どうしょうもない選択肢しかない時、大体そのどうしょうもない状況の前に原因がある
2014年06月30日 公開

小学校の時、大流行したファミコンゲーム、キャプテン翼をご存知だろうか。
大事なところでガッツが足りないために、必殺のシュートも打てなくなり、スライディングタックルもできなくなり、しまいにはパスもままならない状況になってしまうわけです。ドラクエで言うMPみたいなもんですが。
なのでガッツを温存しつつ、ゲームを攻略する感じ。
まさに私達の人生と一緒です。
ところが、このゲームはそんな甘いモノではありませんでした。
どうする?
問題のシーンはこちら。

当時のカセットゲームをファミコンにさし、初めての第一試合。
ディフェンスはざるAIなので、なんの仕事もせず、敵は中央からドリブルで堂々と突破して、ペナルティエリアの外からゆるやかにシュートしてくる。
さぁゴールキーパー森崎くんの出番だ!
選択肢は2つ。
- パンチング
- キャッチ
パンチング
守備率は高いが、必ずこぼれ球になりリスクが常につきまとう
キャッチ
守備率は低いが、キャッチすれば必ず味方ボールになる
さて、第一試合ならば当然キャッチから試すのが普通である。
なぜなら、この一発目にキャッチが出来なければ、この先森崎くんはパンチングしか選択肢が無く、ゲームとして成り立たないからです。

しかしこの選択肢は罠で・・・。

第一試合からキャッチできません。
つまりパンチングするしかありません。
こぼれ球になり、相手にボールがわたってしまったら確実に決められます。なんという理不尽さ。




どうするもこうするもありません。
当時大流行したキャプテン翼ですが、こうした理由から、森崎だけ人気がなかったというとてつもなく切ないキャラクターだったのです。
パンチングしても

とめられない

つまり、小学生ながらにしてこのゲームの攻略を握っているのは、そもそもシュートを撃たせてしまったイレブンの全責任か、もしくは、それ以上の点をとることが出来ないオフェンスが悪いのであって、森崎君はなにも悪くないという結論に達するのです。
これらを踏まえた上でキャプテン翼を別の角度から攻略した人
このゲームは負けると、一つ前の試合からやり直しとなり、さらに、レベルも少しだけ上がるという救済措置が施されています。その為、時間さえかければいつかはクリア出来るシロモノでもあるのです。
しかしながら、現実は以下の様な感じでした。
- 時間を書けてじっくり攻略
- 森崎君が入れられてしまう以上の点数をガンガンとって攻略
- カセットを売る
- カセットを捨てる
- カセットを他のゲームと貸し借りして別のものにする錬金術をつかう
この考え方というのは非常に理にかなっていまして、今でも状況によっては投げ出すという選択肢も残っているということです。
また、人生において、「どうする?」という選択に迫られることは多々あります。
しかし、この選択に迫られた時点ですでに負けが確定しているケースは非常に多く、そもそもその選択しか選べなくなってしまった状況を反省し、次回につなげていくことこそが、重要なチャンスを掴むきっかけになりやすいように思います。
きちんと日々のタスクと向き合い、最終的に酷い選択しか出来ない状況を潰していくことは、とても面倒なことでもありますが、そうではなく、最後にその状況になってしまったところから、盛り返すほうがもっとめんどくさい事になると思います。
皆さんもいまいちど考えてみて、このまま行くと、どうやら酷い選択肢しかなくなるんじゃないかと予想出来るなら、いまからでもちょっとずつ修正してみてはいかがでしょうか。




この絶望的な状況にならないために。
それでは、また。
あ、そうそう、2012年の記事ですが、ガッツが足りないサラリーマンキャプテン翼というお話も面白いので暇な時みてみるといいですよ。
