毒親育ちサポーターのたまこです。
2024年12月に、映画『どうすればよかったか?』を見てきました。
この映画は、家族間の問題を解決するためのドキュメンタリーだと思っていたのですが、実際は想像以上に重い内容でした。
この映画は、統合失調症の症状が現れた姉と、それを認めず精神科の受診から遠ざけた両親の姿を20年にわたって記録したものです。
映画監督は姉の弟で、家族の様子を撮影し続けたのです。
医者である両親のエゴが、娘を治すのではなく、治らない状態にさせてしまった。
私はそんな風に感じたのですが、では、「どうすればよかったか?」と自分に問うと、その答えがみつかりそうもないというモヤモヤ感が、心に重くのしかかりました。
統合失調症の姉の人生を思うと、早く治療するに越したことはないのです。
ですが、両親にとっては、良かれと思って、当時の彼らのベストの判断をしたのかもしれません。
そう思うと、なんともやるせない気持ちになり、何もできない自分の身体がよじれるような、ぬぐいようのない感覚に包まれます。
この映画は、家庭の中で「良かれと思ってやっていること」が、実はマイナスに働くことがあることを教えてくれます。
監督が20年以上撮影を続け、更にそれをドキュメンタリー映画として公開したことは、とてつもない勇気と努力を感じます。拍手を送ります。
映画の後は、夜道を一人で歩く気にはなれず、たった一駅、わざわざ電車に乗ることにしました。
車内の明るさと暖かさが、なんともありがたかったです。
ホラー映画ではないのに、なんだか怖くなってしまったのです。
心がずっしりと重く、モヤモヤが晴れないのですが、とても大切なことを教わった気がしていました。。
この映画は、家族の問題がどれほど深いものであるかを教えてくれます。
監督が伝えたかったことは、簡単に答えが出るものではないかもしれません。
ですが、身近に沢山ある問題を描いているとも感じました。
特に、私の「毒親問題」と通じるところがあり、辛かったのです。
この映画は、多くの賞を受賞しており、満席続きです。
皆さんがなぜこの映画に興味を持つのか不思議でしたが、それは受賞が多いからかもしれません。
ミニシアターのみでの公開でしたが、最近は大きな映画館でも上映されているようですし、ロングランになっています。
ぜひ見てほしいです。
みなさんの感じたことを聞かせてください。
それでは、また次回!
たまこでした。