漢方による不妊治療(瘀血編)⊛

多くの不妊は原因がわかっているものにせよ、そうでないにせよ精神的な苦痛は計り知れない、どこの国でもなぜだか夫婦間に子供ができないことが分かるとまず女性が原因と考える風潮があり、いささか頭をかしげるものだ。しかし最近の食生活や仕事のストレスから男性の性機能障害も意外と多く、精子の少なさや精子があまり活発でない、或いはセックス時は分泌液だけを発射し実は精子は空っぽというケースも多い。
当然不妊相談に行くのであれば夫婦揃ってで行かなくてはならないだろう、これこそ『平等』ということである。
しかしながらもし女性側の原因であればそれはそれで治すしか道はないのであるが、筋腫や腫瘍など原因が分かっていればその治療法もある程度は確立されている、しかし原因が分からずただ子供ができにくい身体であると産科の医者から言われる場合も実際多いのであるが、そのような時は夫婦ともども心から困ってしまい社会的・精神的に多くの忍耐が試されるものだ。

中医学では原因が判っているものあるいはそうでないものにしてもとりあえず漢方薬で対処する。
前置きはさておき、中医学的に不妊と呼ぶべきものには何種類の証が存在するのであるが今回は血証(おけつ)という血液が原因の場合の対処する生薬と弁証論治を話したい。
血というのは要するに血液がサラサラではない状態のことを指すのだが、かといって極端にドロドロというわけでもなく身体に影響があるぐらいの流れの悪い状態(停滞ぎみ)である、ちなみに血(けつお)というのは血液の中に血の塊がある状態をいうがこれはまるでゼリー状になったような血が血管内で循環している状態であるこれは当然脳血栓などを引き起こす原因になる、停滞ぎみと言うのは要するに完全に停滞すれば人は死んでしまうだろうからあえてこう言うのである。

まずは血が原因である場合の身体上の見分け方であるが読者の皆様に極々簡単に話したい、まず舌がやや紫色か紫色または舌に紫の斑文様がある、舌のコケは薄く白い、生理の期間が長引いたり普通であったり、生理がくるたびに腹痛があり時にものすごく絞められるような痛みもある、生理の量は多かったり少なかったりとあまり一定ではない、血の色は暗い紫色のようでゼリーのような塊が見られるがそれらが現れると自然と腹痛は自然と消える、生理が来るのが嫌でまた陰部を洗うのが困難である、肛門がまるで脱肛のようなあるいは張ったような感じもあり、普段の性交の際は陰部に痛みがある、最後に肝心な脈のかたちは、弦あるいは弦で細。
これらの証は身体を外から見ただけでは判らず今の状態を聞きだし舌を観察し脈を触り読まなければ決してわからない、その辺が中医学の醍醐味である。
原因は血の流れであるがそれが子宮に留まったり体の中に留まったり、または経絡(ツボの道筋)に血が留まったりする、お腹に痛みがあるのは血がうまく流れないからで中医学的には『不通則痛』通じなければこれ痛みあり、という感じだろうか。
証の名前は『瘀滞胞宮証』というが日本人なら漢字でなんとなくニュアンスが伝わるであろう。

では漢方での治し方は当然『逐瘀』ということになる、
下腹部の血にはやはり少腹逐瘀湯という方剤であるが、この方剤にはムササビの乾燥した糞が含まれているが臭いはやや動物園の檻の前といった感じだろうか。
血証には5種類の漢方方剤があり頭部に対する通窮活血湯、胸・肋に効果のある血府逐瘀湯、みぞおちから臍までの隔下逐瘀湯、そして下腹部への少腹逐瘀湯、最後に下肢に効果のある身痛逐瘀湯である。基本ベースの方剤は証から判断しその後は、各々の患者にあわせ分量を多少変えたり君・巨など強さののバランスを考えながら他の生薬を配合したりしオリジナル漢方薬を作ってあげるのだ。
原因は、と言えばそれは体の中の寒・熱などの温度や虚・実などバランス変化、また外傷による経絡の損傷が子宮やその周りの経絡まで傷める(理解が難しいが)、月経時や産後に体内に血が残り浄化されていない、或いはセックス過多により血液の流れが悪くなり血が発生するなどである。また現代中医学の研究では月経時や子宮内膜症があるときの性交時に女性の体内で抗精子抗体?が作り出される可能性がありまた同時にその時の性交が子宮内膜異症などにもつながり不妊につなるということである。 これらは私自身今後研究する次第である。



それでは写真を見て頂きこの話は終わりとしたい。

まずはウイキョウ(香辛料)と黒く見える五霊脂(ムササビ糞)干姜(しょうが)を炒める、
この簡単な作業が実は生薬に化学変化を与える大切な技である。

 

そして、他の生薬である当帰や赤芍など数種類と一緒に煮る、
黄色いのは蒲黄と言うがガマという沼に生える見慣れた植物の花粉である。

 


