LED電球が1ドルのアメリカ

アメリカの良い点は少なからずある。それは例えば発明したものを早く商品化し、大量生産し大量に売るということである。これは、トーマスエジソンという発明家によって創られた会社、ジェネラルエレクトリックいわゆるGEのようなものにも当てはまるだろう。日本では未だにLED電球は高価で1000円はするだろうか。日本では新しく発明されたものはかなり高価に売られている。例えば最新の電気自動車もその一つに当てはまるだろう、それが良いものであるかそうでないかは別として。中国上海でさえ私が留学当時の2006年、多くのスクーターは電気だったのを覚えている。アメリカにもテスラなどという少し胡散臭い電気自動車メーカーがあるが、逆にこの会社が多くの既存の自動車メーカーにピリピリと良い刺激を与えていることは言うまでもない。

アメリカのいわゆる100円ショップ的な存在のDOLLER TREE。いわゆる1ドルショップは私のお気に入りの店だが、ここにはあふれんばかりのLED電球が高く積まれている。もちろん原産国は中国だ。ここでは中国とアメリカが仲良く大量の製品を売っている。一方のホームセンターで売られている高価なLED電球でさえ、時々故障し14ドル(1460円ほど)出して購入しても暗くなったり、暫く使って点滅しはじめたりと壊れる時は壊れる。要するにフィラメントが無いので半永久的に使えるという、当初のうたい文句は嘘なのである。じゃぁ1ドルで十分だろう。

ひとり肉

女房は時々子供を従弟たちと遊ばせるためにユタの実家に帰ることがある。今回は春休みという訳だ。私は自営の仕事もあるため一緒に行くことはないが、というよりも行く気さえしない。常に上から目線の義理の母に会うことは時として頭痛を伴う。悪い人間ではないがあの態度は元小学校の教師ということもあるだろう。それはいいとして、私自身一人になればまず思い浮かぶのが『さて、毎日外に食べに行こうか?』という気持ちだが、実際は一回でもレストランへ行けば、後は自分で作り少しづつ食べることが多い。外食はチップも伴い10ドル食べてもチップに2ドル支払い、二回で4ドル、三回行けば6ドルとそれだけでバーガーセットが食べられるのだ。

私はベジタリアンに軽蔑されるぐらい、肉が好きである。特に牛肉。アメリカのスーパーの精肉コーナーでは賞味期限の近い肉が大量に売っていて今回は牛のブロックを買った。それを一人で極大の包丁でスライスし焼いて食べるのだ。こんな些細なことが本当に幸せを感じるアメリカ暮らしの瞬間であり、それ以外の楽しみ何があるだろうかと、考えなければ浮かばないぐらいだ。女房がいない間はそんな暮らしを毎日送っているのが事実。ただそれだけ。今回はネットで調べた家庭で作れる日本の焼き肉のたれをあらかじめ作り、牛肉と玉ねぎを炒めて、たれでからめてご飯と共に頂いた。これで満足感をかなり得たつもりだ。こんな感じの暮らしで、こんな感じの最高点が付けられるような味わいのある牛肉を食らう暮らしができれば、私個人では十二分過ぎる贅沢である。

ハッキリと言うが、人間の楽しみの基本は『食べること』それ以下もそれ以上もない。

今回のこの牛肉は店長おすすめ品で11ドル、約1160円ぐらいだろうか。残念ながら包丁を入れる方向を間違い、筋のある硬い出来上がりになってしまった。スマホのカメラのせいで画像の色が悪く申し訳ない。。。