口臭バイブル/口臭に悩む方のための情報館

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口臭抑制グッズの正しい使い方 ――使い方を誤ると、かえって口臭が強くなることも

「マウスウォッシュ」「スプレー」「タブレット」など、いわゆるブレスケア口臭対策グッズは今や種類も豊富です。
上手に使えば、たしかに口臭の悩みを軽くしてくれる便利なアイテムです。

しかし、使い方を間違えると逆効果になることがあるのをご存じでしょうか。

■ 有効に働くタイプの人

口臭抑制グッズは、「一時的な生理的口臭」を感じたときに使うと効果を発揮します。
特に、使用することで安心感が得られ、気持ちが落ち着くタイプの方に向いています。

精神的な安定が得られると、副交感神経が優位になり、唾液分泌が自然に回復します。
その結果、口腔内の潤いが戻り、ニオイを感じなくなるという良い循環が生まれるのです。

■ 悪循環に陥るタイプの人

一方で、使用してもなお緊張が取れず、口の乾きが続く場合は注意が必要です。
唾液が戻らない状態で口臭抑制グッズを繰り返し使うと、
舌や粘膜が刺激を受けて熱を持ち、かえって口臭が強くなることがあります。

このようなケースでは、グッズを使うよりも水分を摂ることが重要です。
また、うがいもやりすぎると、わずかな唾液まで洗い流してしまい、さらに乾燥が進みます。

繰り返すうちに「グッズを使わないと不安」という依存状態に陥り、
粘膜が過敏になったり、味覚異常を起こす人もいます。
舌の表面が荒れて免疫力が落ち、舌苔(ぜったい)が慢性的にこびりつくこともあります。

■ アレルギー体質の方は特に注意

花粉症・鼻炎・アトピーなどのアレルギー体質がある人は、
グッズに含まれる香料や殺菌成分がアレルゲンとなり、
口腔粘膜が過敏に反応することがあります。

使う場合は、成分をよく確認し、違和感を感じたらすぐに使用を中止してください。

■ 根本解決にはならない

口臭抑制グッズは、あくまで一時的に助けてくれる補助的な道具です。
便利ではありますが、「頼るもの」ではなく、「自分の口を整えるための一手段」として考えることが大切です。

根本的に口臭を防ぐためには、

  • 唾液の分泌を促す生活習慣

  • 緊張時の呼吸法

  • 舌や口腔機能を常に動かす意識

といった生理的な機能の回復が不可欠です。

 

「口臭グッズは“敵”ではありません。ただし、“依存”してしまうと本来の機能が失われます。自分の口を自分で整える力を取り戻すことが、本当の口臭ケアです。」