申し訳ないが、このブログの辞め時を日々考えている。極めて消極的だが最近良いことも無く、私は究極「しぼんでいる」。
アメリカ人のワイフ(女房は差別用語らしいので敢えて今後はワイフとさせて頂く)は気丈で私の何枚も上手で、感情的でもある。今はワイフも仕事を探しているので家計は「ぎゅーぎゅー」である。ぎゅーぎゅーのその上あたりかも知れない。
とにかく私は急に全ての古着に疲れ、新しいシャツと仕事用の黒いボトムジャージが欲しかった。アメリカにはユニクロの通販があるのでそれを利用して黒2枚、ナチュラル色1枚の長袖麻シャツとジャージを買った。ユニクロデンバー店は消滅したようだ。
ワイフは家に届いた袋から出ている商品に目を置き「一体何枚買ってるの?」と喚き、100ドル以上支払ったことを知るとロケットのように0.5秒で激高し、涙を流す。そういえばスペースX社の垂直ロケットは帰還できるように設計されて、もう既に数回成功しているらしいが、ワイフの場合はそのままどこかに飛んで行って、できればアンドロメダ星雲辺りまで行って欲しいものだ。
我々倹約夫婦は20ドル以上の買い物はお互いに申告することになっているのだが、ガン治療のホルモン作用もあり、毎日呆然とする中でそんなこと頭に無かったのだ。
読者の皆様には私がただここで愚痴をこぼしているかのように聞こえるかもしれない。もしそうであれば読者にも謝罪する。
私は前立腺ガン治療中の身体を押して、仕事に精を出している。私が行う一回の医療マッサージで60ドルである。二人来れば120ドルで今回のユニクロも払い済ませる。午前中のたった二人でだ。私はそんなことを考えながらオーダーしたのだが、ワイフは自分の買いたいものすら我慢している時なのでかなり腹が立ったのだろう。後で「言いすぎてごめん、値段とかで無くあたしに言ってくれなかったことが辛かったのよ」と謝るが、私は既に昔の彼女のことを頭の中で少しだけ考えていた。
こんな些細なことで子供のため離婚はしないでおきたいと思う、しかし将来は分からないが離婚したとしてもあの寒々しい福井の家で一人暮らしでろう。いや、黒猫でも飼うか。
こんなトラウマ的な通販商品は着ていても胸糞悪いので、残念だが7ドルの返品料と共に全品返品する次第だ。私はユニクロはもう購入しないかもしれない。