Lambda 関数スナップショットの前後のコード実装
ランタイムフックを使用して、Lambda がスナップショットを作成する前、または Lambda がスナップショットから関数を再開した後でコードを実装できます。ランタイムフックは、以下のようにさまざまな目的に役立ちます。
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クリーンアップと初期化: スナップショットを作成する前に、ランタイムフックを使用してクリーンアップオペレーションまたはリソースリリースオペレーションを実行できます。スナップショットの復元後に、ランタイムフックを使用して、スナップショットにキャプチャされなかったリソースまたは状態を再初期化できます。
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動的設定: ランタイムフックを使用して、スナップショットの作成前または復元後に、設定やその他のメタデータを動的に更新できます。これは、関数がランタイム環境の変化に適応する必要がある場合に役立ちます。
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外部統合: ランタイムフックを使用して、チェックポイントの作成および復元プロセスの一環として、外部サービスやシステム (通知の送信や外部状態の更新など) と統合できます。
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パフォーマンスチューニング: ランタイムフックを使用して、依存関係を事前ロードするなど、関数の起動シーケンスを微調整できます。詳細については、「パフォーマンスチューニング」を参照してください。
以下のページでは、任意のランタイムにランタイムフックを実装する方法について説明します。