2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ゾーン1でも練習効果はあるのか? – LSDをどう捉えるべきか

マラソン練習といえば「速く走るためには速く走れ」という考え方が根強くあります。特に最近では、LSD(Long Slow Distance=長くゆっくり走るトレーニング)を「意味がない」と切り捨てる声も聞こえます。では、本当にゾーン1レベルの低強度ランニングには…

ゆっくり走ることの本当の価値 – 疲労回復能力を鍛えるマラソントレーニング

マラソンの練習というと、多くのランナーが「いかに速く走るか」に意識を向けがちです。しかし、実際の練習では、驚くほどゆっくりとしたペース、さらには心拍数がゾーン2にすら届かないような低強度で走ることが、非常に大きな意味を持ちます。 --- 低強度…

「ゆっくり走れば速くなる」は本当か?──マラソン練習の本質に立ち返る

マラソン練習には様々な理論があります。 代表的なものとしては、バフェットン理論に代表される「低心拍トレーニング」、ゾーン2トレーニングと呼ばれる持久力ベース構築法、そして巷でよく語られる「ゆっくり走れば速くなる」というフレーズ。いずれも、“無…

「体幹が抜け落ちた日」──富士登山競走で気づいた、軸の大事さ

富士登山競走──標高差約3,000mを駆け上がる、日本屈指のヒルクライムレース。今年、私はこの過酷なレースの中で、自分の“体幹”がどれほど脆弱かを痛感する1日を経験しました。 スタート直後は順調でした。脚も心肺もまだ余裕がある。ところが、五合目を超え…

「10回3セット」が腑に落ちないあなたへ──持久系アスリートに効く筋トレ法とは?

マラソンやトライアスロンをやっていると、周囲から「筋トレも大事だよ」とよく言われます。 確かに大事なのはわかる。ケガ予防にもパフォーマンス向上にも効果的。でもいざ始めようとすると、「10回3セット」「ベンチプレス◯kg」──正直、ピンとこないという…

【夏のランニング対策】水では足りない!回復力を左右する「経口補水液」の実力

真夏のロングラン。走り終わった後、いくら水を飲んでも体が元に戻らない——そんな経験、ありませんか? 私は本日、3時間半以上のランニングを行いました。気温は30度近く、湿度も高め。しっかり水分を摂っていたはずなのに、練習後、体はだるく、汗は止まら…

【夏の練習後、“胃の声”を聞いているか?】 〜水分補給だけじゃ足りない。内臓の回復が次の練習を決める〜

夏の暑さの中でのロング走や高強度練習。大量の汗をかいたあとは、 「よし、水分をしっかり摂ろう」 という意識が定着してきた人も多いでしょう。これは非常に良い傾向です。 ただ、もう一歩先に進むなら―― 「その水分を受け止める胃がどうなっているか」を…

【夏の長時間練習後に“勝敗を分ける”のはリカバリーだ】 〜OS-1を1L飲め、トイレの色で判断せよ〜

夏のロング走。気温30℃を超える炎天下での90分、120分走は、それだけで「本番以上の負荷」と言っても過言ではありません。 練習中はなんとかなる。むしろ終わった直後は、爽快感すらある。 しかし、本当の勝負はその後に始まります。 ■ 見落とされがちな「リ…

【持久系アスリートにこそ筋トレが必要な理由】

~パフォーマンスを支えるのは筋肉ではなく、ホルモンバランスだった~ マラソン、トライアスロン、ブルベ──こうした持久系スポーツの本質は「耐える力」にある。 だからこそ、多くのランナーは「有酸素運動こそ正義」と信じ、ゆっくり長く走ることを中心に…

【マラソン練習後にエナジードリンクを飲む理由】〜カフェインだけじゃない、回復を支える成分の力〜

多くのランナーにとって、エナジードリンクといえば「練習前」や「レース直前」に飲んでパフォーマンスを高めるためのもの、というイメージが強いかもしれません。確かに、カフェインによる覚醒作用や集中力の向上は、タイムを追求するランナーには大きな武…

【キロ8分でも意味がある?】サブ3.5ランナーがゾーン2心拍で走るジョグの効用とは

こんにちは。フルマラソンのベストタイムは3時間20分。 いわゆる「サブ3.5」レベルのランナーとして、月間200km前後をコツコツ積み上げています。 最近、自分の練習でちょっと気になることがありました。それが、 > 「キロ8分で走っても、心拍数がゾーン2に…

骨盤後傾の自分は水泳に向いている?

泳ぎの姿勢と骨盤の関係を考えてみた こんにちは。今回は、少しマニアックだけれど気になっていた「骨盤の角度と水泳の相性」について、自分の身体的な特徴と照らし合わせながら考察してみたいと思います。 --- ■ 骨盤後傾とは? まず簡単に整理しておきます…

骨盤後傾が向くスポーツ

骨盤後傾(posterior pelvic tilt)が相対的に有利に働きやすいスポーツはいくつかありますが、前提として「骨盤後傾=絶対的なメリット」ではなく、その姿勢や動きが求められる局面で有利になりやすいという理解が重要です。以下に代表的な例を挙げます。 -…