やらCPI発表までは、取り敢えず懸念は脇に置いてジリ高は望めそうか。

オラクル辺りから変なニュースが出ない限りは。

 

Nasdaq100は、ダウントレンドをブレイク出来るかが鍵。

https://invst.ly/1e1het

 

N225も似たようなもん

https://invst.ly/1e1heh

 

ただ、SOXは25MA ⇒ 50MAのデッドクロスが完成しかけてる。

https://invst.ly/1e1hf4

 

それとBitcoinは、週足で15MA ⇒ 50MAでデッドクロス目前。

前回クロスしたのは2022年1月。

その後の展開は見ての通り。

https://invst.ly/1e1hf9

 

Bitcoinが、現在下支えになっている週足100MAを下抜けたのは2022年5月。

同じタイミングでS&P500も週足100MAを下抜けた。

 

https://invst.ly/1e1hfx

 

今回はどうかな。

 

所見あんまりなし

 

FOMCは0.25利下げ、財務省証券(Tビル)を月400億ドル相当のペースで購入

市場はポジティブに反応。

Dow、Russell2000を中心に反発し高値更新。

ハイテク株はやや奮わず。

 

 

しかしその後オラクルに続き、ブロードコムの決算も期待に届かず、データセンター計画延期も相俟って

上昇に水を差す。

 

 

S&P500も、終値で最高値は更新したがチャート的にはダブルトップ

前回のトレンドラインを維持出来るか。

 

https://invst.ly/1dvmmv

 

Bitcoinは、中期トレンドラインである日足350MAを割った後グズグズしている。

50MAは既にデッドクロス、100MAもデッドクロス間近で、50MAに上値抑えられて反落しそう。

そうなってしまうと、リスク資産全般も下目線に。

 

https://invst.ly/1dvnkr

 

 

次は日銀決定会合。

 

植田和男総裁は今月1日の名古屋市での記者会見で次回の利上げに際し、「(中立金利まで)どれくらい距離が

あるのか、考えをもう少しはっきりと明示したい」と述べていた。

 

 

 

この動画では、市場が急落した背景にある「3つの重大要因」を解説し、特にプライベートクレジット(民間信用)市場で起きた

ブラックスワン的事象が、AIバブルと金融市場全体を揺るがしていると警告している。


① プライベートクレジットで起きた「異常事態(ブラックスワン)」

  • 破綻企業向けの DIPローン(Debtor-in-Possession Loan) は、

    • 通常は最優先弁済され、歴史的にほぼ100%返済されてきた「極めて安全な債権」

  • しかし First Brands という企業のDIPローンが、額面から60%も暴落(約100億ドルの負債)

  • これは極めて異例で、

    • 「プライベートクレジット全体への信認崩壊」

    • もしくは「内部関係者による裏切り」を示唆

  • 実際、First Brandsを「健全」と推奨していた運用会社が、暴落直前に自分たちの持ち分を高値で売り抜けていた

② AI・データセンター投資は「民間債務」に依存しすぎている

  • モルガン・スタンレーの推計:
  • 今後のデータセンター投資 約2.9兆ドルのうち、約8,000億ドル(約27%)がプライベートクレジット依存
  • プライベートクレジットが崩れる
    → データセンター建設が止まる
    → AI投資が止まる
    半導体・ハードウェア株が崩れる という連鎖構造

市場がNVIDIAAMDBroadcomOracleなどのAIハードウェア株から資金を引き揚げている理由はここにある

 

Oracleの「データセンター延期」報道と市場不安

  • Oracleが「OpenAI向けデータセンターを2027→2028年に延期」との報道
  • Oracleは「フェイクニュース」と否定したが、本当の理由は
    • OpenAIの成長鈍化

    • AI需要の過大評価
      の可能性もあると指摘

OracleCDS(信用デフォルトスワップ)は2008年以来の高水準 → 市場はOracleの信用リスクを本気で警戒している

FRB(米連邦準備制度)が「再びマネープリンターを回している」

  • FRBは現在、月600億ドル規模の資金供給を再開

    • プライベートクレジット市場の崩壊を防ぐため

    • AIバブルが今の経済を支えているため

  • その結果:

