
引用元:eiga.com
前回の「たかが世界の終わり」で、もう観たくないと思わせる程に辛辣な兄貴を演じたヴァンサン・カッセル
彼の出演作をもうひとつ、ということで本作をピックアップ
2004年のフランス映画
フランス国家のスパイとして活動しているジョルジュ(ヴァンサン・カッセル)とリザ(モニカ・ベルッチ)
武器の密輸船を爆破する任務を受けたふたりは、現場であるカサブランカに向かう
ところが現地に着いて早々、街中で「船を狙うのは止めるように」と、ある男から忠告を受けてしまう
すぐに本部に報告するふたりだったが、CIAからの忠告だとわかった上で本部は計画の継続を決める
予定通り爆破を成功させたふたりだったが、その帰りの空港でリザの荷物から麻薬が見つかる
フランスの核実験に反対するグリーンピースのクルーザー「虹の戦士(レインボー・ウォーリアー)号」が、フランスの情報機関DGSEのエージェントに沈められた1985年の「レインボー・ウォーリア号事件」を元に作られた作品
後半のカーチェイスなど見せ所も多い中、個人的にはスペインの最南端タリファに始まり、モロッコのカサブランカなど魅力的な街の映像も楽しめた
ストーリーは正直70点くらいでB級感漂うけれど、個人的にはスパイ映画は変に格調高いものよりも、本作くらいの「ツッコミどころ」のある割に「キャストもアクションもなかなか良かったよなあ」というのがベスト
さて2025年も今日でおしまい
大きな収穫は無かったけれど、映画を楽しみながら健康に過ごせた
みなさんもよいお年をお迎えください
明日は、モヤモヤしてしまう邦画をご紹介