こんにちは! DITinoueです。
テスト関係で、少し間が空いてしまいました。
実は、この後もテストがあるので、また間が空いてしまうかもしれません。
さて、「地球の歴史、まるっと解読講座」、ついに中生代に突入か? と思わせてしまったあなたにはごめんなさい。
今日は、最新研究にまつわるニュースをお届けします。
それではどうぞ。
メガラプトル類ってどんな恐竜?
さて、今回の話題は、タイトルにもあるように、新種の肉食恐竜について。
その新種の肉食恐竜は、メガラプトル類というグループに属しています。

メガラプトル類に属するのは、グループ名にもなっているメガラプトルや、最近NHKの番組で主役になったりしていたマイプ、そして、日本から発見された初めての肉食恐竜であるフクイラプトルなどです。

さて、この仲間なのですが、実は分類がはっきりと分かっていないんです。
メガラプトル類、アロサウルスかティラノサウルスか論争
最初期の段階では、グループのうち、メガラプトルとフクイラプトルは、ドロマエオサウルス類だとされていました。
そう、あのベロキラプトルやデイノニクスと同じグループだとされていたんです。
しかし、それはかぎ爪だけが発見されていたためで、追加の標本が見つかると、それは修正され……たのですが、またまた、グループ内の恐竜が別々の分類にされたんですね。
アウストラロベナトルは、アロサウルス類の白亜紀の南米の巨大肉食恐竜、カルカロドントサウルスの近縁種とされ、アエロステオンはアロサウルス類、オルコラプトルは、小型の肉食恐竜のグループ、コンプソグナトゥス類とされました。
極め付きは、元ベロキラプトルのグループ代表、メガラプトルで、なんとスピノサウルスの仲間に分類されていたんです。
そうした中、研究が進んでいくにつれ、ついにメガラプトル類が置かれました。
この時点で、メガラプトル類は、先程登場したカルカロドントサウルスなどを含む白亜紀のアロサウルスの仲間、カルカロドントサウルス類の下位分類に置かれていました。
しかし、今度は別の説が登場します。
メガラプトル類は、ティラノサウルス類に含まれる。というものです。
ここで、メガラプトル類は、今度はティラノサウルス類の中でも、共通の祖先を持つ仲間から枝分かれしたグループとされました。
ちなみに、ティラノサウルス派の中でも、原始的なグループに含めるか、進化系のグループに含めるかという論争があります。
結局、今に至るまで分類ははっきりしていません。
新種・ホアキンラプトル
さて、話を戻しましょう。
今回発見された新種の恐竜は、「ホアキンラプトル」という名前です。
アルゼンチンから発見された大型の肉食恐竜で、北米ではティラノサウルスが猛威を振るっていたような時代に生きていました。
体調は7m以上、体重は1t超とされています。
部分的な化石(頭蓋骨、肋骨の一部、腕や脚の一部、脊椎など)しか発見されていませんが、それでも謎多きメガラプトル類の中ではトップクラスの完成度なんです。
この恐竜の何が面白いのかというと、その頭蓋骨の中に含まれていたものなんです。
それはなんと。
最後の晩餐はワニだった?
はい。
ワニ。
正確に言うと、ワニの腕の化石が、ホアキンラプトルの口の部分の中に残っていたんです。

研究者たちは、たまたまワニの死骸が流れ着いて、ホアキンラプトルの死体の口の中で化石化した、という可能性も検討しましたが、それならワニの他の部分がもっと見つかったり、恐竜の化石ももっとバラバラだったはず。
しかし、そのような形跡は見当たらないため、この個体が死んだ川は非常に緩やかな水流だったと考えられるのです。
ならば、やはりそのワニの腕は、ホアキンラプトルの「最後の晩餐」だった可能性が高い。
ここから、この恐竜たちの食性が分かってきます。
同じく獰猛な捕食者で、生態系のトップに位置するようなワニを、巨大な肉食恐竜たちは獲物にしていたのかもしれない……。
恐竜の強さを感じますね。
さいごに
というわけで今回は、口の中にワニを含んだ新種のメガラプトル類、ホアキンラプトルを紹介しました。
時々、こんな面白い出会いがあるのが古生物学の浪漫というやつ。
浪漫発掘誌に掲載するにふさわしい。
メガラプトル類の研究も、進展すればいいですね。
それでは今日はこの辺で! 次回もよろしくお願いします! 最後まで読んでくださりありがとうございました!