    インフレ懸念再燃

    長期金利(10年債)上昇

    イールドカーブ(10年−2年)が急速にスティープ化

歴史的に、10年−2年金利差が反転 → 正常化すると、必ずリセッションが来ている

⑤ 問題の本質は「AIそのもの」ではなく「債務」

  • AIは実用的な生産性向上には役立つ、しかし・・・

    • AGI(汎用人工知能)前提での過剰投資

    • それを支えるのが借金(民間信用)
      という構造が危険

ドイツ銀行・ゴールドマン・JPモルガンも共通して警告:「AIバブルの核心リスクは“債務”」

 

 

「S&P500信奉」は、神話というより寓話

 

先日投稿された片山氏の記事について。

 

 

個人的には(と言うか本人も文中で「これまでに書いてきたことは概ね誰もが知っている話で、過去幾度となく

同じ切り口で市場に警鐘を鳴らす材料にされてきた」と断りを入れている)特に目新しくもないことを仰々しく

綴っているなあぐらいの印象しかないんですけど、最後の

もし歴史の転換点を捉えることができたのなら、そこには単なる金儲け以上の価値がある。

金儲けはもちろんしたいが、金儲けだけでは生きられない。

そんな私にとって、これから最高にエキサイティングな相場が待ち受けていることだけは確かだ。

 

という部分には大いに共感しました*1

 

私も過去に「S&P500は成長していない?」なんて挑発的な記事を投稿したような人間ですし

そこで述べた長期投資への懸念についても未だ変わりありません*2

 

米国株がそろそろ本格的にヤバそうな証左だってちょっと探せばゴロゴロ出てきます。

 

 

 

* 市場の集中度

 

 

* 対 通貨流通量

* 株式を購入する際の借入金

 

そんな私でも、「S&P500神話の終わり」みたいなのは「釣りタイトル」と言いたくなるし

米国株がここまで買われた理由も、紐解けば色々挙げられると思いますが*3まあ、そういう時期なんでしょ

 

上に挙げた図を見ても、何十年か置きに変動レンジの上限まで達している時期があります。

ITバブルにせよ、Nifty Fiftyにせよ、世界恐慌前夜の狂騒の20年代にせよ、背景は区々でしょうが

なんとなく共通性は見出せますし、「またやってんなあ」ぐらいで往なすのが精神衛生的にも良いでしょう。

なんにせよ、投資家としては起こってしまったことより、今後起こるであろうことにフォーカスする方が圧倒的に有用でしょう。

 

しかし、片山氏は日本株、それも個別株の人というイメージだったのでこういう記事を書くのは意外でしたが

それぐらいの事象が起きているという、何かしらの予兆かもしれません。

 

 

ブコメでは、案の定「どうでもいい」という反応が多いですが、嫌味な言い方をすれば、そういう個人の信念や

一身上の都合こそ世界から見たら「どうでもいい」ことだし、「資本主義が終わる」だの「ヒャッハーな世の中になる」

という見通しも雑過ぎて茶化しの域を出ません。

 

そうなった場合についても、「買うべきは金融商品ではなく井戸と畑でしたね」なんて他人事ではなく

”本気で投資を考えているなら” 株以外のアセットも候補に入れるべきでしょう。

こういう人は恐らく、投資についても資産防衛についても大して深く考えていなくて、手近なアイデア

便乗してみたという程度のモチベーションなのでしょう。

 

奏功するかは兎も角、Goldを始めとしたコモディティや、オルカン内の保有比率に丸投げせず

自ら新興国や先進国のファンドなどを買っている人の方が投資家らしいと言えます。

そういう機転が利かない、或いは気持ちが揺らいでしまうのは投資家としてのリテラシーやマインドが

身に付いていない証左でしょうし、矢鱈と馬耳東風的に遣り過ごしている人も、それはそれで

どこまで理解しているのか怪しいものです。

 

派生記事のブコメにも、そういう感じの人がいますが、その「中身が変わる」過程で何が起こるのか

どれほど理解している*4のでしょうか。

 

