えいざつき ~元映画ブログだったポエマーの戯言~

批評というよりも、それで思い出した事を書きます。そして妄想が暴走してポエムになります。

ダーティハリー4作品一気REVIEW

ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

 

 

前回、第一作『ダーティハリー』について語ったから、ついでに全シリーズの簡単な感想を書くぞ。

 

やはり大ヒット作なので、当然の如く続編が制作されて、そして作品ごとに時節のネタ散りばめなからソノ作品内で完結はしつつ、でも「アメリカ大衆食堂のダイナーでのアクション」、「ハリーと組む相棒」、「悪党を殺る武器」などのネタ、いわゆるシリーズ特有のお約束がある。

 

今回はダイナー以外のお約束に触れてみるのでガッツリとネタバレトーク

 

ブログ内の作品表記は単純に番号で割り当てる。

 

それじゃ……

 

ダーティハリー2(1973)

 

監督はシーゲルではなく、『奴らを高く吊るせ!』(1968)でもイーストウッドと組んだテッド・ポスト

内容は、もう誰もが途中で分かるが、『1』のアンサーであり、そこで批判された法の管理から外れた自警団に対する立場を、おそらくイーストウッドの主張を描いている。

だから物語とドラマは『1』より分かりやすくアクションも派手だが、映画としての魅力は前作よりも弱い。コノ作品に出演した俳優ハル・ホルブルックはココで演じた役が受けて『カプリコン・1』(1977)『密殺集団』(1983)で似たような役どころをすることになる

相棒は黒人で、爆発で死にます。

悪党を殺る武器は無し、あえて言えばオートバイ。

 

ダーティハリー3(1976)

 

監督はイーストウッドの元で助監督を努めていたジェームズ・ファーゴ

内容は、テロ組織に相棒を殺されたハリーが奴らを潰そうと暗躍中の計画を探ろうとするが、新たに充てられた相棒が優秀だが新人女性刑事でドウナル?な流れだ。コノ作品はシリーズ中コメディ色が強く見せ場も派手目になっている。

新人女性刑事を演じたのが、テレビドラマ『女刑事ギャグニー&レイシー』レイシーを演じたタイン・ベイリーなので、女刑事はココからなんだろう……多分。

その女刑事は撃たれて死にます。

悪党を殺る武器はバズーカ。

 

◯ダーティーハリー4(1983)

 

監督はイーストウッド、意外にもこのシリーズを撮ったのはコレだけ。そして撮影監督に『1』もやったブルース・サーティースが入っている。

内容は、股間を撃ち抜かれた男の死体が見つかる中、悪党どもに命を狙われるハリーに手を焼いた上司が無理矢理に田舎町へと出向させるが、そこでも同じ手口の殺人事件があっての流れ。

シリーズ中最も暗いが、監督はシーゲル師と仰ぐイーストウッドで撮影監督がサーティースなので、「悪党絶対に殺す男」のキャラハンがソコにあって、クライマックスの遊園地の件は『1』のスタジアムの雰囲気が垣間見える。

相棒は無し、あえて言えばワンちゃんか。

殺す武器はオートマグ。

 

◯ダーティーハリー5(1988)

 

監督はイーストウッドのスタントもついていたアクション出身のバディ・ヴァン・ホーン

内容は、違法賭博のボスに命を狙われる中、映画撮影中で死んだロック歌手を捜査している間に浮かび上がる殺人リストの存在、そしてそこにハリーの名もあって……な流れ。

見所は随所にあって、まだ無名だったガンズ・アンド・ローゼズの『ウェルカム・トゥ・ジャングル』をはじめて使い後の作品に影響を与えていたり、これまた無名のリーアム・ニーソンジム・キャリーが出演していたりでニヤリとするし、そして工夫にとんだカーチェイスもあったりで楽しい。でも、この時代になると映画のバイオレンス描写は常態化しているので、70年代ヒーローの象徴だったハリーも時代の雰囲気にズレが生じているのも感じられるのもまた確か。こうしてハリー・キャラハンの物語はコノ作品で終了した。

相棒は中華系、そして死なない。

悪党を殺る武器は捕鯨砲。

 

さて、ここで独断で観る順番を決めるのなら、初心者向けなら5→3→2→1→4になる。バイオレンスを楽しみたいなら1→4→2→3→5。アクションなら2→3→5→1→4がベストかも。

 

今回はこれにて終了。

 

VODで鑑賞。

 

 

 

 

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