これらを土瓶に入れ武火(強火)で20分煮その後グツグツしばらくまた煮て、煮汁が減ればその度注ぎ足して完成である。
この漢方煎じ薬をお酢などガラスのビンに入れて冷蔵庫で保管しながら毎朝と午後の空腹時2回約おちょこ一杯を飲み、その後体が改善しているかどうかを見るには舌と脈の状態それから毎月の生理の状態で確認する。

漢方治療は気長に根気が要る、ご興味のある方詳細はこちらから。 著者
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海の無いコロラド、ならばスーパーの鮮魚売り場は?⊛

鮮魚コーナーというのは元々は新鮮な魚という意味だろうから、海の無いコロラドであればあえてお魚売り場と言うようにするべきだろう。とにかくここデンバー市内のスーパーにある魚売り場は中西部で暮らせば納得の低品揃えである。
西海岸からトラックで一日かけても来ることは出来ず鮮魚と言うならば当然空輸しかないのだが市内のこのスーパー系列には当然冷凍モノが多く新鮮なものも一度解凍したものである。
それではまず写真を見ながら話を進めたい。

まずこれが自宅近くのデンバー市内のスーパーの魚コーナーである。
一見すると、なんだ色々あるじゃないかとお思いの方もいるだろうが現実は甘くはない。

それではまず左端から見て頂きたいのだが、左端はフィッシュケーキといわれる魚のすり身を加工して平たく丸くしたものである、見た感じは天ぷらの様である。
その一番下は殻付き海老である、その右は蟹の足であるがこれらはアラスカの冷凍モノで味は全く信じられないスカスカの身である、その隣は大量の茹で済み海老だ、エビ、エビ、エビ、エビ、これでもかと思うくらいのエビをチリソースにつけて(ディップ)して食うのである。

さて左上から鮭の味付けフライ用、その下は何だかわからない意味不明のものである(失礼)、その下はタラを加工したこれもフライ用の惣菜か。
その右は説明も要らないだろうがアラスカ産の鮭、そしてアラスカ産のタラ、ワイルドコットとは天然モノという意味で良いだろう、その右は魚を焼いたりするときに使うハーブであるがタイムやオレガノなどだろうか、そしてバターとレモンこれらはサービスされる(無料)。

そしてまた鮭であるがこれらはファームレイズド要するに養殖である、その右はティラピアという魚(スズキ目カワスズメ科原種は中近東・アフリカ)を養殖して売っているのだがその味は淡白である、この魚は雑食性で生き物なら生死構わずなんでも食べるらしい、そしてその隣はまた鮭であるがこれはスコットランド産で少し値段も高い、そしてその隣は皆さんお待ちかねの『ナマズ』である、列記とした養殖ナマズなのだ、だれがナマズなんて食うのか?いや実は美味いらしい、そういえば日本でも『うなぎ』の代わりにナマズを考えているらしいが、せめて違う名前を付けて頂きたいものである。
そしてその右もまた大量の養殖なまず(少し小振り)、そして大量の冷凍カチカチ養殖殻付きエビ。
最後は右上から天然ホタテ、天然大アサリ、そして最後はロブスターの尾っぽで締めくくりだ。
結局、天然か養殖モノの鮭、エビ、なまずそして少しティラピアなどで終わってしまったがこの魚売り場に来ても魚を買う気にはなれず大抵は素通りするのだが、毎回店員が何か欲しいか?と私にひつこく聞いてくるのだが、お前らアメリカ人どもは日本の魚の宝庫ともいわれる北陸は越前三国生まれの私を馬鹿にしているのか?
 
 
 
 

 

アメリカのおいしい『蜂蜜』⊛

蜂蜜のおかげで私の変な咳と痰の症状も消え去った、しかし女房は芝刈りの後でまたひどい咳に苦しめられていたがこれはおそらく植物性アレルギーだろう。
地元のアメリカ人から勧められたアレルギーに効くといわれる『ローカル蜂蜜セラピー』、蜂蜜は何種類か買って使ってきたのだが、なかなか食べる機会もなくいつも固まってしまっていたものだ、しかも安いものは味に旨みもないが、しょせん蜂蜜なんてこんなものだろうと考えていた。
しかし今回少し良い蜂蜜、とはいっても2割ほど高いものだが、このコロラドロングモント産の蜂蜜はかなり違っていた。

正直、これこそ蜂蜜であり他のものは一体何なんだろうかとさえ感じる、あの収斂味のようないわゆる『えぐ味」とでも言おうか、それだから蜂蜜といえどもただ甘く敬遠されるだけの代物であるが、この今回買ってみた蜂蜜は味がまろやかで実に香りが良いのである、他の蜂蜜との大きな違いは低速抽出と高温加工していない点のようだが、味を例えるなら桜の花の香りのようで味は当然桜餅のようであるが蜂蜜と桜餅という関係をあまり追求しないでほしい。
私なりに考えればこれを輸入し売り出せば日本で確実に売れるだろうということである。
しかし日本の花粉症は日本の蜂蜜が一番だろう。

たったわずかの蜂蜜でも本当に香る
私はイタリアのオルゾという麦芽飲料に入れて飲んでいる
アメリカであればアマゾンで簡単に手に入る。
Ambrosia Pure Honey by Ambrosia Honey Co., 
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