(「何が起こるか」については、下掲の記事中にヒントがあるかも)

これで分かんなかったらChatGPTにでも訊いてね。

 

Xで噛みついている人にしても、同程度のことしか言えていないのに矢鱈と居丈高だし

「誰も君ではなく投資信託にしか目がいってないけどね」というのは、「私たちは自分が投資している対象に

ついての考察は二の次でブランド(或いはリターン)しか追っていません」という自虐なのか蒙昧の自白なのか

「中身なさすぎ」がブーメランになってしまっていませんかね。

はっきりと「S&P500が半値になろうが20年低迷しようが俺は気にしねえぜ!」と言っているのなら

「お好きにどうぞ」で済む話なのですが。

 

みんな大好き山崎元氏もS&P500全振りは推奨していませんし、「インデックスの利用は方便」と割り切っています。

(あんだけ他人には「オルカン一択」言ってて自分では選ばないって言うし)

 

 

 

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尚、言うまでもないことだが、目的は「平均投資」を実行することにあるので、何らかの商業的なインデックスが

必要な訳でもないし、インデックス化されていることにありがたみがある訳でもない。

むしろ、インデックスの歪みや、銘柄・ウェイト調整による「平均投資」からの乖離、そしてインデックスの

使用料などに注意し、解決すべき問題があることを投資家は知っておくべきだ。

 

あと、片山氏の記事に対して「ポジショントークだ」みたいなことを言う人が必ずと言って良いほどいますが

別に片山氏はインデックス投資を否定も軽視もしていないですし、山崎氏の記事内にあるように

インデックス運用や「平均投資」に対しては、株式市場の価格発見機能が衰えるとの批判もある。

しかし、これはインデックス運用の普及を妨害する意図で流布する意味のない議論にすぎない。

実際には、アクティブ投資家も、チャンスを発見した(と思った)インデックス投資家も、結果の成否はともあれ

アクティブな運用判断と行動を行う余地が常にあるので、インデックス運用の普及を憂う必要は全くない。

 

これから訪れるであろうアクティブ運用の余地への期待が片山氏の本懐でしょう。

S&P500が上がろうが下がろうが、インデックス投資人口が増えようが減ろうが、片山氏自身は然して興味も

ないだろうし(機関投資家や海外勢が日本株から遠ざかる方が余程厭だろう)やろうと思えばS&P500を

称揚することで得するポジションを取ることだって可能なわけですし。

 

近年の片山氏のパフォーマンスを知らない人からも「負け惜しみ」だの「恨み節」などと言われていますが

短期の獲得リターンや銘柄当て自慢している人間に対してならまだしも、こうして市場の変容について

考察しているところへ、市場平均との優劣での揶揄しか投げつけられない価値観と見識の貧しさ*5も、なかなか

情けないものがあります。

 

パッシブ投資から逸脱した手法を取ると、すぐ鬼の首取ったかのように「猿のダーツ投げ」みたいな揶揄を

飛ばしてくる人もいますが、そういう人達にしても効率厨的な頭の使い方をしているだけで、本人が思って

いるほど知的ではないんですよね。

色々な攻略法を模索してディープにゲームを堪能しようとしている人を、攻略本に載っているプレイしか

しない人間が嘲笑するのは、さもしくはないですか。

 

― 後段削除、別記事にて再編 ―

*1:と言うか本当に言いたいのはこの部分だと思う

*2:というより当時より強く懸念を深めている

*3:そんなものはChatGPTにでも訊けばいい

*4:オルカンはリバランスしてくれるから」とか言ってる人も同類

*5:インデックスファンドの成績にしたって自分の功績でもないのにまあ、偉そうに

所見なし

 

植田っちの地均し発言で始まり、リスク資産の雄であるBitcoin、日経ジェンガは急落。

国債利回りも大きく動く。

 

 

その後Bitcoinは大きく反発するも、今はまた週足5MAの下に。

指数は利下げを織り込み勇み足気味にを攻めるが、中銀Week前だし上値は限定的。

FOMC前に保険でVIX先物を買っておくか、もう少し下がるまで待つか。

本番は再来週という感じもするが、どうなるか。

 

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