
引用元:filmarks.com
1999年の韓国映画
意地悪な上司に困っている銀行員のイム・デホ(ソン・ガンホ)
行内で最も成績の悪く遅刻の常習犯の彼は、毎日のように上司からプロレス技を掛けられている
ヘッドロックされてもチカラのないイム・デホにはそれを外すこともできず周囲からは嘲笑され屈辱的な日々を過ごしていた
この状況を何とかしたいとレスリングジムを訪れたイム・デホは、ジムの壁にかつて大ファンだったウルトラ・タイガーマスクの写真が飾られているのを見つける
館長は入門希望の彼を拒絶するもプロモーターから反則レスラーを用意するよう頼まれ、イム・デホをその役目に仕立てようと入門を認める
イム・デホの役は実在したペク・ジョンホというレスラーをモデルにしたもの
銀行員だった彼はキム・イル(日本名:大木金太郎)に弟子入りし1973年にデビューする
銀行員としての仕事をつづけながら引退する2004年まで31年間プロレスラーとして活躍した
ジム館長の娘役で映画デビューしたチャン・ジニョンが印象的
先述の大木金太郎は、彼のキャリアも映画化して欲しいくらい波瀾万丈だった
同胞である力道山に憧れ、漁船で日本に密入国し逮捕されるも、力道山が身元引受人となり日本プロレスに入門
ジャイアント馬場、アントニオ猪木と若手三羽烏として活躍するも、力道山の死去により帰国
その後、アメリカでの活躍を経て、再び日本のリングで活躍するも徐々に冷遇され、一時は母国から日本へ海苔を輸出するビジネスに注力
そしてアントニオ猪木との対戦要求から新日本プロレスに復帰(猪木とのシングルマッチは、バックドロップで敗戦)等々、まさに時代を駆け抜けた激動の人生
ヘッドロックは派手な技の多いプロレスにおいて一際地味な基本技ながら、決まればそのまま相手を失神させることもできる危険な技でもある
上司に掛けられて困っている場合は、その場に倒れて起き上がらず、慌てさせるというのも手かもしれない
明日は、90年代に大ヒットしたあの作品をご紹介